センサーライトとしても使える屋外用防犯カメラ、Anker Eufy Solar Wall Light Cam S120 T81A0311。「画質がよい」と評判です。一方で、「感度がいまひとつ」「設置に壁に穴を開けなくてはならない」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の屋外用防犯カメラとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、屋外用防犯カメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Anker Eufy Solar Wall Light Cam S120は、配線を気にせずすっきり設置したい人におすすめです。電源はバッテリー式を採用。比較したなかには電源供給用・屋内のホームユニット用と2本のケーブルを繋ぐ商品もあったのに対し、配線が苦手な人でも簡単に設置できます。一体型のソーラーパネルから給電でき、設置後に充電の手間もかかりません。センサーライトつきで、明るく照らせるのも利点です。
広範囲を見渡せる画角の広さも特徴。実際に商品の水平画角を算出したところ、95度の範囲を撮影できました。比較したなかには70度を下回る商品もあったことをふまえると、気になる箇所の録画を漏らしにくいでしょう。昼夜問わず7m先の動作も検知し、録画を開始するため、お庭の防犯に使用したい人にも向いています。
撮影した映像は人物の顔がわかるほど高精度でした。昼間の映像ではナンバープレートの数字も読み取れます。夜間では視認性が落ち、数字や人相の確認ができなかったものの、自転車・歩行者ともに服装や性別は判断できました。「画質がよい」と評判だったとおり、不審な人物の記録としては十分な画質でしょう。
映像はリアルタイムでスマホから確認可能。不審な人物に向かって話しかけたり、警告音を発信できるところも便利です。しかし、「感度がいまひとつ」との口コミどおり動体検知の精度はあと一歩。比較したなかには細かな手の動きに反応するものもあったなか、本商品は人が横切らないと録画が開始されませんでした。「被写体のわずかな動きや表情まで見逃さない」という謳い文句には大きく頷けない結果です。
「設置に壁に穴を開けなくてはならない」と口コミで指摘されたとおり、本体の設置にビス留めが必要で賃貸への設置には不向き。動画を保存するためのクラウドサービスがなく、録画の保存は8GBの本体内蔵ストレージのみなのも気になりました。配線・充電不要なのは便利ですが、設置や長期間の動画保存には手間がかかるでしょう。使い勝手を重視するなら、ほかの商品も検討してください。
実際にAnker Eufy Solar Wall Light Cam S120と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイの屋外用防犯カメラと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Anker Eufy Solar Wall Light Cam S120のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
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動体検知直前から録画できる。バッテリー式で設置も簡単
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高画質で、動体検知から遡って記録できる。お手頃価格が魅力
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画質にこだわる人におすすめ。服の文字も識別できる
Anker Eufy Solar Wall Light Cam S120 T81A0311は、センサーライトを内蔵した屋外用防犯カメラです。動きを感知すると最大300ルーメンのライトが自動で点灯。玄関・庭・車庫の明かりとしてつかえるほか、人物が近づいてきたことがわかるため防犯としても役立ちます。
細部まで鮮明に映せるよう、2K(300万画素)の高画質カメラを採用。「被写体のわずかな動きや表情まで見逃さない」と謳っています。搭載するカラーナイトビジョン機能を使うと暗所でもカラー映像が撮影できるつくりもポイント。AI機能も備え、約8m先までの動きを検出する仕様です。検知の対象・エリアはスマホアプリから設定できます。
IP65の防水・防塵規格に対応しているため、悪天候時も使用可能です。商品の詳細は以下をご確認ください。
今回はAnker Eufy Solar Wall Light Cam S120を含む、人気の屋外用防犯カメラを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
屋外用防犯カメラ1台で、庭やガレージをしっかり見渡せると安心ですよね。そこで、カメラから90cmの位置の画角中央に目印を置き、目印から左右の画角の端までの長さを測定。数値を使って水平画角を算出し、実際にどのくらい撮影できるのかを確かめました。
算出した水平画角は95度と広く、広範囲に撮影できる基準の90度を上回りました。比較したところ、水平画角が狭い商品では70度を下回ることもあったなか、死角を作りにくいところがメリット。気になる箇所も漏らさず確認できるでしょう。
スマホを使った操作や、侵入者への威嚇ができるところもメリットです。ソフトウエアが搭載する機能を確認したところ、万が一のときに役立つ機能が充実していました。詳細は以下をご確認ください。
侵入者などの動体を検出すると、スマホに通知が届きます。不審な人物を確認した場合、スマホアプリの警告音ボタンを使って威嚇できるほか、内蔵するマイク・スピーカーを使って声かけもできました。Googleアシスタント・Amazon Alexaにも対応し、スマートホームに組み込めるところも魅力です。
一方で、比較したなかにはスマホを使って上下左右にカメラを動かせる商品もあったのに対し、本商品はスイングやズームができず、最初に設置した場所から見える範囲しか確認できません。気になる箇所が多い人は、2台を対角線上に設置すると死角を減らせるのでおすすめです。
センサーライトもついているので、カメラの前を人が通ったときもわかりやすいですよ。
バッテリー式を採用し、設置の際の配線の処理が不要なところも魅力です。比較したなかには電源供給用のケーブルを配線する必要がある商品もあったのに対し、すっきりと設置可能。Wi-Fiが使えて、有線LANを繋ぐ必要もないため、配線の扱いに慣れていない人でも設置しやすいでしょう。
バッテリーの充電が初回だけで済むところもポイントです。最初に充電したあとは、本体上部に設置されているソーラーパネルによる充電ができ、設置後に充電を気にしなくてよいところが魅力でした。比較したなかにはカメラとソーラーパネルが分離している商品もありましたが、設置作業が1回でよいところも利点です。
撮影した映像は、不審な人物の特徴を記録するのに十分な画質のよさでした。
なかでも、昼間の画質のよさが高く評価されています。明るい場所での映像を確認したところ、人物の人相・ナンバープレートの4桁がわかるほど精細な映像でした。比較したなかには自転車に乗る人の性別がわかる程度の画質だった商品もありましたが、視認性は良好です。「画質がよい」との評判にも納得の結果でした。
一方で、夜間を想定した暗い場所では、人相まではわかりませんでした。比較したなかではナンバープレートの数字を読み取れた商品はなく(※2024年9月時点)、ほかの商品も暗所での撮影は苦戦していました。とはいえ、歩行者・自転車の両方で性別や服装の判断はできたため、万が一のときの手がかりとしては十分役割を果たすでしょう。
「感度がいまひとつ」との口コミどおり、センサーの感度はよいとはいえませんでした。
実際に商品を設置したところ、カメラの前を横切らないと動体検知せず。比較したなかでは腰の位置で動く手にも反応し、PC操作をしているだけでも撮影が開始された商品もあったのに対し、大きな動きがないと反応しないところは気がかりです。録画が検知直後からはじまることもあり、「被写体のわずかな動きや表情まで見逃さない」との謳い文句に反して細かな動作は撮り逃すことがあるでしょう。
一方で、離れた場所の動きにも反応したところはメリットです。比較したなかには5mまで近づかないと反応しない商品もあったのに対し、昼夜問わず7mの距離でも録画を開始。屋外の侵入者を遠くから撮影できそうです。
設置できる環境が限られるところもデメリットに。設置方法を確認したところ、口コミで「設置に壁に穴を開けなくてはならない」と指摘されていたとおり、台座を壁に固定するためにビスを3個使う仕様でした。比較したなかには両面テープなどで金属の板を貼りつけてマグネットでつけるだけの商品もあったのに対し、壁に穴を開けられない賃貸には取りつけにくい点が気になります。
台座とカメラの固定にもビスを1つ使用。簡単には外れないため盗難のリスクは下がりますが、設置に手間がかかる点もネックになるでしょう。
撮影した動画は、スマホアプリで確認可能です。リアルタイムの映像を見れるほか、「イベント」ボタンを押せば、アクティビティごとの確認もできます。PCから動画を確認したい人は、映像をスマホにダウンロードして転送してくださいね。
しかし、クラウドサービスがなかったのはマイナスポイント。動画は本体に内蔵されている8GBのストレージに保存するつくりで、限られた時間しか記録を残せません。比較したなかにはクラウド内に30日分の映像を保存できるものもありましたが、こちらはスマホなどに映像をダウンロードしないとさかのぼって確認できなくなるため注意しましょう。
撮影範囲(水平) | 95度 |
---|---|
アプリ対応OS | iOS、Android |
カメラの遠隔操作可能 |
良い
気になる
本体幅 | 170mm |
---|---|
本体奥行 | 60mm |
本体高さ | 124mm |
録画保存方法 | 内蔵メモリー |
フレームレート | 15fps |
撮影範囲(対角画角) | 120度 |
最大動画保存期間(無料) | |
クラウド月額費用 | |
連携可能外部サービス | Google、Alexa |
電源 | ソーラー式、バッテリー充電式 |
解像度 | 1920×1080p(2K) |
同時管理可能台数 | 不明 |
防塵・防水 | IP65 |
威嚇機能 | |
特徴 | 目立ちにくい |
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Anker Eufy Solar Wall Light Cam S120は、設置にビス留めが必須なうえにクラウドサービスを行っていないところが気になりました。ここでは、設置が簡単で映像の管理もしやすい商品をご紹介します。
アトムテックの「ATOM Cam 2」は、予算を抑えながら高い防犯性能を求める人におすすめです。価格は3,980円(※2024年9月時点・公式サイト参照)とリーズナブル。撮影した画質の視認性はよく、昼間の映像では人物の顔やナンバープレートの数字が確認できました。夜間は解像度が落ちるものの、服装・性別がわかり特徴が捉えられた点が高く評価されています。
マグネット式を採用し、磁石を使って壁にくっつけるだけで設置できるところもポイント。給電用のUSBケーブルを繋ぐ必要がありますが、隙間や柱に沿わせやすいフラットな形状ですっきりとした配線が可能です。
手頃な価格ながら高画質と使いやすさを兼ね備えた、コスパに優れた一品。屋外に防犯カメラを設置するなら、ぜひ検討してください。
ベランダへの防犯カメラ設置を検討しているなら、Ankerの「Eufy Security Solo OutdoorCam C22」もおすすめです。マグネット式でビス留めがいらず、付属の金属プレートを両面テープで固定すれば、マグネットがつかない場所でも設置できます。
実際に撮影した昼間の映像は、人相や車のナンバープレートの4桁の番号まで確認できるほど高画質でした。夜間は数字までは読めませんでしたが、人物の服装や性別はわかるので、不審者が現れた際の手がかりになります。カメラのマイクとスピーカーを使えば、映像に映る人物への声かけも可能です。警告音ボタンを使って侵入者への威嚇もできます。
複数台の設置を考えている人にもおすすめ。アプリには何台でもカメラを登録できるので、ベランダ以外の場所にも設置して一括管理が可能。独自のクラウドサービスを使わずmicroSDカードへの保存のみなので、本体購入代以外の追加費用はかからない点もメリットといえます。
マグネット式は簡単に取り外せるため人の手の届きにくい場所に設置する必要がありますが、ベランダなどの高い場所への設置を考えているならおすすめです。設置が簡単な商品を探しているなら、候補に入れてくださいね。
Anker Eufy Solar Wall Light Cam S120は、Ankerの公式オンラインストアで販売中。公式ストアでの販売価格は14,990円(※2024年9月時点)で、送料は無料です。
そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでも購入可能。ショップによってはお安く購入できる場合もあるので、ぜひチェックしてくださいね。
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