COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602の口コミ・評判は？実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー！
ソーラーパネルが付属する屋外用防犯カメラ、COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602。「夜でもよく見える」と評判です。一方で、「画角が若干狭い」「録画が遅い」といった口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか？
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
- 画質のよさ（昼）
- 画質のよさ（夜）
- 設置のしやすさ
- 撮影範囲の広さ
- 動体検知の精度の高さ
- クラウドの使いやすさ
- ソフトウェアの使いやすさ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の屋外用防犯カメラとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、屋外用防犯カメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
- 【結論】ソーラーパネルから給電でき、威嚇機能も豊富。手間をかけずに防犯したい人にうってつけ
- COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602 のデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介
- COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602とは？
- 同メーカーの防犯カメラ、ZS-GQ1との違いは？
- 検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説！
- COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602のよい点は6つ！
- COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602の気になった点は1つ！
- COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602 の詳細情報
- 賃貸住まいの人はこちらをチェック！
- COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602はどこで売っている？
【結論】ソーラーパネルから給電でき、威嚇機能も豊富。手間をかけずに防犯したい人にうってつけ
良い
- ・夜間でもおおよその服装や性別は確認できるので、不審者の証拠を残すには役立てられる
- ・月額420円のクラウドサービスで、録画時間の制限なく30日間保存が可能
- ・カメラには首振り機能が搭載されており、水平方向は355度見渡せる
気になる
- 特になし
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602は、広範囲の防犯対策を行いたい人におすすめです。90cm離れた場所に目印を置いて左右の画角内の長さを計測。数値をもとに水平画角を算出したところ、90度と十分な広さがありました。比較したなかには水平画角が70度未満の商品もあったのに対し、広範囲を映せます。スマホでカメラの角度を水平方向へ355度動かせ、「画角が若干狭い」との口コミを覆しました。
昼間の映像は高画質で、不審者の人相・ナンバープレートがしっかり確認できます。夜間では人相・数字の読み取りが難しかったものの、比較したなかには暗所に人物がいることが確認できるだけの商品もあったのに対し、人物の性別・服装を判別できました。「夜でもよく見える」との口コミにも納得です。
センサーの精度も申し分なく、画角内で実際に手を振ると腰の位置での動きにも反応しました。比較したなかにはカメラの前を横切らないと動体検知しない商品もあったなか、PC作業をしているだけでも録画されます。「録画が遅い」と口コミで懸念されていましたが、比較したすべての商品が動体検知直後からの撮影だったため、特別遅いわけではありませんでした（※2024年8月時点）。
機能も充実していて、スマホアプリを使えば不審者へ警告音を発したり声かけをしたりといった威嚇もできます。クラウドサービスは月額420円と継続しやすい安さで、動画は30日間無制限で保存可能。アクティビティ単位でスマホから動画をチェックできるほかに、リアルタイム映像も確認できて便利でした。
電源はバッテリーのほかにソーラーパネルで給電可能。本体をビスで固定する必要があるので賃貸には不向きですが、1回取りつければ充電や角度調節などの手間がかからないところはメリットです。「死角なし」と謳うだけあってお庭の防犯にぴったりな本商品。ぜひこの機会にチェックしてみてください。
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602 のデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介
実際にCOOAU 電池式防犯カメラ AR-W602 と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602 よりも高い評価を獲得した商品も！ぜひこちらも検討してみてくださいね。
TP-Link
動体検知直前から録画できる。バッテリー式で設置も簡単
TP-Link
高画質で、動体検知から遡って記録できる。お手頃価格が魅力
TP-Link
画質にこだわる人におすすめ。服の文字も識別できる
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602とは？
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602は、画質にこだわって作られた防犯カメラです。昼夜を問わずカラー撮影ができる点が魅力。LEDセンサーライトと赤外線ライトを搭載し、照明がない場所でも鮮明な映像の撮影ができるつくりです。搭載するPIR熱感センサーが人体の動きを検出し、自動で録画を開始する仕様になっており、メーカーは「死角なし」とも謳っています。15,600mAhの大容量バッテリーを内蔵しているのもポイントです。
IP66の防水防塵性能をそなえていて、雪や雨といった天気の影響を受けやすい屋外でも使用できます。付属のスタンドは天井や壁に簡単に取りつけられ、空間を有効活用できるでしょう。録画した映像は複数のユーザーと共有できるため、離れた家族と一緒に見守れるところも便利。そのほかのスペックの詳細は以下をご確認ください。
- 価格｜税込15,990円（※2024年8月時点・公式ストア参照）
- 画素数｜3MP（2,304×1,296P）
- 撮影範囲（対角画角）｜130度
- 防水性能｜IP66
- 電源｜バッテリー充電式・ソーラー式
- カメラの遠隔操作｜〇
- アプリ対応OS｜iOS・Android
- サイズ｜幅160×奥行き150×高さ100mm
同メーカーの防犯カメラ、ZS-GQ1との違いは？
COOAUでは「AR-W602」を含めた2種類の電池式防犯カメラを販売しています。もう1つの機種である「ZS-GQ1」はスタンドを使って壁や天井に設置するほかに、棚などに置くだけでも使えて室内用を探している人にもおすすめです。
夜間カラー撮影・PIRセンサーによる人体検知・双方向通話などの機能は「AR-W602」と同じですが、「ZS-GQ1」では検知エリアの設定が可能。不要な検知を減らし、通知の頻度を調整できるところが便利です。
IP65の防水防塵性能を備えているため、雨の日も高温の日も天候に関係なく防犯対策ができます。バッテリーの容量は「AR-W602」より若干少なめの10,000mAh。1回の充電で駐車場なら3～4か月、玄関なら2～3か月使用できる容量です。「AR-W602」と同様にソーラーパネルとのセット販売もあるので、この機会にチェックしてくださいね。
＜ラインナップ＞
- 電池式防犯カメラ ZS-GQ1｜税込8,990円
- 電池式防犯カメラ ZS-GQ1（ソーラー）｜税込11,580円
価格は2024年8月時点・公式サイト参照
検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説！
今回はCOOAU 電池式防犯カメラ AR-W602を含む、人気の屋外用防犯カメラを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 画質のよさ（昼）
- 画質のよさ（夜）
- 設置のしやすさ
- 撮影範囲の広さ
- 動体検知の精度の高さ
- クラウドの使いやすさ
- ソフトウェアの使いやすさ
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602のよい点は6つ！
人気の屋外用防犯カメラを比較検証したところ、COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602には6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
首振り機能搭載で、広い範囲を撮影可能。大きな庭の防犯にもぴったり
「画角が若干狭い」と口コミで懸念されていましたが、実際に検証すると広い範囲を映せることがわかりました。
90cm離れた場所の画角中央に目印を置いて、目印から左右の画角内の長さを計測。計測した値をもとに水平画角を算出したところ、水平画角は90度と十分な広さがありました。比較したなかには70度未満の商品もあったなか、本商品なら広範囲をカバーできることがわかります。
そのうえ、スマホからカメラの監視角度を簡単に調整可能。水平方向へ355度動かせるため、庭の面積が広い家でも隅までチェックできるでしょう。「死角なし」と謳うのにも納得です。
スマホアプリで遠隔操作できる。異変を感じたらスマホに通知が届く
- アプリからカメラの遠隔操作が可能か｜〇（スイング操作可能・ズームはなし）
- アプリからカメラの警告音を出せるか｜〇（アプリ内にサイレンボタンあり）
- アプリからカメラの外に向かって通話や声かけができるか｜〇（カメラにマイクとスピーカーあり）
- カメラが動体検出をした際にスマホに通知が来るか｜〇
- スマートホームと連携できるか｜〇（Alexa対応）
侵入者などの動体検知をしたときにはスマホに通知がくる仕組み。比較したなかには警告音が出せない商品もありましたが、本商品はアプリのサイレンボタンから警告音で威嚇できます。
カメラにはマイク・スピーカーが内蔵されているため、アプリごしに直接話しかけることも可能。Alexa対応でスマートホームと連携して、音声操作ができるところも便利です。安全な場所から犯罪を防ぎやすい工夫が充実していました。
クラウドサービスは月額420円。30日間無制限で動画を保存できる
クラウドの機能も充実していて、使いたい機能の多くを低価格で利用できるところがメリットです。機能の詳細は以下をご確認ください。
- 動画の保存期間｜最大30日
- スマホで録画をチェックできるか｜〇（アプリ内で確認・スマホ内のフォルダにダウンロード）
- PCで録画をチェックできるか｜×
- アクティビティ単位の録画をチェックできるか｜〇（アプリ内の「録画データ」でアクティビティごとの録画を確認できる）
- リアルタイムの映像を確認できるか｜〇（メインの映像がリアルタイム映像）
撮影した動画は30日間保存可能。比較したなかには保存時間は3時間分と短い商品もあったのに対し、撮影時間の制限はありません。月額420円の利用料の安さも魅力。比較したところクラウドサービスのある商品のうち約半数が月額料金が500円を下回っていましたが、本商品も継続しやすいと感じました。
動画の確認はスマホアプリからが便利。録画をアクティビティごとに区切って確認でき、目的の場所を見つけやすいでしょう。PCで確認したい人は、SDカードを使うか動画を一度ダウンロードしてください。
アプリからはリアルタイムで映像を見られます。外出先からでも自宅の状況をサッと確認できるところは便利です。
電源は付属のソーラーパネルから供給可能。設置後は管理に手間がかからない
電源の供給方法は2通りから選べます。USB Type-Cによる充電のほかに、ソーラーパネルも利用可能。ソーラーパネルを一度設置すれば、使用開始後はバッテリーの充電を気にする必要がないところが魅力でした。
比較したなかにはコンセントから電源をとる商品もあったのに対し、Wi-Fi接続・充電式バッテリーで配線が不要のためすっきりと設置できます。ソーラーパネルとの接続もケーブル1本で済むので、配線を整える作業が苦手な人でも気軽に設置できますよ。
動体検知の精度はおおむね良好。小さな動きにも反応した
動体検知能力も良好です。動く人を検知した直後から録画を開始。「録画が遅い」と口コミでは懸念されていましたが、比較したところすべての商品が動体検知直後からの録画となっており（※2024年8月時点）、特別遅いわけではありませんでした。
実際に画角内で手を動かすと、腰の位置で手を振っただけで反応。比較したなかにはカメラの前を横切る大きな動きにしか反応しない商品もあったのに対し、PC作業をしているだけでも録画が開始される感度のよさで少しの動きも見逃さないでしょう。
暗い場所だと5m以上離れると感知しにくくなるものの、昼間は7m離れた場所でも反応します。反応する距離についても、おおむね満足できるレベルです。
昼・夜の映像の両方で人物の特徴を捉えられた。不審者の証拠を残すことには役立てられる
撮影した映像は不審者の特徴を確認するのに十分な解像度でした。昼間の画質を確認すると、歩行者・自転車の両方で人相がわかるほどの精細な映りに。Tシャツの模様まではわかりませんが、人物を特定する手がかりになるでしょう。昼間は車のナンバープレートもしっかり読み取れました。
一方で、夜間の解像度は少し落ちます。ナンバープレートの数字は読み取れず、歩行者・自転車ともに人相まではわかりませんでした。とはいえ、性別・服装などの情報は得られるため、人物像を把握するのに役立つでしょう。比較したなかには夜間に侵入者がいることがわかる程度の商品もありましたが、「夜でもよく見える」との評判どおり夜間も防犯カメラとして十分機能していました。
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602の気になった点は1つ！
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
設置にはビス留めが必要。賃貸での使用には不向き
設置に手間がかかる点はデメリットといえます。固定にはビスを3つ使用。比較したなかにはマグネットが内蔵されていて、くっつけるだけで設置が完了する商品もありましたが、本商品はしっかり固定する必要がありました。
ビスの固定は壁に穴を開けなくてはならず、賃貸に住んでいる人には不向き。使える人が限定されるでしょう。
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602 の詳細情報
COOAU電池式防犯カメラ ｜ AR-W602
| 撮影範囲（水平） | 355度 |
|---|---|
| アプリ対応OS | iOS、Android |
| カメラの遠隔操作可能 |
- 撮影範囲（垂直）
- 90度
- 最大動画保存期間（有料）
- 30日間
- 相互通話機能
- NAS対応
良い
- ・夜間でもおおよその服装や性別は確認できるので、不審者の証拠を残すには役立てられる
- ・月額420円のクラウドサービスで、録画時間の制限なく30日間保存が可能
- ・カメラには首振り機能が搭載されており、水平方向は355度見渡せる
気になる
- 特になし
| 本体幅 | 160mm |
|---|---|
| 本体奥行 | 150mm |
| 本体高さ | 100mm |
| 録画保存方法 | microSDカード、クラウド保存（課金あり） |
| フレームレート | 不明 |
| 撮影範囲（対角画角） | 130度 |
| 最大動画保存期間（無料） | 不明 |
| クラウド月額費用 | 420円 |
| 連携可能外部サービス | Alexa |
| 電源 | バッテリー充電式、ソーラー式 |
| 解像度 | 2304×1296p |
| 同時管理可能台数 | 不明 |
| 防塵・防水 | IP66 |
| 威嚇機能 | |
| 特徴 | 目立ちやすい |
賃貸住まいの人はこちらをチェック！
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602は、画質やセンサーの機能は申し分なかったものの、賃貸では使えない点が気になりました。そこで、設置場所を選びにくい商品をご紹介します。
ATOM Cam 2は、コスパに優れた一品
アトムテックの「ATOM Cam 2」は、税込3,980円（※2024年8月時点・公式サイト参照）と安価ながらカメラの性能に優れた一品。実際に撮影すると明るい時間帯では歩行者・自転車のどちらの人相もしっかり確認できました。暗くなると顔の判別はつかないものの、性別・服装などの特徴はとらえられます。
センサーは腰の位置で動く手にも反応。夜間では少し反応がにぶかったものの、昼間・夜間の両方で7m離れた距離まで動体検知しました。算出した水平画角は103度と広め。不審者の動きを隅まで記録できるでしょう。
マグネットで設置できるところも魅力。壁に穴を開けたくない人でも磁石がくっつく場所なら設置できます。電源は専用ケーブルからとるため設置の際に配線の処理が必要ですが、バッテリー式のように都度充電する手間がない点がメリットといえます。マンションの防犯対策をしたい人はぜひチェックしてみてください。
高いところに設置するならEufy Security Solo OutdoorCam C22もアリ
アンカー・ジャパンの「Eufy Security Solo OutdoorCam C22 T8442522」もマグネットで設置できる商品。粘着テープがついた金属プレートが付属しビス止めが不要な点がメリットです。
実際に使ってみたところ、昼間の動画は歩行者・自転車の両方の人相を確認できました。ナンバープレートの数字も読み取れて、不審な車を特定しやすいでしょう。夜間は解像度が落ちて人相まではわかりませんでしたが、性別・服装などのおおまかな特徴を把握するには十分な見え方でした。
クラウドサービスを行っておらず、保存にはmicroSDカードかネットワークHDDのNASを使います。microSDカードを使う場合、盗難されると記録が残らないため手の届かない場所への設置がおすすめです。水平画角は107度と広範囲に撮影可能。動体検知センサーは昼も夜も7mの距離で反応し、PC作業などの細かい動きも検知します。
スイング・ズームはできませんが、撮影している動画はスマホアプリからリアルタイムで確認可能。不審者へ警告音を発したり、直接声かけをして威嚇したりと便利な機能はそろっていました。ランニングコストがかからないところが魅力なので、高い場所への設置を考えている人は検討してみてはいかがでしょうか。
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602はどこで売っている？
COOAU 電池式防犯カメラ AR-W602は、Amazonの公式ストアで販売中です。公式ストアでの販売価格は税込15,990円でした（※2024年8月時点）。検証結果を参考に購入をぜひ検討してくださいね。
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