ポイントの貯めやすさやカードの使いやすさ、補償の充実度が気になるソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)。実際に利用しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)を徹底検証しました。デビットカード16サービスの中で比較してわかったソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)の実力をレビューしていきます。デビットカードの選び方も紹介しているので、検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
「Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)」は、海外でデビットカードを利用したいなら候補になるカードです。海外で利用する際の手数料が安く、デビットカードを海外で利用する場合、海外事務取扱手数料が3.00%ほどかかりますが、Sony Bank WALLETは1.79%。今回検証したデビットカードのなかで3番目に安かったので、海外で利用する機会がある人におすすめです。
カードの利用状況やソニー銀行での取引内容に応じて、キャッシュバック率が0.50%から最大2.00%までアップするのが特徴。ただし、ポイント還元率を2.00%にアップするには、外貨預金や投資信託などの残高が1,000万円以上と条件は厳しめです。キャッシュバック率をあげたい場合は優遇プログラム Club Sのステージ獲得条件を確認しましょう。
ショッピング保険はついているものの、海外旅行保険はついていないのがデメリット。不正利用補償額にも上限があります。ただし、今回の検証では海外旅行保険や不正利用の全額補償のあるデビットカードは少なかったので、Sony Bank WALLETが特別補償が少ないわけではありません。
実際にソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)と比較検証を行ったサービスの中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)よりも高い評価を獲得したサービスも!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
住信SBIネット銀行
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ソニー銀行
ANAマイルが貯まるデビットカード。旅行好きの人は必見の1枚
マイベストが検証してわかったソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)の特徴は、ひとことでまとめると「最大2.00%キャッシュバック。公共料金・税金の支払いにも対応」です。
実際、たくさんあるデビットカードの中で、ポイントの貯めやすさやカードの使いやすさ、補償の充実度はサービスによってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、ソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)を含むデビットカードの検証方法や、自分に合ったデビットカードを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得したサービスを紹介していきます。
今回は、ソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)を含むデビットカード16サービスを実際に利用して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:ポイントの貯めやすさ
検証②:カードの使いやすさ
検証③:補償の充実度
検証④:海外での使いやすさ
ポイントを貯めやすいデビットカードとしてユーザーがとても満足できる基準を「ポイントがいつでも1.00%以上還元されるデビットカード」とし、以下の方法で各カードの検証を行いました。
毎月5万円利用した場合に1年間で貯まるポイント数を基に、実質的な還元率を算出。ポイント還元やキャッシュバックをたくさん受けられるカードを高評価としました。
<計算式>
(50,000円×通常還元率−年会費−新規発行手数料)÷50,000円×100=実質的な還元率(%)
使いやすいデビットカードとしてユーザーがとても満足できる基準を「スマホ決済に登録でき、ネットショッピング・公共料金の支払い・税金の支払いのすべてに対応しているデビットカード」とし、以下の方法で各カードの検証を行いました。
スマホ決済・タッチ決済への対応可否と、利用できるシーンの幅広さを調査。スマホ決済に登録でき、幅広いシーンで利用できるデビットカードほどおすすめとしてスコア化しました。
【①スマホ決済・タッチ決済への対応可否】
【②利用できるシーンの幅広さ】
補償が充実しているデビットカードとしてユーザーがとても満足できる基準を「不正利用されたり、商品購入に関わるトラブルが発生したりした場合に全額補償されるデビットカード」とし、以下の方法で検証を行いました。
不正利用補償とショッピング保険の補償内容を調査。補償額が大きいものほどおすすめとしてスコア化しました。
【①不正利用補償】
【②ショッピング保険】
海外で使いやすいデビットカードとしてユーザーがとても満足できる基準を「海外でデビットカードを利用するさいの手数料が安く、旅行・出張先で病気やけがをした場合の補償を十分に受けられ、利用できる店舗が多いデビットカード」とし、以下の方法で検証を行いました。
海外事務取扱手数料の安さ・海外旅行保険の有無・国際ブランドの種類を調査。それぞれ以下の方法で評価付けをしました。
【①海外事務取扱手数料の安さ】
【②海外旅行保険の付帯の有無】
【③選択できる国際ブランドの種類】
海外で対面のお買い物、サービスでSony Bank WALLETを利用すると利用額の10%をキャッシュバック(上限3,000円)
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.50% |
海外で対面のお買い物、サービスでSony Bank WALLETを利用すると利用額の10%をキャッシュバック(上限3,000円)
良い
気になる
ポイントの還元方法 | キャッシュバック |
---|---|
貯まるポイント | 自動キャッシュバック |
発行手数料 | 無料 |
申し込みできる年齢 | 15歳以上 |
ショッピング保険 | |
海外事務取扱手数料 | 1.79%(対象10通貨の場合:ショッピング利用時の海外事務手数料無料) |
海外ATM利用手数料 | 利用するATMによって異なる |
海外旅行保険 | |
発行できる金融機関 | ソニー銀行 |
不正利用補償額 | 利用限度額まで |
デビットカードには「J-Debit」と「国際ブランド付き」の2種類がありますが、国際ブランド付きのデビットカードのほうが圧倒的におすすめです。理由は2つあります。
1つ目は、利用できるシーンや店舗が非常に多いため。国際ブランド付きのデビットカードは、ネットショッピングや海外の店舗にも対応しているので、日常生活でも旅行・出張時にも不便を感じることがほぼありません。さまざまな支払いに使えるので、支出を1枚のカードにまとめやすいでしょう。
2つ目は、利用した分だけポイントが貯まるため。J-Debitだとポイントがもらえませんが、国際ブランド付きのデビットカードなら利用額の0.50〜1.00%がポイント還元されます。年会費も無料のものがほとんどなので、国際ブランド付きのデビットカードのほうが断然お得です。ポイントを貯めてお得に買い物をしたい人にも国際ブランド付きがおすすめですよ。
このコンテンツでは国際ブランド付きのデビットカードを紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
ポイントをガッツリ稼ぎたいならデビットカード Point+ (Mastercard)や楽天銀行デビットカードがおすすめです。
今回検証したデビットカードのなかで、無条件で1.00%以上還元されるのはデビットカード Point+ (Mastercard)と楽天銀行デビットカードの2枚だけでした。ほとんどのデビットカードの還元率は1.00%未満にとどまり、なかにはポイントが一切還元されないものもあったので、1.25%還元のデビットカード Point+ (Mastercard)と1.00%還元の楽天銀行デビットカードはかなりレアなデビットカードです。
GMOあおぞらネット銀行の「Visaデビット付キャッシュカード」や、ソニー銀行の「Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード」も最大1.00〜2.00%還元されます。しかし「月末残高300万円以上」「外貨普通預金残高30万円以上」などの条件をクリアする必要があるため、誰もが1.00%以上還元されるわけではありません。誰でもポイントをお得に貯められるのは、楽天銀行デビットカードだけといえます。
楽天銀行デビットカードなら、毎月5万円ずつ利用すると年間で6,000円分ものポイントが貯まるので、お得さ重視なら楽天銀行デビットカードを選ばない手はありません。貯まったポイントは楽天市場での買い物や楽天Edyへのチャージに使えるので、使い道に困ることもありませんよ。
公共料金や税金の支払いに対応していれば、日頃の支払いのほぼすべてをデビットカードにまとめることが可能です。
基本的に、国際ブランド付きのデビットカードは実店舗やネットでは使えますが、公共料金や税金の支払いには対応していない場合もあります。デビットカードを日常的に使いたいなら、公共料金・税金の支払いに使えるかも重要なチェックポイントといえるでしょう。
公共料金・税金の支払いに対応しているかは、ランキングの「公共料金の支払い可能」「税金の支払い可能」の項目で確認できるので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に対応しているデビットカードなら、カードを持ち歩くことなく買い物できます。スマホを端末にかざすだけで支払いできるので、ちょっとした買い物や散歩など、荷物を持たずに出かけたいときに重宝しますよ。
今回検証したデビットカード16枚のうち、Apple Payに対応していたのは8枚、Google Payに対応していたのは10枚でした。6割程度のデビットカードでスマホ決済を利用できますが、Apple Payに対応しているデビットカードは少ないため注意が必要です。
iPhoneユーザーならApple Pay、AndroidユーザーならGoogle Payに対応しているデビットカードを選べばスマホ決済を利用できます。スマホ決済を使いたい人は、ランキングの「スマホ決済」の項目に「Apple Pay」もしくは「Google Pay」と記載されているかをチェックしてくださいね。
海外に旅行・出張・留学をする予定がある人や海外へ出かけることが多い人は、Visaブランドを選択できるデビットカードを選びましょう。
Visaの世界シェアは39%にのぼり、Mastercardに比べ15%も高い水準にあります(参照:Nilson Report)。世界約1億か所の店舗に対応しているので、利用する店舗やシーンを選ばずに使いやすいといえるでしょう(参照:Nilson Report)。
一方、日本の国際ブランドであるJCBの対応店舗数は世界約4,100万か所(参照:Nilson Report)。Visaの半分以下の店舗でしか利用できないため、海外では使いづらいと感じる可能性が高いといえます。今後海外へ行く可能性が少しでもあるなら、Visaのデビットカードを1枚持っておくと心強いでしょう。
デビットカードの検証で上位を獲得したサービスをご紹介します。ソニー銀行 Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)以外にも、ぜひ以下のおすすめサービスも検討してみてくださいね。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.25% |
良い
気になる
ポイントの還元方法 | ポイント還元 |
---|---|
貯まるポイント | スマプロポイント |
発行手数料 | 無料 |
申し込みできる年齢 | 15歳以上 |
ショッピング保険 | |
海外事務取扱手数料 | 2.50% |
海外ATM利用手数料 | 海外事務手数料分(2.50%) |
海外旅行保険 | |
発行できる金融機関 | 住信SBIネット銀行 |
不正利用補償額 | 100万円 |
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.00% |
良い
気になる
ポイントの還元方法 | ポイント還元 |
---|---|
貯まるポイント | 楽天ポイント |
発行手数料 | 無料 |
申し込みできる年齢 | 16歳以上 |
ショッピング保険 | |
海外事務取扱手数料 | 3.08% |
海外ATM利用手数料 | 利用するATMによって異なる |
海外旅行保険 | |
発行できる金融機関 | 楽天銀行 |
不正利用補償額 | 100万円 |
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