コスパがよく子どもも使いやすいと人気の、Lenovo(レノボ) Tab B10(ZA4G0160JP)。「YouTubeもサクサク見られる」といった高評価な口コミがある一方で、「画質や処理速度が物足りない」「バッテリーの持ちがよくない」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Lenovo Tab B10を含むタブレット全19商品を実際に使って、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格の9点を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
LenovoのTab B10は、さまざまなアプリを楽しめて低価格なものをお探しの人におすすめです。価格は14,000円ほどとリーズナブルなうえ、GooglePlayにも対応。スマホと同じような感覚でアプリをダウンロードすることができ、検証では人気の30アプリの動作を確認できました。
サイズと重量のバランスもちょうどよく、両手で長時間持っても負担になりません。画質は少し白っぽいものの、ナチュラルでくっきり。フチは太めですが、見にくさは感じませんでした。音質も比較的良好です。ただスピーカーがついているのは片側のみなので、縦にして持つと音の偏りを防げるでしょう。
一方で、処理性能は高いとはいえず、アプリの起動に時間がかかったのは惜しいポイント。スクロールやタッチ操作の反応もやや遅めでした。また、動画を視聴したときのバッテリー持ちは5時間半ほど。それほど長くないため、屋外で使用する際は電池切れに注意しましょう。
とはいえ、顔認証機能・キッズモード・ブルーライトカット機能があるのはメリット。お子さんへのプレゼントとしても重宝するでしょう。お試しで購入してみたいコスト重視の人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
Lenovoは、香港に本店を置くPCメーカー。Android・WindowsといったさまざまなOSに対応したタブレットを、多数取り扱っています。
そのなかから今回ご紹介するのは、家族用エンターテインメントタブレットとして2020年9月に発売されたTab B10。AndroidOSを搭載し、1万円台で購入できるリーズナブルな価格が魅力です。
本体サイズは縦24.32×横16.92×厚さ0.845cmで、重量は480g。画面サイズは動画鑑賞にぴったりな10.1インチあり、画面解像度は1280×800pです。
Miracast機能を採用し、タブレットの画面をテレビや外部ディスプレイにワイヤレスで表示することも可能。映像を大画面で楽しみたいシーンにも活躍しますよ。
CPUには、Qualcomm社のSnapdragon429クアッドコアプロセッサーを搭載。Bluetooth規格は4.2、Wi-Fi規格は802.11 a/b/g/n/acに対応し、高速かつスムーズに通信できると謳われています。
また、メモリは2GBでストレージは16GB。microSDカードを使えば、最大256GBの写真や動画を保存することが可能です。
オーディオには、クリアで力強い音が魅力のドルビーオーディオ機能を搭載。臨場感のあるリアルなサウンドを楽しめるよう、前面には2つのスピーカーがついています。
画面のロック解除は顔認識に対応しており、カメラに顔をかざすだけでOKです。
またキッズモードを搭載し、子どもの利用状況を確認できるのも魅力のひとつ。ブルーライト低減機能もあるので、目に負担がかかりにくいのも利点です。
購入後90日間は、電話による無償技術サポートがあるのもうれしいポイント。修理保証期間は1年間です。
今回は、Lenovo Tab B10を含むタブレット全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずは、処理性能の検証です。
CPUとGPU性能を数値化できるベンチマークアプリの「Geekbench 5」と「3DMark」を使用し、評価を行いました。
調べてみたところ、シングルスコアは平均167点、マルチスコアは平均567点。今回検証した全商品の平均約490点・約1,600点と比べると、処理性能はかなり低めといえます。
実際の使用でもアプリやブラウザの表示に時間がかかり、とくに3Dゲームは起動するだけでも手一杯な印象。性能重視の人には物足りない可能性があるでしょう。
次は、画質のよさの検証です。
動画配信サービスを多く利用する人にとっては、画質も気になるところ。そこでmybest5人がモニターとして参加し、それぞれのタブレットで同じ静止画・動画データを表示させて評価しました。
実際に見てみると、自然かつシャープに描写できていた点が好評です。ただ彩度・コントラストについては意見が分かれ、「ナチュラルだが白味が強い」「暗闇は明るく、明るい部分は浅い」との声もあがっています。
また全体が白いと感じた人は、映像の没入感の満足度も控えめでした。
次は、音質のよさを検証します。
mybestから5人が参加し、縦向き・横向き両方で使用したときの音質を、次の3点からチェックしました。
音質は比較的良好で、音割れがほとんどなくクリアに聴こえたのが印象的。音のこもりもあまり気になりませんでした。
また、高音・低音のバランスが取れていたのも利点です。ただ音の粒立ちはやや弱く、「低音が物足りない」との声も複数あがっています。
迫力や没入感については、ある程度満足した人が半数以上。「音が広がって没入感がある」「音に抑揚があって迫力を感じる」などの声が聞かれました。
一方で、スピーカーが片側にしかないため横画面にすると音が偏って聴こえるのはネック。気になる人は、スピーカー部分を下にして使うとよいでしょう。
次は、画面の応答性を検証します。
mybest5人が各タブレットを実際に扱い、タッチやスクロールに対する反応と、スムーズさのチェックを行いました。
検証してみると、ほとんどの人が反応が遅いと感じ、画面の応答性はいまひとつ。「スクロールやスワイプがガクガクする」「ホーム画面への戻りが若干鈍い」といった意見が聞かれました。
タッチ操作もワンテンポ遅れるような感覚があり、「操作の間に何か挟まる感じのリアクション」との声もあがっています。
なめらかな操作性にこだわりたい人には、やや不向きといえるでしょう。
続いて、サイズを検証します。
こちらもmybestの5人で、本体サイズと重量のバランスを評価しました。
本体サイズと重量のバランスは良好です。重量は480gと軽くはありませんが、「両手なら問題ない」との感想が多数あがりました。
ただ、画面占有率が約71%とフチはやや太めなので、人によっては動画の迫力を得にくい可能性も。とはいえ、画面サイズは10.1インチあるので特別小さく感じることはないでしょう。
続いて、対応アプリの検証です。
各タブレットでSNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30のアプリをインストールし、動作確認を行いました。
対応アプリは非常に優秀。GooglePlay対応で、原神以外のすべてのアプリの動作を確認できました。
さまざまなアプリを楽しめるので、ソーシャルゲームユーザーにも重宝するでしょう。
次に、バッテリー性能の検証です。
画面の明るさを最大にして動画を再生し、連続再生時間からバッテリーの持ちを評価しました。
公式サイトではおよそ8.5時間の再生が可能と謳われていますが、実際の再生時間は5時間37分ほど。全商品の平均が8時間弱ほどだったことを考慮すると、バッテリーの持ちはいまひとつといえます。
外出先で動画を見る場合は、電池の減りに注意が必要です。SNSやネットサーフィンする程度であればそれほど気にする必要はないでしょう。
次に、付加機能を検証します。
以下の項目をチェックポイントとし、付加機能の多さをチェックしました。
チェックしてみたところ、付加機能の有無は以下のような結果でした。
【付加機能】
Wi-Fi 6やSIMフリーには非対応ですが、屋内で楽しむぶんには問題ありません。また顔認証機能があり、毎回パスワードを入力せずにロック解除できるのも便利。キッズモードやブルーライトカット機能があるため、お子さんにも持たせやすいでしょう。
最後は、価格の検証です。
タブレットの販売価格を調査し、安価なものほど高評価としました。
公式サイトの価格は、2022年1月15日時点で税込13,860円。今回検証した全タブレットの平均価格である約30,000円弱と比べても、とても手頃です。
価格重視の人や、お試しで使ってみたい人に向いていますよ。
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最後にほかのおすすめ商品もご紹介します。
AppleのiPad mini(第6世代)は、3Dゲームを快適に楽しめる高い処理性能が魅力。ベンチマークスコアは4,639点と非常に高く、画質・音質の解像度も優秀。深い没入感を味わいたい人にもぴったりです。バッテリー持ちは9時間25分と長いので、動画を長時間続けて観たいときにも重宝しますよ。
複数のアプリを起動してもスムーズ使えるものをお探しなら、iPad Air(第4世代)もおすすめ。ベンチマークスコアは4,325点とこちらも高得点で、動画視聴のほか3Dゲームも快適に遊べました。鮮やかな発色と4つのスピーカーで臨場感も十分。Wi-Fi 6に対応しており、反応もなめらかです。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 10.9インチ |
---|---|
画面サイズ | 10.9インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2360×1640p、264ppi |
幅 | 17.85cm |
奥行 | 24.76cm |
高さ | 0.61cm |
重量 | Wi-Fiモデル:458g、Wi-Fi+Cellularモデル:460g |
OS種類 | iPadOS |
OS詳細 | iPadOS 17 |
画面種類 | 液晶(IPS) |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 不明 |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11ax |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+セルラーモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nit |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | nano-SIM |
CPU | A14 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 700万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 7730mAh |
防水機能 | 不明 |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | 不明 |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
iPad Air 第4世代をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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