三洋産業 SFP円すいフィルターをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
重厚感のあるコーヒーを楽しめると評判の三洋産業 SFP円すいフィルター。インターネット上では、コーヒーの甘みをしっかり引き出せると高く評価される一方で、「コストは高くないか」「抽出はしやすいのか」と不安で購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、三洋産業 SFP円すいフィルターを含むコーヒーフィルター全26商品を実際に使ってみて、コーヒーのおいしさ・1枚あたりの価格の安さ・使いやすさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
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すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】抽出したコーヒーは安定感のある味わいに。ドリッパーを選ばずおいしく淹れられる
三洋産業のSFP円すいフィルターは、安定した味わいのコーヒーを淹れられるのが魅力です。検証で抽出した2種類のコーヒーは味に差がなく、紙のにおい移りも気になりませんでした。
コーヒーにはしっかりした苦み・甘みがあり、おいしく仕上がっています。味のブレが少ないため、円錐タイプのドリッパーであればメーカー関係なく使えますよ。
1枚あたりの価格は約3.9円と、検証した商品のなかでは安めでした。日常的にも購入しやすいでしょう。
一方で使いやすさの検証では、ドリッパーへのはまりの悪さを感じました。しかし、捨てるだけと粉の後処理がしやすく、洗う手間がない点は好印象です。ドリッパーを選ばずおいしいコーヒーが簡単に抽出できるので、ぜひ一度試してみてください。
三洋産業 SFP円すいフィルターとは
三洋産業は、豆の焙煎から器具の開発まで幅広い事業を展開するコーヒー関連メーカーです。地球環境に配慮し、持続可能な社会に向けた取り組みを積極的におこなっています。
今回ご紹介するSFP円すいフィルターは、FSC（森林管理協議会）が認定した原料を用いて製造しているのが特徴です。
雑味のないクリーンな味わいのコーヒーに仕上がるよう、細かな波のようなクレープ加工を施した湿紙を平な状態で乾かして作りました。
移動と同時に紙の両面から熱風をあて、クレープの状態をキープ。波一つひとつの高さを十分に保つことで、抽出時にコーヒーの微細な粉が液に入り込むのを防ぎます。
形状は、お湯の通りがよい円錐型。フィルター1枚で抽出できるのは、約1杯分です。
お湯を入れるスピードや蒸らし時間によって味わいが変化するため、自分好みのコーヒーを淹れられますよ。
三洋産業では、SFP円すいフィルターに対応したフラワードリッパーが販売されています。
有田焼や樹脂で製造されているうえに、カラーバリエーションも豊富なので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
実際に使ってみてわかった三洋産業 SFP円すいフィルターの本当の実力！
今回は、三洋産業 SFP円すいフィルターを含むコーヒーフィルター全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：コーヒーのおいしさ
検証②：1枚あたりの価格の安さ
検証③：使いやすさ
検証① コーヒーのおいしさ
最初は、コーヒーのおいしさの検証です。
メーカーの抽出レシピをもとに、フィルターのみ・推奨のドリッパーを使用した場合の2種類のコーヒーを各商品で淹れます。実際に飲み比べ、味の変化・特徴を調査しました。
なおコーヒー豆には、「無印良品 オリジナルブレンド」を使用しています。
淹れ方による味の差は感じない。苦み・甘みのあるコーヒーに仕上がる
実際に抽出したコーヒーを飲み比べると、味わいに差はありませんでした。
2種類のコーヒーともに紙のにおいはあまりなく、しっかりした苦み・甘みを感じます。
フィルターのみでも安定した味わいに仕上がりました。円錐形のドリッパーであれば、さまざまなメーカーに対応できるでしょう。
検証② 1枚あたりの価格の安さ
続いて、1枚あたりの価格の安さの検証です。
1年間毎日1杯ずつコーヒーを飲むと想定し、フィルター1枚もしくは1杯あたりのコストを割り出します。なおネルフィルターは、交換目安時期を参考に価格を算出しました。
1枚あたりのコストは約3.9円。日常的に手に取りやすい価格
1枚あたりの価格は、約3.9円。
2円を下回った上位商品には一歩及びませんが、全商品のなかでは比較的手頃な価格です。毎日使っても、家計の負担になりにくいといえます。
検証③ 使いやすさ
最後は、使いやすさの検証です。
ドリッパーへのセットのしやすさ・抽出しやすさ・粉の捨てやすさ・手入れのしやすさといった使い心地に関連した4つのポイントに着目し、総合的に評価しました。
ドリッパーへのフィット感はいまいちだが、後片付けはスムーズ
実際に使用してみると、ドリッパーへセットする際にやや手こずってしまいました。フィット感は物足りない印象です。
しかし抽出作業に問題はなく、ペーパータイプのため使用後はサッと捨てられます。粉の処理がしやすいので、片づけにストレスは感じません。
コスパ・使い心地を追求する人は、こちらもチェック
最後に、また違った特徴をもったほかの商品をご紹介します。
コスパのよさを重視する人には、カルディのコーヒーフィルター102がおすすめです。1枚あたりの価格は約2円と安いうえ、1袋に100枚とたくさん入っています。さらに実際に淹れたコーヒーはおいしく、味わいはしっかりしていました。1枚で2〜5杯抽出できるので、家族みんなでコーヒーを楽しめますよ。
ハリオのV60ペーパーフィルター02 Wは、ドリッパーへのフィット感に優れています。簡単にセットできるため、ストレスなく抽出作業に取りかかれました。また淹れ方によってコーヒーの味に違いは出ず、仕上がりは安定しています。1枚の価格が約4円と、手頃なのもうれしいポイントです。
| フィルター入数 | 100枚 |
|---|---|
| 対応ドリッパー | HARIO V60 |
| 食洗機使用可能 | |
| 乾燥機使用可能 |
ハリオ V60ペーパーフィルター02 Wをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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