バスクリン きき湯 ファインヒート スマートモデルをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

足湯した結果、まずまずの温浴効果があるとわかりました。足湯直後の肌表面温度は平均0.99℃、足湯10分後は-0.98℃を記録。時間の経過で若干温度は下がっているものの、大幅な低下は見られませんでした。モニター5人の結果は以下のとおりです。

＜足湯10分後の個人の結果＞

• -0.25℃
• 0.7℃
• -3.05℃
• -1.85℃
• -0.45℃

比較した商品には高評価の基準とした-0.5℃を1人もクリアしなかったものもあったなか、5人中3人が上回りました。超高評価の基準とした0℃も1人だけクリアしています。

比較したなかでは炭酸ガス系・生薬系の商品が優秀な傾向が。本品は炭酸ガスと生薬をダブルで配合しており、ポカポカ感を謳っているとおりの結果です。「体が温まるのがよくわかる」という口コミにも頷けます。

保湿力はまずまずです。足湯後の肌水分量は、平均で10％ほど増加。高評価の基準と定めた+20%はクリアできなかったものの、大幅に肌水分量が減ったモニターはいませんでした。

＜個人の結果＞

• +35％
• -5％
• +18％
• +6％
• -2％

比較したほとんどの商品がさら湯より保湿力があり、こちらにも当てはまります。ほどよく水分をチャージでき、夏でも使いやすそうです。

メーカーが謳う香りはホットシトラスです。モニターからも「フルーツっぽい」「柑橘系の入浴剤らしい香り」という声があがり、イメージどおりでした。レモンのようなすっきりとした香りを楽しめますよ。

「使い慣れた入浴剤の香り」「一般的で違和感がない」という声も多数寄せられました。比較したなかで柑橘系は人を選びにくく、こちらもクセがありません。

強さへの指摘もなかったため、口コミのように「香りが強い」と感じることは少ないでしょう。世代を問わず使える、親しみやすい香りといえます。

＜香りについてのモニターコメント＞

1. 「入浴剤の香りで、どんな香りかというのが形容しにくい。どちらかといえばフルーツっぽい」
2. 「使い慣れた入浴剤の香り。香り目的では使わないが、リフレッシュタイムの邪魔にはならない」
3. 「柑橘系の入浴剤らしい香り。なじみ深く家族で使える感じだが、自分1人のリフレッシュタイムにはもう少し特別感がほしい」
4. 「お風呂屋さんにある香りつきの温泉に入っている感じ」
5. 「一般的で違和感がなく、リフレッシュできると感じた」

コメントは一部抜粋

お湯は、とろみがほとんどなくサラッとしています。モニターからは、「イメージどおり」「とろみがなく気持ちよい」と好評。謳い文句どおりのクリアオレンジの湯色も、「リフレッシュできそう」という声があがりました。さっぱりした湯ざわりが好みの人に向いています。

入浴中の刺激については、モニター5人中4人が「まったく刺激を感じなかった」と回答しました。ただし、1人だけ若干の刺激を感じています。敏感肌の人は、はじめに分包で試してみてくださいね。

入浴後のうるおい感は控えめで、大半のモニターが「しっとり感というよりも、さっぱり感がある」と回答。保湿力の検証どおりの使用感です。「ポカポカ感が持続する」という声も多く、「体が温まるのがよくわかる」という評判どおりといえます。

比較したなかでさっぱりとした湯上りの商品は、時間とともに乾燥感が気になる傾向がありました。対して、こちらは10分後も適度なうるおい感をキープ。さっぱり入浴したい乾燥肌の人にとっても、選択肢のひとつになりそうです。

＜湯ざわりについてのモニターコメント＞

1. 「多少のしっとり感はあるものの、サラッとしている印象の方が強い」
2. 「しっとり感があり、なめらか。柔らかくポカポカ感がある」
3. 「しっとり感というよりも、さっぱり感がある。嫌な突っ張り感はなくて気持ちよい。ポカポカ感もある」
4. 「しっとり感には欠けるが、サラサラポカポカ感がある」

コメントは一部抜粋