スノーピーク フォールディングトーチをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
おしゃれなデザインが評判のスノーピークのフォールディングトーチ。インターネット上でも高評価の口コミが多くみられる一方で、「点火装置が付いていない」「炎の音が大きい」という口コミもあり、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スノーピークのフォールディングトーチを含むガストーチ9商品を実際に使ってみて、火のつけやすさ・使い勝手を比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね！
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】ライターで点火する必要があり、火力調節もしにくい。火力の強さは申し分なし
今回検証したスノーピークのフォールディングトーチは、使い勝手を重視する方にはおすすめできません。
点火装置がついていないため、ライターなどで着火する手間がかかります。さらに、弱火〜中火の火力調節がしにくいため、お寿司やお肉の炙り料理には不向きな印象です。
一方で、火力の強さは申し分なし。炎が安定しないため、使用時には注意が必要ですが、短時間で炭に着火することができました。バーベキューや焚き火の火起こしには向いているといえるでしょう。
しかし、点火もしにくく、火力調節にも難があるため、使い勝手がよいガストーチをお探しの方は、レビューを参考に他の商品も検討してみてください。
スノーピーク フォールディングトーチとは
「人生に、野遊びを」をコンセプトにアウトドア事業を展開するスノーピーク。自然との関わり方を追求し、ハイエンドなモノづくりを行っています。
今回紹介するのは、ガス式アウトドア缶に装着して使用できるガストーチです。
発熱量は、3,500kcal/h。付属の専用アダプターをつけることで、ガスボンベ缶でも使用可能です。着脱が簡単なため、初心者でも手軽に使えるのがうれしいですね。
サイズは、27.7×7.3×20.5cm。コンパクトに折りたためるので、持ち運びにも便利です。また、不意にハンドルが回転しないよう、ロック機能を搭載しています。
ハンドルは木製になっているので、ナチュラルデザインがお好きな方にもぴったりですよ。
実際に使ってみてわかったスノーピーク フォールディングトーチの本当の実力！
今回は、スノーピークのフォールディングトーチを含むガストーチ全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。各検証でそれぞれ1〜5点の評価をつけています。
検証①：火力の強さ
検証②：使い勝手
検証① 火力の強さ
まずは、火力の強さの検証です。
ガストーチの内炎の先端部分を炭の中心にあてながら、2分ごとに表面状態をチェックします。どの程度の時間で炭全体に赤い火がまわるかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- 10分後時点で着火
- 8分後時点で着火
- 6分後時点で着火
- 4分後時点で着火
- 2分後時点で着火
火の勢いが強く、短時間で炭に着火できる
火力の強さは、5.0点の高評価を獲得。炎の勢いが強く、2分程度で炭に着火できました。
ただし、モニターからは、「炎が大きくて怖い」「音が大きい」という意見も。使うときには周囲の環境に注意しましょう。
検証② 使い勝手
次に、使い勝手の検証です。
mybestの男女3人のスタッフが実際にガストーチを使用します。その際、簡単に着火できるか・幅広く火力調整はできるかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- 点火装置がなく、ライターなどが必要。細かい火力調整ができない
- 点火装置が使いにくく、着火しにくい。細かい火力調整ができない
- 点火のしやすさは普通。必要最低限の火力調整ができる
- 点火装置がついており、細かい火力調整ができる
- 点火装置の位置がちょうどよく、簡単に着火できる。火力調整も非常に細かくできる
使い勝手はイマイチ。点火装置がついておらず、中火〜弱火の火力調節が特に難しい
使い勝手は、2.0点と残念な結果となりました。点火装置がついていないため、ライターなどで着火する必要があります。
また、ガスを少し出して点火しようとするといきなりボンッと炎がついたため、やや危険に感じました。
加えて、火力調節のしにくさもネック。炎にブレがあるため、細かい火力の調節ができません。特に、中火〜弱火の調整が難しいので、繊細な炙り料理などには不向きといえそうです。
モニターからは、炎が安定していないため怖いという声が多く、使い勝手は大きく評価を下げました。
サッと手軽に点火したい・調理で使いたい方は、こちらの商品がおすすめ
スノーピークのガストーチは、点火装置がついてなく、火力調節がしにくい点が気になりました。最後に、他のおすすめ商品もご紹介したいと思います。
点火のしやすさを重視したい方は、キャプテンスタッグのハンディガストーチがおすすめです。引き金式の引き金式の点火装置がついており、着火のしやすさは今回検証した商品の中でもトップクラス。火力も十分なため、初心者の方にぴったりです。
調理向けでおすすめなのが、チャッカマンのガスバーナー ガスボンベセット。ガス調節のつまみがスムーズなうえ、火力調節の幅が広いのが魅力。極弱火も安定して出せて音も静かです。炙り寿司やクリームブリュレまで、さまざまな料理に活躍しますよ。
パール金属CAPTAIN STAG ｜ CAPTAIN STAG ハンディガストーチ〈カセットボンベ用〉 M-6325 ｜ M-6325
| 燃料タイプ | ガス式CB缶 |
|---|---|
| 逆さ使用可能 | |
| 点火スイッチ付き | |
| 火力調整機能 |
- 火口の長さ
- 13.9cm
良い
- ・保証期間がついているため故障しても無料で修理できる
- ・ワンプッシュで簡単に点火可能
- ・逆さ使用が可能で様々な角度で炭への火つけが可能
気になる
- ・CB缶を装着する際に力が必要
| 燃焼温度 | 1300℃ |
|---|---|
| 発熱量 | 不明 |
| ガス消費量 | 約147g/h |
| セーフティーロック付き |
キャプテンスタッグ ハンディガストーチ M-6325をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
東海チャッカマン ガスバーナー ガスボンベセット CKMGB-R01 ｜ CKMGB-R01
| 燃焼温度 | 1300℃ |
|---|---|
| 発熱量 | 不明 |
| ガス消費量 | 不明 |
| 燃焼時間 | 不明 |
| 連続使用可能時間 | 不明 |
| 重量. | 302g |
| 燃料タイプ | ガス式CB缶 |
| 本体サイズ | 3.5×6.6×23.8 |
| 逆さ使用可能 | |
| 火口の長さ. | 1.9cm |
| 点火スイッチ付き | |
| セーフティーロック付き | |
| 火力調整機能 | |
| 製造国 | 日本 |
チャッカマン ガスバーナー＆ガスボンベセットをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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