




赤ちゃんの座りやすさを第一に開発されたベビーローチェア、バンボ マルチシート。「フィット感があり安定した座り心地」「おしりがすべりにくい」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気の西松屋やカトージなどのベビーローチェアとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ベビーローチェア選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
バンボ マルチシートは、安全性が高く楽に手入れできるものがほしい人におすすめです。ベルトにはホールド力が強い3点式を採用。比較したほかの商品には股ガードがないものがあったなか、股部分に突起があり子どものずり落ちを防止できるのも利点です。同じく高評価を得た「西松屋チェーン 高さ調整ブースターチェア」と同様に、安全に座るための配慮が行き届いていました。
安定性の高さも比較した商品内でトップクラスです。接地面積が30cm2以下の商品が多数あったなか、本品は41.28cm2と広め。底面には、グリップ力が高いすべり止めが6か所もついていました。「安定した座り心地」との口コミどおり、子どもが大きく動いてもがたつきにくいでしょう。
テーブル・座面には食べ物やほこりが入り込む溝などが一切なく、お手入れもスムーズ。比較した約半数の商品は座面に溝があったなか(※執筆時点)、拭き取るだけできれいさを保てます。テーブルの着脱が簡単なうえ、本体は液体が染み込まない素材なので、食べこぼしで汚れても楽に掃除できますよ。
大人用のいすへの固定が可能で、食事のしやすさも優秀。座面はグリップ力のあるビニール素材で、「おしりがすべりにくい」との口コミどおり、座り位置がずれにくいのがメリットです。比較した座面の高さを変えられない商品と並ぶと、座面を4cmまで上げ下げできる点も目を惹きました。
ただ、座面が狭めで子どもを乗せおろしにくいのは惜しい点。足を入れるスペースが小さく、子どもの体型によってはスムーズに乗せられないこともあるでしょう。とはいえ、安全機能が豊富で手入れや食事のしやすさも申し分なし。ベビーローチェア選びに迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
対象月齢は、支えなしに座れるようになった6か月~3歳くらいで、適応体重は15kgまで。本体にはポリプロピレンを、クッションにはポリウレタンフォームを採用しています。
サイズは幅36cm×奥行34cm。クッションシートは取り外しでき、全高は22~30cmの範囲で調整可能です。使う家具とのバランスや成長段階に合わせて長く使えるよう考えられていますよ。
シートの種類は、ハイ・ローどちらとしても使えるブースタータイプ。床に置いて座れるのはもちろん、ベルトで固定すれば大人用のいすにも取りつけられます。遊ぶときから家族みんなでの食事まで、いろいろな場所で便利に使えますよ。
カラーは以下の全6色。好みやお部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。
<カラー展開>
安全機能が充実している商品としてユーザーがとても満足できる基準を「子どもの体をしっかりホールドできるベルトがついているうえ、ガードがついていてずり落ちにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
安定性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「子どもが動いてもずれにくいうえ、座面や脚にがたつきが一切ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
食事がしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「座った子どもの姿勢が崩れにくいうえ、食器や食べ物を乗せられるテーブルがついている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
乗せおろしがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「子どもの体が引っかかりづらくスムーズに乗せおろしができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
手入れしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「テーブルや座面が汚れてもサッと拭き取りやすく清潔に保ちやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
まずは、安全機能の充実度・安定性の高さの検証です。
安全機能の充実度の検証では、ベルトの種類・ガードがついているかを確認し、子どもの体をしっかりホールドでき、ずり落ちにくいかを評価しました。
安定性については、床との接地面にグリップ力の強いすべり止めがついているかや、床との接地面積が広いか・座面ががたつかない構造か・脚がぐらつかない構造かをチェック。子どもが動いてもずれにくく、座面や脚にがたつきがないものを高評価としました。
調べたところ、本体は安全性に配慮された構造で、安全機能の充実度は高評価を獲得しました。詳細は以下のとおりです。
ベルトには、ホールド力が強く子どもが抜け出しにくい3点式を採用。比較したほかの商品には股ガードがついていないものがあったなか、股部分に白い突起があり、ずり落ちを防止できるのも利点です。子どもの姿勢も安定するでしょう。
おなかガードは、比較したほとんどの商品と同様に非搭載でした。なお、比較した西松屋チェーンの「高さ調整ブースターチェア」も本品と同じく安全機能が充実。子どもの安全を考慮した商品がほしい人にぴったりです。
安定性の高さも比較したなかでトップレベル。すべり止めの数が多くて安定しやすく、「安定した座り心地」という口コミどおりの結果でした。
床との接地面は41.28cm2と広め。比較した商品内には30cm2以下のものが多数あったなか、子どもが大きく動いても安定しやすく、座面に立ち上がってしまった際に転倒するリスクを軽減できるでしょう。
また、底面に6か所ついているのゴム製の細長いすべり止めも見逃せないポイント。グリップ力が高いため、フローリングの床にも置きやすいですよ。
座面はフレームと一体型になっており、脚ははめるだけの差し込み式。全体的にがたつきやぐらつきが少なく本体がずれにくいので、安定感を重視する人にも向いています。
次に、食事のしやすさ・乗せおろしのしやすさの検証です。
食事のしやすさの検証では、テーブルつきか・背もたれが高いか・座面がすべりにくい材質か・座面の位置調節や大人いすへの固定が可能かを確認。座った子どもの姿勢が崩れにくく、食器などを乗せられるテーブルがついているかを評価しました。
乗せおろしやすさは、背もたれからテーブルまでの奥行が広いか・座面からテーブル裏までの高さが高いかをチェック。子どもの体が引っかかりづらく、スムーズに乗せおろしができる商品を高評価としました。
食事のしやすさは優秀です。テーブルつきであるうえ大人用のいすにも固定でき、さまざまなシーンでの食事に使いやすいでしょう。詳細は以下のとおりです。
座面には、グリップ力のあるビニール素材を使用。比較したつるつるとした木製の商品と並ぶと、おしりがすべりにくく座り位置がずれにくいのが利点です。座面を1番上にしたときの背もたれは、20cmとほどよい高さでした。
比較したほかの商品には座面の高さを変えられないものが多数あったなか、座面の高さ調節が可能な点もメリット。底面の台座を180度回転させることで、高さを4cm上げられます。子どもの成長にあわせて長く使えるのがうれしいですね。
一方で、足を入れるスペースや座面の広さが十分とはいえず、乗せおろしやすさはいまひとつ。詳細は以下のとおりです。
背もたれからテーブルまでの奥行は18cmとそこまで長くなく、座面は狭め。比較したなかには奥行が20cm以上ある商品が多かったことを思うと、スーッと楽に子どもを座らせるのが難しい場合があるでしょう。
比較したいす型の商品は座面からテーブル裏までの高さが15cm以上あったのに対し、本品は8cmと低く、両足を入れる部分のゆとりも少なめ。太ももが引っかかりやすいので、スムーズに乗せおろしたい人には不向きといえます。
とはいえ、本品のようなハイ・ローどちらのチェアとしても使えるブースターシートのほとんどが同様の結果に。いす型と比べると、股にでっぱりがあるぶん、子どもを乗せおろす際は手間がかかりそうです。
最後は、手入れのしやすさの検証です。
テーブルや座面に溝がないか・着脱可能なテーブルやトレーがついているか・水分が染み込まない素材であるか・折りたたみ可能かをチェックします。テーブルや座面が汚れてもサッと拭き取りやすく、清潔に保ちやすい商品ほど高評価としました。
サッと拭き取りやすい素材でできており、手入れのしやすさは高評価。なお、詳細は以下のとおりです。
テーブル・座面に一切溝がない点が高ポイント。比較した約半数の商品は座面に溝があったなか(※執筆時点)、食べ物やほこりが入り込む隙間がありません。拭き取るだけで素早く清潔にしたい人にぴったりです。
テーブルを着脱する際はねじやパーツを外す必要がなく、キッチンや洗面所で簡単に丸洗い可能。また、液体が染み込まない素材で作られているため、食べこぼしなどで汚れてしまっても楽に手入れできます。
ただし、比較したカトージの「ブースターチェア feedme」など、収納しやすい折りたたみ式の商品もあったなか、折りたためないのは惜しいポイント。省スペースにこだわる人にはあまり向かないでしょう。
| 形状 | ブースターシート、ベビーソファ |
|---|---|
| 対象月齢下限 | 6か月 |
| 対象月齢上限 | 36か月 |
|---|---|
| 使用時の幅 | 36cm |
| 使用時の奥行 | 34cm |
| 使用時の高さ | 22~30cm |
| 本体重量 | 1.88kg |
| 耐荷重 | 15kg |
| 素材 | 本体・台座:ポリプロピレン/クッションシート:ポリウレタンフォーム/本体裏すべり止め:熱可塑性エラストマー/トレイ:ABS樹脂/ベルト:ポリエステル/バックル:ポリアセタール |
| シートクッション付き | |
| 座面高さ調節可能 | |
| 特徴 | おしゃれ |
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バンボ マルチシートは、公式サイトのほか、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトで購入可能。執筆時点の価格は税込12,650円(公式サイト参照)です。ECサイトでは取扱店舗によって値段が異なるので、よくリサーチしてみてくださいね。
公式サイトでは、ギフトラッピングにも対応しています。子どもが生まれたばかりの家庭にプレゼントするのもよいでしょう。
専用テーブルの水洗いにも注意。洗うと金属のパーツが錆び、うまく取り外せなくなる可能性があります。
最後に、安全機能が充実したほかの商品を紹介します。
使えるシーンが豊富なのは、西松屋チェーンのSmartAngel 高さ調整ブースターチェア。3点式ベルト・股ガードが付属し安全に配慮された設計で、床置き・大人いすの上どちらでも使用できます。4本ある脚を調節して3段階で高さを変えられるので、成長にあわせて使えるのもうれしいですね。
Kids II Japanのingenuity ベビーベース3.0は、付属のテーブルを本体の中に収納できる商品。安全機能は申し分なく、3点式ベルトや股ガードが備わっていました。座面はおしりにフィットしやすい形状なうえ背もたれに高さがあり、子どもの姿勢が安定しやすいのも利点です。
| 形状 | ブースターシート |
|---|---|
| 対象月齢下限 | 6か月 |
| 対象月齢上限 | 36か月 |
|---|---|
| 使用時の幅 | 37cm |
| 使用時の奥行 | 47cm |
| 使用時の高さ | 31cm |
| 本体重量 | 不明 |
| 耐荷重 | 15kg |
| 素材 | ポリプロピレン(構造部材、テーブル) |
| シートクッション付き | |
| 座面高さ調節可能 | |
| 特徴 |
西松屋 高さ調整ブースターチェアをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 形状 | ブースターシート |
|---|---|
| 対象月齢下限 | 6か月 |
| 対象月齢上限 | 不明 |
|---|---|
| 使用時の幅 | 38cm |
| 使用時の奥行 | 34cm |
| 使用時の高さ | 不明 |
| 本体重量 | 2.3kg |
| 耐荷重 | 15kg(床置きの場合は22.6kg) |
| 素材 | ベース、テーブル:ポリプロピレン/シート:EVA |
| シートクッション付き | |
| 座面高さ調節可能 | |
| 特徴 | おしゃれ |
ingenuity ベビーベース3.0をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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