コンビ AcBee plus AOの評判・口コミは？実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー！
収納力と軽さにこだわったB型ベビーカー、コンビ AcBee plus AO。「荷物がたくさん入る」「軽くて扱いやすい」と評判です。しかし、「凸凹の多い道ではタイヤがとられる」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか？
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証・レビューを行いました。
- 押し心地
- 子どもの快適性の高さ
- 親にとっての使い勝手のよさ
- 乗せおろしのしやすさ
- バスケットの収納力
- 持ち運びやすさ
- 熱のこもりにくさ
- 手入れのしやすさ
さらに、人気のApricaやRichelなどのB型ベビーカーとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較行いましたので、B型ベビーカー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
【結論】収納力が高く手軽に持ち運びやすいものがほしい人におすすめ！荷物の出し入れもスムーズ
コンビ AcBee plus AOは、スーパーなどの買い物にベビーカーで行くことが多い人におすすめ。座面下の空間が広く、500mLのペットボトルを24本も収納できました。比較したJeepのように荷物が引っかかたものもあったなか、出し入れもスムーズ。ゴムを内蔵したマルチネットバスケットにより、「荷物がたくさん入る」との口コミどおり大きい荷物も収納できますよ。
本体重量は3.7kgと非常に軽量。折りたたんでから、新採用された持ちカルグリップを掴めば「抱っこのまま片手で持てる」と謳うとおり、持ち運びやすいでしょう。ベルトの着脱はやや手間がかかるものの、座面が50cmと高く、乗せおろし時の体への負担が少ない点もメリットです。
落下防止のフロントバーやメッシュ窓により、親の使い勝手も良好。比較したピジョン ビングルのように小窓がないものに比べ、子どもの様子を確認しやすいでしょう。また、シートは通気性のよいメッシュ生地に、手入れのしやすさにこだわったラクウォッシュシートを採用。ガードカバーやシートを取り外し、洗濯機で洗えます。熱もこもりにくいため、蒸し暑い夏も快適に使えるでしょう。
フラットな道は軽い力で押しやすく、足元のバーを使えば段差も問題なく越えられました。しかし、4輪すべてがダブルタイヤで、凹凸の道を走行したモニターからは「車輪がひっかかって少し抵抗を感じた」という意見も。クッション類も備わっていないため、子どもにも振動が伝わりやすい印象です。
折りたたみサイズもコンパクトとはいえず、3つ折り収納も非対応。収納スペースが狭い家庭には向かないかもしれません。とはいえ、従来品AcBee plus ANよりも幌が3枚増え、子どもの顔まで覆える設計に。幌にはUVカットだけでなく、花粉対策や撥水加工も施されています。機能が充実し、快適に出かけやすい商品といえます。2台目のベビーカーとしても、ぜひ購入してみてくださいね。
コンビ AcBee plus AOとは？
B型ベビーカーは、軽量・コンパクトな商品が多く、持ち運びやすいのが特徴です。また、A型ベビーカーとの大きな違いは、背もたれの角度。B型ベビーカーは、背もたれを最も立てた状態のシートとの角度が100度以上必要で、新生児からは使えません。しかし、小回りがきくので扱いやすく、価格帯もA型ベビーカーに比べてリーズナブルなものが多いというメリットがあります。
主にベビー用品の開発・販売を行う、Combi（コンビ）。ベビーカーやチャイルドシートをはじめ、ベビートイやマグといった小物まで数多く手がける老舗メーカーです。
AcBee plus AOは、独自のマルチネットバスケット（特許出願中）を採用。内蔵されたゴムにより、荷物を安定して収納できる仕組みです。座面には折りたたんだときに握れる、持ちカルグリップを設置。「抱っこのまま片手で持てる」と謳っています。なお、使用期間は、生後7か月～36か月ごろまで（体重15kg以下）です。
従来品AcBee plus ANとの違いは？
座面部には「持ちカルグリップ」を新たに搭載。折りたたんでから脇に抱えて、片手でも持ち運びやすいつくりになりました。買い物のあとや、段差の多い場所で役立ちそうです。
さらに、座面シートの裏に設置された「ワンタッチテープ」により、お手入れ時の外しやすさも考慮。シートを洗う際、多くの部品を外す手間が少ないのはうれしいポイントですね。
検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説！
今回は、コンビ AcBee plus AOを含むB型ベビーカー21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 押し心地
- 子どもの快適性の高さ
- 親にとっての使い勝手のよさ
- 乗せおろしのしやすさ
- バスケットの収納力
- 持ち運びやすさ
- 熱のこもりにくさ
- 手入れのしやすさ
コンビ AcBee plus AOのメリットは7つ！
各商品を実際に使ってみたところ、コンビ AcBee plus AOには主に7つのメリットがありました。1つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね！
フラットな道の走行はスムーズ。段差も乗り越えやすい
実際にベビーカーを押したモニター6人中5人が、「平坦な道では押しやすい」とコメント。比較したAprica マジカルエアーのように、タイヤの前輪径が約11cmのものに比べ16cmと大きく、モニターからは「軽い力で進んでくれて、押し進めやすかった」と好印象でした。
また、足元には前輪を浮かせるのに便利な乗り越えステップを搭載。段差の上り下りも問題なく、モニターからは「足元のバーに片足をのせるだけでスムーズだった」との声があがりました。舗装されたコンクリート道や、小さな段差がある場所での使用に向いているでしょう。
＜フラットな道での押しやさすさについてのモニターコメント＞
- 「特別力をこめる必要はないものの、ダブルタイヤ特有のガラガラ音がある」
- 「きしみが少なくスイスイ押していけたが、足にあたりやすい」
- 「力が伝わりやすいので、小柄なママでも長時間押していられそう」
- 「ベビーカー自体が軽く、片手でも簡単に押せた」
- 「持ち手・座面部・車輪が一体化しているような感覚で、非常に安定感がある」
- 「安定感のあるスムーズな走りで、衝撃を吸収しているような押し心地」
コメントは一部抜粋
幌にはメッシュ窓がついていた。子どもの様子をサッと確認しやすい
親の使い勝手も良好。幌にはメッシュ窓が設けられ、適宜子どもの様子を確認しやすい仕様でした。比較したピジョン ビングルのように小窓がついていないものに比べ、スーパーなどで子どもが勝手にベビーカーから抜け出してしまうなどの異変に気づきやすいというメリットも。いたずら好きの子どもがいる家庭におすすめといえます。
また、比較したなかで少数にしか備わっていなかった、フロントバーを装備。とくに、高い座面からの落下防止として役立つほか、おもちゃを引っかけたりして活用することも可能ですよ。
レインカバーはついていないものの、幌には撥水加工が施されているため、小雨程度なら問題ないでしょう。ただし、雨の日に出かけることが多い人は、別売りのレインカバーを購入するのも手です。
座面50cmのハイシート。乗せ降ろししやすく体への負担も少なめ
比較したCybex リベルのように、座面の高さが49cm以下のものは、腰を曲げるなどの動作が必要だったのに対し、50cmと高いため楽な姿勢で行えました。
背が高めの人でも、子どもを乗せおろししやすいでしょう。
500mLのペットボトルを24本も収納できた。バスケットの空間が広く、荷物を出し入れしやすい
比較した商品のなかでトップクラスの収納力も見逃せません。座面下の空間が広く、500mLのペットボトルを24本も収納できました。深さはないものの、ゴムが内蔵されたマルチネットバスケットの採用により、大きめの荷物も収納できますよ。
また、口が広いため、荷物の出し入れもスムーズ。比較したなかには、バスケットが小さいうえ、荷物が引っかかりやすいJeepなどの商品もありました。ベビーカーでスーパーなどの買い物へ行く人にぴったりでしょう。
重量は3.7kgと軽量。持ち運びあ車への乗せ降ろしも容易
また、座面部には独自の持ちカルグリップを新採用。「抱っこのまま片手で持てる」と謳うのにも納得で、折りたためば簡単に持ち運べますよ。自立するため、車のトランクを開ける際などに一時置きできて便利です。
車へ頻繁に積みおろしを行う家庭におすすめでしょう。
シートの素材にはメッシュを採用。通気性がよく夏でも使いやすい
シートの素材には、通気性に優れたメッシュ素材を採用。比較したほとんどの商品が13℃以上上昇したなか、蒸し暑い夏でも快適に使いやすいでしょう。
ベースシートまで取り外せるうえ、洗濯機で洗える
比較したなかには、シートカバーは外せても本体は外して洗えないリッチェルなどの商品もあったことをふまえると、衛生的といえます。
また、洗う前の取り外しも容易。座面シートには新搭載のワンタッチテープを備え、多くの部品を取り外すわずらわしさも少ないといえます。お菓子や汗などで汚れがちなシートを清潔に保つことで、快適に使えるでしょう。
コンビ AcBee plus AOのデメリットは4つ！
コンビ AcBee plus AOにはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
振動を手に感じやすい。凸凹道には不向き
比較したバガブー バタフライ シート ストローラーのようにシングルタイヤを採用したものは、振動や衝撃を感じにくかったのに対し、4輪すべてがダブルタイヤ。「凸凹の多い道ではタイヤがとられる」という口コミがあったように、ガタガタと道の影響を受けやすい印象です。
また、なかには「ターンすると腕に負担を感じやすい」というモニターも。スムーズな小回りもしにくいやめ、砂利道や草むらなどの凹凸の多い道や、狭い場所の使用には不向きといえるでしょう。
＜凹凸道での押しやすさについてのモニターコメント＞
- 「タイヤがダブルである分、バタバタとぶれやすい」
- 「ガタガタ道はタイヤのぶれが気になった。振動も感じやすい」
- 「押しているときに前車輪がひっかかって抵抗を感じた」
- 「本体の重さが腕に伝わり抵抗を感じたが、スムーズに移動できたので許容範囲。接地面が多い分、振動を感じやすい」
- 「凸凹なのに抵抗は少なく、想像よりスムーズに押せた」
コメントは一部抜粋
ダブルタイヤを採用しているうえ、クッションもなし。振動や衝撃が子どもに伝わりやすい
比較したバガブー バタフライ シート ストローラーのようにシングルタイヤを採用し、マットなどにクッションが設けられた商品に比べると、寝ている子どもが起きるなどのリスクが高いでしょう。
また、リクライニングは無段階に調節できるものの、範囲は110～135度と狭め。自由度がそこまで高くないので、子どもが寝たら首が自然に真横に曲がってしまわないよう、タオルなどで固定してあげるとよいでしょう。
ベルトは分岐しているセパレートタイプ。着脱や調節にはやや手間がかかる
また、ベルトはつるつるのシートベルト素材ですが、立体ハーネスではないため調節も簡単とはいえません。急いでいるときはとくに、ベルトの扱いにくさを感じてしまいそうです。
折りたたみ時のサイズは1719cm3とコンパクトとはいえない。収納場所が狭い家庭には向かない
収納場所が狭く、極力コンパクトなものがほしい人には不向きといえます。購入前には収納スペースに収まるか、サイズをしっかり測っておいてくださいね。
折りたたみ時のサイズ｜幅46.7×奥行33.7×高さ95.5cm（実測値）
コンビ AcBee plus AOの価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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コンビ AcBee plus AOが向いていない人におすすめのB型ベビーカーは？
ここでは、コンビ AcBee plus AOのデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね！
押し心地にこだわるなら、バガブー バタフライ シート ストローラーがおすすめ
座面の高さは47cmとやや低いものの、広さがあるため乗せ降ろし自体はスムーズです。また、ベルトは、4つのパーツをバックルに差し込むだけ。着脱や調節も手間なく行いやすい印象でした。
シートがメッシュ生地でないため、通気性は本品におよびませんが、バスケットの口が大きく、前後どちらからでも出し入れ可能。7.3kgとやや重さはありますが、キャリーストラップを使えば肩にかけて持ち運べますよ。折りたたむとコンパクトになるため、狭い場所に収納したい人にもおすすめの商品です。
体の負担を抑えて使いたいなら、ピジョン ビングル BB2もおすすめ
また、座面の高さは53cmのハイシート。腰をそれほど曲げずに、子どもを乗せ降ろしできるでしょう。ベルトの着脱や調節操作が、簡単に行える点もうれしいポイントです。
さらに、バスケットは大きく、座面下のスペースが十分にあるため、たっぷりの荷物を収納可能。前後ともに口も広く、荷物の出し入れも楽に行えますよ。
コンビ AcBee plus AOはどこで買える？
コンビ AcBee plus AOは、公式サイトにて購入可能。税込価格は32,890円（執筆時点）です。また、「コンビあんしん延長保証」に登録すると、メーカー保証期間を1年から3年に延長できますよ。
カラー展開は全部で5種類。好みや子どものイメージで選ぶとよいでしょう。
なお、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも、販売が確認されました。しかし、サイトによって価格や送料が異なるため、購入前にはしっかりチェックしてくださいね。
＜カラー展開＞
- リーノベージュ
- ロシェグレー
- ミーテグレージュ
- シフォンピンク（公式限定）
- スカイブルー（公式限定）
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