関東地方を中心とした大手ホームセンター・カインズのプライベートブランドとして、力の入った猫用ドライフードとなっている「Pet's One プライムレシピ お魚ミックス」。ネット上に広がる口コミをチェックしてみると、その質に賞賛が集まっている一方で気になる声も確認でき、実際のところが気になります。
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、Pet's One プライムレシピ お魚ミックスを実際に試して、原材料の信頼度とこだわり・食いつき・価格の手頃さを検証レビューしました!猫用ドライフードの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
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この商品最大の魅力は、何といっても価格の手頃さ。1日当たりのコストは32.4円と、ずば抜けた安さが魅力的です。それでいて、素材についてよく考えられていたのもポイントでした。
もう少し食いつきが良ければ申し分なかったものの、そこまで求めるのは贅沢でしょう。なるべく経済的な猫用ドライフードを探している飼い主の方には、ぜひおすすめしたい商品です。
Pet's One プライムレシピ お魚ミックスは、ホームセンター「カインズホーム」で有名な、カインズの猫用ドライフードです。
カインズではペット用品も多く取り扱われていますが、今回のフードはカインズのPB(プライベート・ブランド)である「Pet's One」シリーズから発売されています。
そんなカインズの猫用ドライフードは、食べる猫の健康にしっかりと配慮がされているのが特徴的。食物繊維を配合し、猫が飲み込んでしまった毛玉の排泄を促すのに役立ってくれます。
また、マグネシウム量を低く調整し、尿路の健康維持に配慮しているのも嬉しいところ。歳をとるほど腎臓や尿路に問題を抱える猫は増えるので、ここも大きなメリットですね。
Pet's One プライムレシピ お魚ミックスのもう一つの持ち味は、原材料にかつおジャーキーとまぐろジャーキーが配合されているという点。いずれも猫にとっての好物で、食いつきの良さが期待できます。
いくら機能性の高いフードでも、食べてくれなければ意味がありません。食いつきの良さ・おいしさに配慮されているのもポイントでしょう。
今回検証したお魚ミックスのフードは、「Pet's One プライムレシピ」シリーズの1つ。この他に「お肉ミックス」や「10歳以上用」などの種類も販売されています。
かつおやまぐろジャーキーが配合されているお魚ミックスに対して、お肉ミックスは、ささみジャーキーやビーフジャーキーが配合されているのがポイント。肉好きの猫ちゃんには特におすすめです。
10歳以上用の特徴は、グルコサミン・コンドロイチンが配合されているという点。栄養分がプラスされており、高齢の猫ちゃんにぴったりですよ。
ネット上では好・不評さまざまな声が寄せられているPet's One プライムレシピ お魚ミックス。とはいえ、実際に試してみなければ本当の性能は分かりません。
そこで今回は、実際にPet's One プライムレシピ お魚ミックスを用意して、以下の3項目を中心に検証してみます!
検証①:原材料の信頼度とこだわり
検証②:食いつき
検証③:価格の手頃さ
気になる検証は、原材料のチェックからスタート。今回は商品の原材料について、どれだけ詳しく記載されているかを確認していきます。
まず、「等」「類」「家禽」などの記載の後に説明がなく、原材料の詳細が書かれていない箇所が1つでもあった場合は、信頼度に欠けるとして減点に。反対に、以下にあたる記載は信頼度が高いとして評価点としていきました。
その他「遺伝子組み換え食材不使用」「人間でも食べられる食材のみを使用」などの原材料に関する説明
早速パッケージを確認してみると、トウモロコシや小麦粉などの穀類・肉類・油脂類・魚介類が配合されているのが分かります。
先ほどもお伝えしたように、かつおジャーキーやまぐろジャーキーなどを配合。単体でも嗜好性の高い素材を使用しているのが、独自の特徴です。
さらに成分を詳しくチェックしてみたところ、保証成分値0.11%と、良くも悪くもマグネシウム値が低いのも特徴的でした。
マグネシウムは摂取しすぎると尿路に負担をかける恐れがありますが、不足すれば別の影響が出る可能性もあるため、猫次第でメリットにもデメリットにもなりそうです。
検証は順調に進み、続いては食いつきです。今回は保護猫カフェに協力いただき、実際に猫にフードを与えて検証しました!
3匹の猫の前に商品を置き、食べる順番・量・スピード等を観察。他の商品と比較して明らかに食いつきのいいものは加点の対象、逆に悪いものは減点の対象にしていきました。
ただし、味の好みは個体差が大きいため、猫が食べる際の判断材料にする匂いの強さについても合わせてチェック。上記も合わせて総合的に評価を行なっています。
商品の匂いを確かめてみると、基本は穀物類の匂いで、ほんのり肉類の香りが漂ってくるという程度。匂いの質・強さともに標準的ですが、ある程度の食いつきは期待できそうです。
実際に3匹の猫に与えてみたところ、3匹ともしっかり完食する結果となりました。食いつきについては特に文句なしの結果です。2種類のジャーキーが素材として使われているのも、食いつきの良さにつながっているようですね。
最後の検証となるのは、価格の手頃さです。今回は、猫の体重を4kgとした場合の1日のコストを算出してチェック。複数サイズがある場合は、各サイズの平均を1日のコストとして評価を行いました。
商品の1日あたりのコストを算出してみたところ、32.4円という結果になりました。一般的な猫用ドライフードと比べてもコスパの良さは抜群で、家計に優しい商品なのは間違いありません。1kgという絶妙なサイズも魅力的です。
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