のりに色がついていて塗った部分を確認できると謳う、アスクル スティックのり 色ナビ。「どこに塗ったかわかりやすくて感動した」と評判ですが、「剥がれやすく貼り直しの手間がかかる」「のりが柔らかくて塗りにくい」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のトンボ鉛筆やヤマト・コクヨののりとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、のり選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
こちらの商品はリニューアルされているため、現行品とは仕様が異なります。詳細は公式サイトをご確認ください。
アスクル スティックのり 色ナビは、効率的に貼りつけ作業をしたい人におすすめ。比較した商品の大半は無色だったなか、「塗った部分を確認できる」との謳い文句どおり、色つきで塗った場所がひと目でわかりました。「どこに塗ったかわかりやすくて感動した」との口コミのように、同じ場所に何度も塗ってしまうことなく効率的に作業できるでしょう。
比較したほかの商品にはサイズが大きく使いづらいものがあったのに対し、直径20×高さ82mmとコンパクトで操作性も良好。「柔らかくて塗りにくい」との口コミがありましたが、なめらかで均一に塗り広げられました。ただ端まできれいに塗るのは難しかったため、隅々まで塗る際は下敷きなどを活用するのがおすすめです。
仕上がりも良好でした。比較した結果、液体タイプの商品は水分量が多く、貼った紙がかなり波打ったものも。スティックタイプの本品は、わずかな波打ちがあった程度できれいに仕上がりました。のりの青色も乾くと消えるので、見た目を重視したいビジネスシーンにも重宝します。
一方、粘着力は評価が伸び悩む結果に。封緘した当日に剥がして粘着力をチェックする検証では、弱い力で開封できてしまいました。比較した商品には封筒が破れるほど粘着力が強いものもありましたが、「剥がれやすく貼り直しの手間がかかる」との口コミ同様、粘着力はあまり期待できません。
粘着力の持続性もまずまずの評価です。封緘した封筒を15日間開ける動作を繰り返すと、少し封が開いてしまいました。色つきののりで塗った場所がわかりやすいのは魅力的ですが、粘着力を重視するならほかの商品も検討してみてくださいね。
今回ご紹介するスティックのり 色ナビは、オフィス用品を中心に製造・販売を行うアスクルの商品。塗った部分を確認できるよう、のりがブルーに着色されています。
塗ったあとは乾きにくく作られているのも特徴です。塗るのに時間がかかる広い面でも、しっかり貼れることをアピールしています。
のりの主成分はポリビニルピロリドン(PVP)で、厳しい安全基準のヨーロッパ規格EN71-3をクリアしています。小さい子どもでも使いやすいつくりなのがうれしいですね。
スティックタイプの商品で、詰め替え商品の取り扱いはありません。容量は全部で3種類から選べます。
<容量展開>
今回は、アスクル スティックのり 色ナビを含むのり全42商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、塗りやすさの検証です。
封筒の封緘に加えて、円形と四角形の紙を台紙に貼りつけて塗りやすさをチェック。のりがすぐに出るか・塗りたいところにはみ出さず塗れるか・まんべんなく適量を塗れるか確かめました。
回す部分もなめらかに動かせました。必要なときに手こずることなくサッと出して使えるでしょう。
塗りたいところにも、おおむねきれいに塗れました。比較したなかにはサイズが大きく使いづらい商品もありましたが、本品は直径20×高さ82mmとコンパクトで取り回ししやすいのがメリットです。
「どこに塗ったかわかりやすくて感動した」との口コミどおり、のりは色つきで塗った場所がひと目でわかるのもうれしいポイント。ただし、端まではきれいに塗るのが難しいため、はみ出したときのために下敷きなどを活用するのがおすすめです。
「のりが柔らかくて塗りにくい」との口コミがありましたが、塗り心地はなめらかで全体を均一に塗れました。スティックタイプのため、液体タイプのように量を調節する必要もありません。塗りたい場所にまんべんなく塗り広げられますよ。
続いて、仕上がりのきれいさの検証です。各商品で貼りつけた封筒・円形・四角形の紙の状態をチェックしました。
結果は良好です。比較したなかでも液体タイプは水分量が多く、波打ちがかなり気になる商品も。本品はシワになりにくいスティックタイプで、わずかな波打ちはあるものの、きれいに仕上げられました。
乾くとのりの色はしっかり消えるので、仕上がりには支障ありません。見た目よく仕上げたいビジネスシーンでも活躍するでしょう。
最後に、接着力の強さの検証です。
封筒ののりづけ部分に赤マーカーで線を引き、各商品で封をしたあとに剥がして接着力をチェック。封筒の一部が剥がれたり、マーカーが薄くなったりしたものを高評価とします。また、各商品で封を閉じた封筒を15日間開封する動作を繰り返し、粘着力が弱まって開いてしまわないか確かめました。
結果、粘着力の強度はそこそこ。貼りつけた当日に封を剥がしたところ、弱い力でも開封でき、赤マーカーの線もそのままの状態で残っていました。「剥がれやすく貼り直しの手間がかかる」という口コミのとおり、粘着力はあまり期待できません。
比較したなかには封筒が破れるほど粘着力が強い商品もありましたが、封筒の繊維が持っていかれることもなし。検証では液体タイプのほうが粘着力が高い傾向があり、スティックタイプの本品は上位商品に及ばない結果となりました。
液体タイプののりは接着力が強いので、量が多くなくてもしっかり貼りつけられます。力を入れず、薄く伸ばすように塗りましょう。また、ヘッドのスポンジは消耗品なので破れたら必ず交換してくださいね。
一方、スティックタイプは柔らかく潰れやすいものが多いため、2~3ミリほど繰り出して使うのがおすすめです。新品の状態のように、のりがわずかに出るくらいがよいでしょう、
最後に、しっかり貼れて剥がれにくいのりをご紹介します。
トンボ鉛筆 シワなしピットは、しわのないきれいな仕上がりが特徴のスティックタイプ。封緘した封筒を剥がすと、封筒が破れてしまうほどの粘着力の高さでした。時間が経っても剥がれることはなかったため、大事な書類の封緘にも使えますよ。塗り心地もよく、紙は凹凸なくきれいに仕上がりました。
スティックタイプで詰め替えできる商品をお探しなら、ヤマト リプレⅡ・ナチュラルがおすすめ。貼ったあとは強い力でないと剥がせないほど強力な粘着力でした。硬めのテクスチャでのりを自由に塗り広げやすい点もうれしいポイントです。
内容量 | 10mL(g) |
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スティックのりの形状 | 丸 |
詰め替えあり | 不明 |
貼ってはがせる |
トンボ鉛筆 シワなしピットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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