そこで今回は、布団乾燥機の電気代の目安や、ほかの家電との比較、電気代を抑える使い方について解説します。ぜひ参考にしてみてください。

家電製品アドバイザーの資格を持つ元大手家電量販店員。電子レンジや炊飯器などの調理家電、冷蔵庫・洗濯機などの大型白物家電を担当し、1日で100万円を売り上げた実績も持つ。2022年11月にマイベストへ入社後は、販売員時代の経験を活かし、生活に根差す調理家電・生活家電全般を200商品以上比較検証を行う。各商品の強みと弱みを多角的に見出しながら比較検証を行い、その知見をコンテンツに反映させている。10年以上使う家電を長く担当してきた経験から、「買うときだけでなく、買ったあとも長く満足できる商品」を選べるコンテンツ制作を心掛けている。
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布団乾燥機の電気代は、1時間あたり約12〜25円程度が目安です。消費電力が比較的高めな家電のため、使い方によっては電気代が気になることもありますが、使用時間が限られている点が特徴といえるでしょう。
電気代は、「消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)」の計算式で求められます。一般的な家庭用布団乾燥機の消費電力は、約400〜1000W前後が目安。この消費電力をもとに電気料金単価を31円/kWh(参照:全国家庭電気製品公正取引協議会)として計算すると、1時間あたりの電気代はおおよそ12〜25円程度と考えられます。
週に1回使う程度であれば、1か月の電気代は数十円〜100円前後に収まるケースも多いでしょう。
ただし、商品や運転モードによって稼動時間はまちまち。1時間あたりの電気代が安くても、長く稼働する場合は電気代が意外とかさむ恐れもあることに留意しましょう。
布団乾燥機は、消費電力だけを見ると高めに感じられる家電です。しかし、使用時間が比較的短いので、ほかの暖房・乾燥家電と比べると電気代がかさむ心配は少ないでしょう。ただし、ダニ対策モードだと6時間ほどかかる商品もあるため、使いすぎには注意が必要です。各家電の1時間あたりの光熱費目安は以下のとおりです。
布団乾燥機:約10〜25円
エアコン(暖房):約3〜46円
電気ヒーター:約20〜35円
衣類乾燥機:約10〜40円
たとえば、1回30分の使用であれば電気代は数円〜十数円程度に収まります。週に数回使う程度であれば、月々の電気代への影響は比較的小さいと考えられます。
布団乾燥機の特性を踏まえた、無理なく続けやすい節約ポイントを紹介します。
布団乾燥機は、長時間使えば使うほど電気代がかかりますが、長時間運転が必要なわけではありません。布団を温めたいだけであれば、乾燥モードではなく短時間のあたため運転で十分な場合もあります。
また、毎日使うよりも、湿気が気になる日や天候が悪い日など必要なタイミングに絞って使うことで無駄な電力消費を防げますよ。
布団が極端に湿っていたり冷え切っていたりすると、乾燥やあたために時間がかかりやすくなります。使用前に布団を軽く広げる・天気のよい日は陰干ししておくなど布団の状態を整えておくことで、運転時間を短縮できるでしょう。
吸気口やフィルター部分にホコリがたまっていると、風量が落ちて運転効率が下がることがあります。定期的に掃除を行い、本来の性能を保つことも無駄な電力消費を防ぐポイントです。取扱説明書に従って手入れを行い、安全面にも配慮しましょう。
それぞれのエリアの2025年11月時点での試算結果は以下のとおりです。各エリアでの最安の電力会社に乗り換えれば、消費電力が少ない1人暮らしのケースでも、年間3,000円以上の節約につながります。
<関東エリアで東京電力から切り替えた場合の節約額>
<関西エリアで関西電力から切り替えた場合の節約額>
<中部エリアで中部電力ミライズから切り替えた場合の節約額>
<九州エリアで九州電力から切り替えた場合の節約額>
ただし、最安の電力会社は地域や世帯人数によって異なります。まずは自分のケースで料金シミュレーションをしてみることがおすすめです。シミュレーション機能では、郵便番号・世帯人数を入れるだけ・30秒で最安の電力会社と節約できる金額がわかります。ぜひ試してみてください。
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