【徹底比較】大阪の電力会社のおすすめ人気ランキング【2025年11月】

シン・エナジーの「シン・エナジーでんき」は、どんなライフスタイルの人にもおすすめできる電力会社です。1～3人暮らしなど、さまざまなライフスタイルを想定して試算したところ、今回の電力会社の試算結果のなかで最も電気代が安くなりました。

関西エリアで最大手の関西電力と比べると、1人暮らしの場合は月々約380円、年間4,500円以上の節約につながります。3人世帯の場合での電気代は、今回検証した電力会社のなかで最も安い約10,100円で、関西電力と比べて月々約760円節約できますよ。

料金に応じてJALマイルが貯まる特典があるため、JALカード利用者はよりお得に利用できます。しかし、JALユーザー以外の人でも電気料金の安さのほうがメリットとして大きく、ポイント還元を気にしなくても問題ありません。

また、初期費用・解約手数料ともに0円で、気軽に切り替えやすいのも使いやすさにつながっています。電気代を安くしたいなら、ぜひシン・エナジーでんきへの乗り換えを検討してくださいね。

TGオクトパスエナジーの「オクトパスエナジー」は、環境にやさしい再生可能エネルギーを利用した電力会社を選びつつ、料金を抑えたい人にはおすすめです。

電気料金は世帯人数を問わず今回比較した全サービスの平均より安い金額でした。「グリーンオクトパス」のプランで試算した場合、関西電力と比べても650円ほど安いため、「とにかく安い電力会社に乗り換えたい！」という人も検討してみてください。

プラン選びは、「グリーンオクトパス」と「シンプルオクトパス」を比べると、電気使用量が350kWhほどの一般的な使用量であれば「グリーンオクトパス」の方が安く利用できますよ。

オクトパスエナジーは実質再生可能エネルギー100%の電気料金プランを提供しています。電気の質に差はありませんが、使用する電力にこだわりがある人には適しているでしょう。

環境に配慮しながら電気代の負担を上げたくない人にはおすすめといえます。解約時の違約金も多くの電力会社と同様に無料で、乗り換えたいときの費用は負担になりません。

コスモでんきは、ガソリンスタンドでもおなじみのコスモ石油グループが提供する電力サービスで、dポイントを貯めつつ、電気料金を抑えたい人におすすめです。

電気料金は世帯人数を問わず今回比較した全サービスの平均より安い金額でした。地域最大手の関西電力と比べても、試算した電気料金自体は関西電力と同じですが、使用量に応じた電気料金の割引があるため、関西電力よりも安くなります。

dポイントが貯まるため、「dポイントを集めている」「普段からコスモ石油を利用している」という方にもおすすめです。

大阪ガスは、関西で大きなシェアを持つガス会社です。近年は電気事業にも力を入れており、ガスとのセット契約で光熱費を抑えられるほか、マイ大阪ガスポイントが貯まるなど電気面でもメリットがあります。

「ファミリー応援プラン」はどの世帯でも、関西電力より電気代を安く抑えられていました。

ガスやインターネットとのセット割もあるので、すでに大阪ガスで契約中の人はセット割を使って契約するとさらに固定費の節約につながるでしょう。

丸紅新電力は、丸紅グループが運営する全国対応の電力会社です。再生可能エネルギーの導入に積極的で、環境配慮を意識する人にとっては選択肢の1つとなるでしょう。

通常プランは、世帯人数を問わず関西電力より電気料金が抑えられていました。ガスとのセット割はありませんが、乗り換えると電気代が安くなるでしょう。

ジブリ作品と連携した里山保全活動を支援するなど、社会貢献にも取り組む点が特徴です。

ENEOS Powerの「ENEOSでんき」は、ENEOSカードで電気代も車のガソリン代も支払いたい人におすすめです。ENEOSカードでENEOSでんきの料金を支払えば、ガソリン代1円/L割引になります。毎月の電気料金も100円安くなるので、よく車に乗るなら出費を大きく減らせるでしょう。

電気料金は、世帯人数に関わらず関西電力より安く抑えられていました。

解約違約金は、「にねんとく割」以外のプランなら無料。ENEOSカード割引との併用はできませんが、電気料金の支払いでポイントが貯まる特典もあります。

ENEOSカードによる支払いや、車の利用が多い人にはぴったり。関西電力からの乗り換え先の候補に入れてはいかがでしょうか。

TERASELでんきは伊藤忠エネクス株式会社のグループ会社・エネクスライフサービス株式会社が提供する電力サービスです。関西電力エリアのなかでも電気代を抑えられ、どの世帯にもおすすめの電力会社です。

また、毎月の電気代に応じて楽天ポイントを貯められる点も便利。解約時の違約金がかからず、気軽に乗り換えられるのも魅力的です。

楽天経済圏の人はもちろん、どの世帯でも節約が見込めるため、乗り換え先としては有力候補です。ぜひ検討してください。

出光興産の「idemitsuでんき」は、よく車に乗る人におすすめの電力会社です。登録したカードを使って支払うと自動的に給油代金が2円/L割引される特典があります。

世帯人数を問わず関西電力より電気料金が抑えられていました。ガスとのセット割はありませんが、乗り換えると電気代が安くなるでしょう。

ポイントプログラムでは、1年の利用ごとに500ポイントを付与。楽天ポイント・Pontaポイント・dポイントから選んで受け取れます。使える場所が多い共通ポイントでもらえるのはうれしいところ。出光興産のガソリンスタンド「アポロステーション」で給油する際にも使えますよ。なお、解約時の違約金は無料です。

特典をふまえると、とくに車によく乗る人向けですが、さまざまな世帯の暮らしにマッチするでしょう。

ミツウロコヴェッセルの「ミツウロコでんき」は、複数人世帯におすすめの電力会社です。

1人暮らし向けの「シングル応援プラン」も、「従量電灯B」で試算した2〜3人世帯の場合も、関西電力より電気代を安く抑えられていました。電気・ガスのセットで契約すると、もっとお得で、ガス料金が毎月220円割引されます。

契約時・継続特典でPontaポイントが貯まるのも魅力。解約時の違約金が無料で、乗り換えやすいのもうれしい点です。

関西電力は、関西地方の基幹電力を担う最大手の電力会社です。大手ならではの信頼感に加え、平均と比べても料金が安めに設定されており、実はコスト面でも悪くない選択肢。

はぴeポイントなどの特典も用意されており、安定性とお得さを兼ね備えています。乗り換え候補となることはあまりないですが、もし割高なサービスを利用中であれば、乗り換え先としては心配は少ないといえます。

エネワンでんきは、ガス事業を展開するサイサンが提供する家庭向け電力サービス。電気とガスをセット契約すると、月最大220円の割引が受けられる特典が用意されています。

どの世帯でも比較した電力会社では平均より安い水準でした。通常プランであれば契約条件に縛りがなく、生活スタイルに合わせたプラン選びができる点は好印象。

ガスとのセット契約を前提とした利用や、長期的な契約を想定している家庭にとっては、コストと手間のバランスがとりやすいサービスといえるでしょう。

J:COMの「J:COM でんき」は、CO2排出量がゼロのグリーンメニューも選べるのが特徴。通常の従量制プランで比較すると、電気料金は安めです。

1～3人世帯で試算したところ、どの世帯でも比較した電力会社の平均値を下回る結果に。また、関西電力とはほぼ同じ電気料金でした。

「J:COMガス」を提供しており、ガス2年契約サービス加入で年間総額1,320円、月額利用料が110円割引されます。電気料金に応じたポイント還元がない点は惜しいところです。

KDDIの「auでんき」はUQモバイルの特定プランとまとめて契約すると「自宅セット割」が適用される点や、Pontaポイントが貯まる点が魅力といえます。

「でんきMプラン」の場合、3人暮らしの電気代の試算は関西電力より少し高めです。

ガスとセット割やUQモバイルの対象プランを利用した割引も受けられる点は魅力で、auユーザーは選択肢の1つといえます。スマホの乗り換えと同時に、電力会社の乗り換えを薦められることもありますが、電気代だけならほかの電力会社も候補に入れましょう。

ちなみに、auでんきと「Pontaでんき」は料金プランの面ではまったく同じ料金設定です。違いはPontaポイントが還元される仕組み。Pontaでんきは毎月一定のポイントが還元されるのに対して、auでんきは電気使用量に応じてポイントが還元されます。

「Pontaでんき」は毎月150ポイントをPontaポイントで付与される特典が魅力。電気料金は比較した平均よりは安めです。

3人暮らしの電気代の試算は関西電力よりやや割高で、節約目的の乗り換えにはいまひとつでしょう。電気ガスをまとめる契約はありません。

なお、Pontaでんきと「auでんき」は電気料金プランの面ではまったく同じ料金設定です。違いはPontaポイントが還元される仕組み。auでんきは電気使用量に応じてポイントが還元されるのに対して、Pontaでんきは毎月一定のポイントが還元されます。

ドコモでんきは、NTTドコモが提供する家庭向け電力サービスです。スマホ契約に加えて電力分野にも参入しており、全国で利用可能なプランを展開しています。

今回試算した電気料金は関西電力よりもやや高め。世帯人数に関わらず、料金は今回の平均値より安く、使用量が少ない場合も許容範囲といえます。

一方で、ドコモガスとのセット契約を組めば、電気料金に対するdポイントの還元率が＋2％アップする特典があります。電気代の安さよりも、ポイントによる実質的な節約やサービス連携を重視したい人には選択肢となりうる内容です。

スマホの乗り換えと同時に、電力会社の乗り換えを薦められることもありますが、電気代だけならほかの電力会社も候補に入れましょう。

ソフトバンクでんきは、SBパワーが提供する電力サービスで、スマホや光回線とまとめて契約できる利便性が特徴です。セット契約で通信領域と一括管理でき、請求が1つにまとまるため家計管理がしやすくなります。

どの世帯における電気代も関西電力よりもやや割高でした。スマホや光回線とあわせて契約している場合でも、上位の電力会社に乗り換える方が節約額は大きいでしょう。

契約期間内の解約は手数料がかかる点には注意。スマホの乗り換え時に電力会社の乗り換えを薦められることもありますが、ほかの電力会社も候補に入れましょう。

おてがるでんきは、インターネット回線やガスサービスを展開する「おてがる光」が提供する家庭向け電力サービス。電気とガスをまとめて契約すれば、ガスの基本料金に最大10%の割引が適用されます。

月額の電気料金は全体のなかで高い水準でした。通信やガスと合わせてインフラを一本化しても、節約効果は限定的で、固定費を抑える目的の人には向きません。

契約まわりをシンプルにまとめたい人や、ガスとの併用を前提に検討している人にとっては候補になりますが、生活スタイルや契約条件によっては恩恵を感じにくいケースもあるため、慎重な検討が必要です。