ベタ用水草のおすすめ人気ランキング【2025年】

ベタの理想の水温である25℃で飼育できる水草を選びましょう。ベタの適水温は20〜28℃です。ベタの適水温に対応できない水草の場合、枯れてしまい水質悪化につながります。

また、低光量で飼育できるウィローモスなどの陰性水草がおすすめです。ベタは強い光を苦手とするため、強い照明が必要な水草は避けましょう。ウィローモスは細長く柔らかい枝や細かい葉が特徴で、ベタの隠れ場所に適しています。適水温も20〜28℃とベタにはぴったりの水草といえるでしょう。

ただし、ウィローモスはコケが生えやすいというデメリットも。コケ対策にはエビの投入が定番ですが、ベタは攻撃性が高く、特にエビが大好物なのでコケ対策にエビが使えません。水槽に生えたコケは、スポンジなどでこすって落としましょう。定期的なトリミングをすればでコケを防げますよ。

ベタの水槽に水草を入れる場合、水槽の見た目よりもベタの過ごしやすさが重要です。葉が硬い水草はベタの遊泳の邪魔になるだけでなく、ヒレが裂けてしまう可能性があります。ベタに合った水草を入れることで、さらに過ごしやすく美しい水槽にできますよ。

はじめてのベタ飼育で水草のお手入れは大変そう、という場合は人工水草が好適。天然の水草は種類によって育成方法が異なるうえ、トリミングやコケの除去が大変ですよね。人工水草なら枯れる心配もなく、汚れても取り出して洗えて便利です。

ベタの水草に入れる人工水草は、布などの柔らかい素材のアイテムを選択しましょう。プラスチックなど硬い素材の人工水草は、ベタのヒレや体を傷つけてしまう可能性があります。

ベタの水槽には、ベタの習性に合わせて作られた「ベタのおやすみリーフ」がおすすめです。ベタの隠れ家にぴったりな形状で、2枚の葉の間で寝る姿が見られます。また、吸盤で水槽の好きな場所に取り付け可能なので、水面近くに取り付ければ泡巣の土台にも利用できます。

レイアウトに使う水草は、小さめのサイズで水槽の1/5の量になるようにしましょう。ベタは水面付近を泳ぐ習性があるため、背の高い大きな水草はベタの遊泳の邪魔になります。また、水槽内の水草の量が多すぎると、引っかかってヒレが裂けてしまう可能性が上がるため、水草の量には注意しましょう。

はじめてのアクアリウムでレイアウトに迷った場合は、ベタ用の水草セットがおすすめです。専門店がセレクトしているので、安心してベタの飼育が始められます。慣れてきたら自分で選んだ水草を追加してみたり、レイアウトを変えてみたりして、アクアリウムを楽しみましょう。