4Kの高画質で録画・配信ができるキャプチャーボード、AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2。ネット上では「遅延をほとんど感じない」「初心者でも使いやすい」と評判ですが、実際に口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のElgatoやプリンストンなどのキャプチャーボードとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キャプチャーボード選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
18,367円
おすすめスコア
対応解像度・リフレッシュレートの広さ
遅延のなさ
カクつきのなさ
初期設定の簡単さ
最大録画解像度(実測値) | フルHD/60fps(OBSで実測時) |
---|---|
最大入出力解像度(実測値) | フルHD/120fps(PS5で実測時) |
パススルー機能 |
良い
気になる
AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2は、VTuber活動やゲーム実況をはじめたいすベての人におすすめです。実際にゲーム機とPCに映し出される映像を比べると、遅延はたったの約0.07秒。比較したなかには約0.1秒以上遅延があり、ボタン入力と映像のズレを感じたものもあったのに対し、口コミどおり肉眼では遅延をほぼ認識できませんでした。
映像のなめらかさを示すフレームレートは60fpsを安定して出力し、カクつきもほとんどありません。メーカーの謳い文句どおり「FF7 REMAKE」などの高グラフィックのゲームもなめらかにプレイできますよ。比較したところ、フレームレート55fps程度では映像にカクつきが見受けられたなか、優秀であるといえるでしょう。
ライブ配信を行うのに必要なソフトも付属していて便利なうえに、機能も充実しています。ゲーム画面にカメラやPCの画面を一緒に映すPIP機能・背景映像を合成する際に使用するクロマキーなど、実況やライブ配信に必要な機能をカバー。配信初心者から実況のクオリティを上げたい人まで、口コミどおり幅広いユーザーが満足できる内容です。
充実した機能性にも関わらず、配信ソフト使用中のCPU使用率は約45%と控えめ。比較した商品の平均値約52%(※執筆時点)を下回っており、CPUに負担をかけずに楽しめるでしょう。3Dアニメーションを使用した配信や、インカメラの映像を挿入した配信も十分可能です。
ECサイトの値段は、執筆時点で2万円台。遅延・カクつき・CPU負荷がどれも少なく、配信ソフトの機能も充実しているのが魅力です。4Kの高画質での録画・配信ができて、可変リフレッシュレートのVRRパススルー機能にも対応。PS5やXbox Series X/Sの高画質なゲームを配信したい人にもおすすめなので、まずチェックしてみてくださいね!
実際にAVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Elgato
高画質で録画・配信したい人に。4K144fpsに対応
AVERMEDIA TECHNOLOGIES
高画質で動画投稿したい人に。4K60fpsでの録画が可能
そもそもキャプチャーボードとは、家庭用ゲーム機の映像・音楽をPCに取り込む機器です。ゲーム機から配信するのと違って、PCのストレージに空きがある分だけ録画データを保存可能。加えて、どの配信サイトでも配信ができます。ゲーム配信を行いたい人にとって必須のアイテムといえるでしょう。
今回紹介するAVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2は、最大解像度4K(2,160p)の高画質で録画・配信ができるキャプチャーボード。フレームレートは条件により異なりますが最大60fps。数値が高くなるほど映像がなめらかになります。4K(2,160p)/30fpsまたはフルHD(1080p)/60fpsの画質で録画・配信が可能です。
製造元のAVerMediaは、ストーリミングデバイスやTVチューナーを取り扱っている台湾のメーカー。アメリカ・ヨーロッパ・アジアに拠点を持ち、日本支社は秋葉原に構えています。キャプチャーボードのラインアップが豊富なので、自分のゲーム環境にあった製品を選べますよ。
VRRパススルー機能に対応しており、なめらかな映像が持ち味です。VRRとはPS5やXbox Series X/Sなどに搭載されている技術で、リフレッシュレートを状況に応じて変化させて、コマ落ちやちらつきを抑える効果があります。よりなめらかな映像を楽しむなら、別途モニターを用意するのもよいでしょう。
USB3.2 Gen1(Type-C)を搭載しており、高速データ通信ができるのも特徴です。4K・30fpsの高画質で録画中でも、超低遅延でゲームプレイができると謳っています。そのほかのスペックの詳細は以下のとおりです。
本体のサイズは幅112.5×奥行66.1×高さ20.9mm、重量は約85gです。比較した商品の多くが奥行75~100mm前後・重量は200g前後だったことをふまえると、本商品は軽量かつコンパクトといえます。持ち運びも設置もしやすいでしょう。
ブラックのボディはシンプルなデザインです。数量限定ではありますが、ホワイトのモデルも展開しています。すべての端子が1側面に集中していて、配線がすっきりするのもメリット。付属品は、USB 3.2 Gen 1 Type-C to Type-Aケーブル・HDMI 2.0ケーブル・クイックガイドです。
今回はAVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2を含む、キャプチャーボード全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、遅延のなさとカクつきのなさの検証です。
2台のモニターを使用して、実際のゲーム機の映像とPCに映し出される映像にどれぐらいの遅延があるか測定しました。また、カクつきのなさに関しては、動画編集ソフトにゲーム映像の録画データを読み込ませて、1枚ずつコマ送りしてフレームのなめらかさをチェックしています。
ゲーム機の映像とPCに取り込んだ映像を比較したところ、遅延は約0.07秒。口コミどおり、遅延は肉眼ではほとんどわかりません。
比較した結果、遅延が0.1秒以上あるとボタン入力と映像のズレを感じやすい傾向がありました。その点、本商品なら動きの速い「Apex Ledends」などのFPSゲームも快適にプレイできるでしょう。
なお、パススルー機能を搭載しているので、別途モニターを用意すればさらに遅延が解消されます。パススルーとはPCに映像を取り込むのと同時に、別のモニターにゲーム機の映像を出力する機能のこと。PCに映る遅延した映像ではなく、遅延のないモニターの映像でプレイできますよ。
映像のなめらかさを分析したところ、フレームレートは60fpsを記録し、カクつきはほとんどありません。比較したなかでも55fps程度だと、映像がかなりカクついて見えました。
なお、フレームレートは、1秒間の動画に何枚の画像が描画されているか示した数値です。パラパラ漫画のようなイメージで、数値が高いほど動画がなめらかになります。
本商品は、PS5などに搭載されている映像をなめらかにする技術VRRにも対応。「FF7 REMAKE」「エルデンリング」などの高グラフィックのゲームもなめらかに録画できます。
次に、機能性の検証です。
付属ソフトやパススルー機能の有無・対応録画解像度など配信に関わる機能をチェックしました。
ゲームの配信・録画に関する機能は、かなり充実していました。比較した商品の多くはフルHDの解像度までしか録画できなかったのに対し、本商品は4K画質での録画に対応。パススルー機能も搭載しており、別途モニターを用意すれば高画質で遅延を気にせずプレイできます。
LINE端子を搭載しているので、ボイスチャットも簡単に収録できます。マイクをボイスチャット用や配信用と複数用意する必要がなく、ヘッドセット1つで普段と環境を変えずにゲームしながら録音できるのが魅力です。
ライブ配信を行うのに必要なソフト「RECentral」も付属。ゲーム画面にカメラやPCの画面を映すPIP機能や、背景映像を合成するクロマキー・音量自動調整機能など、実況やライブ配信に役立つ機能が備わっています。口コミどおり初心者から上級者まで満足できる内容です。
最後に、CPU負荷の検証です。
配信ソフトOBSでゲームの録画を行い、その際にかかった負荷をPC本体の機能を使用して計測しました。
実際に配信ソフトOBSを使用してみると、CPU平均使用率は約45%でした。比較した商品の平均が約52%(※執筆時点)だったことをふまえると、CPUにかかる負荷は少ないといえます。
比較した結果、CPU平均使用率が70%前後になると、ブラウザや別ソフトを起動しながらの録画は映像がカクつきやすい傾向がありました。本商品は使用率をかなり抑えられているので、3Dアニメーションを使用した配信やインカメラ映像を挿入した重めの配信をしても動作はスムーズでしょう。
最大録画解像度(実測値) | フルHD/60fps(OBSで実測時) |
---|---|
最大入出力解像度(実測値) | フルHD/120fps(PS5で実測時) |
パススルー機能 |
良い
気になる
最大録画解像度(公称値) | 4K/30fps、2K/60fps、フルHD/60fps |
---|---|
最大入出力解像度(公称値) | 4K/60fps、2K/120fps、フルHD/240fps |
エンコード方式 | ソフトウェア |
インターフェース | USB3.2 Gen1(Type-C) |
種類 | ボックスタイプ |
接続端子 | USB端子、HDMI端子、LINE端子 |
入力端子 | HDMI端子(2.0)、3.5mm LINE端子(3極) |
Mac対応 | |
幅 | 112.5mm |
奥行 | 66.1mm |
高さ | 20.9mm |
重量 | 約85g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2の取扱店舗は、Amazon・楽天市場などの大手ECサイトや、ヨドバシカメラ・ジョーシンなどの家電量販店です。
値段は執筆時点でECサイトにて2万円台。サイトによって価格が異なるので、購入時には比較してみてくださいね!
今回ご紹介したAVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2と同じように、遅延・カクつきがほとんどなかった商品をご紹介します。
Elgato HD60 S+は、アクションゲームをプレイしたい人におすすめ。フレームレートは60fpsが安定して出力されており、カクつきなく非常になめらかです。遅延も約0.07秒とほとんど感じませんでした。「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「スプラトゥーン3」もなめらかにプレイできますよ。
Elgato Game Capture HD60 Xは、PS5などで高画質なゲーム映像を録画したい人におすすめ。高精細なグラフィックのゲームでも、映像をなめらかに録画できました。遅延もほとんどなく、「Apex Ledends」や「オーバーウォッチ2」などの動きの速いアクションゲームも問題ありません。
パススルー機能 | |
---|---|
付属ソフトあり | |
エンコード方式 | ソフトウェア |
最大ビットレート | 60Mbps |
CPU平均使用率 | 52.5% |
フレームレート | 60fps |
インターフェース | USB3.0、HDMI端子 |
接続タイプ | 外付けタイプ |
接続端子 | HDMI端子、USB端子 |
入力端子 | HDMI端子 |
対応OS | 不明 |
出力解像度 | 1080p、1440p、2160p |
Mac対応 | |
録画解像度 | 1080p、1440p、2160p |
Switch対応 | 不明 |
幅 | 112.0mm |
奥行 | 75.0mm |
高さ | 19.0mm |
重量 | 115g |
用途 | ゲーム配信 |
Elgato HD60 S+をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
最大録画解像度(実測値) | 4K/30fps、2K/60fps、フルHD/120fps(OBSで実測時) |
---|---|
最大入出力解像度(実測値) | フルHD/120fps |
パススルー機能 |
良い
気になる
最大録画解像度(公称値) | 4K/60fps、2K/144fps、フルHD/240fps |
---|---|
最大入出力解像度(公称値) | 4K/30fps、2K/60fps、フルHD/120fps |
エンコード方式 | ソフトウェア |
インターフェース | USB3.0、HDMI2.0 |
種類 | ボックスタイプ |
接続端子 | USB端子 |
入力端子 | HDMI端子 |
Mac対応 | |
幅 | 112.0mm |
奥行 | 72.0mm |
高さ | 18.0mm |
重量 | 約91g |
Elgato Game Capture HD60 X 10GBE9901-JPをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。