新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
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目次
21,000円
おすすめスコア
対応解像度・リフレッシュレートの広さ
遅延のなさ
カクつきのなさ
初期設定の簡単さ
最大録画解像度(実測値) | フルHD/60fps(PS5で実測時) |
---|---|
最大入出力解像度(実測値) | 4K/60fps(PS5で実測時) |
パススルー機能 |
良い
気になる
録画時の最高解像度が1080pで、PS5の最高画質4Kの美しさをYouTubeに反映しきれないのも惜しい点。リフレッシュレートも最大60fpsなので、PS5でFPSをプレイする際は、120fpsの上位商品よりなめらかさに物足りなさを感じるでしょう。とはいえSwitchやPS4なら最高画質での動画配信が可能。出力4K60fpsのパススルー機能にも対応し、PC以外のモニターに高解像な映像を映し出せます。
「初期設定が簡単」との口コミどおり、初心者でも楽に録画・配信をスタートできるのも利点です。録画・配信・動画共有用の付属ソフト「RECentral」を使うと、外部ソフト「OBS Studio」より簡単に録画を始められました。説明書は日本語でも記載され、フロー図や接続する端子のイラスト写真も載っています。
遅延のなさの評価も比較した商品内ではトップクラス。「Apex Legends」のプレイ映像を録画して動画編集ソフトで確認すると、遅延していたのはわずか0.034秒(2フレーム分)のみでした。全体平均の0.078秒(※2024年11月時点)を下回り、パススルー機能を使わなくても、普段と同じ操作感で配信・録画できるでしょう
値段は3万円前後(※2024年11月時点・ECサイト参照)と高めです。コスパの観点から見ると、遅延・映像の乱れともに気になりにくかった上位商品には届かない結果に。購入コストを抑えつつなめらかな映像で配信・録画をしたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
<おすすめな人>
Elgato
高画質で録画・配信したい人に。4K144fpsに対応
AVERMEDIA TECHNOLOGIES
高画質で動画投稿したい人に。4K60fpsでの録画が可能
そもそもキャプチャーボードとは、ゲームの配信や動画編集・投稿のために必要なアイテム。ゲーム機の映像や音声をPCに出力できるようになり、PS5・Nintendo Switch・スマホゲームなどのライブ配信や動画投稿が可能です。YouTubeやTwitchなどで配信・動画投稿をしたいなら、購入を検討しましょう。
今回ご紹介するLive Gamer EXTREME 2 GC550 PLUSは、「超低遅延で録画が可能」と謳う外付け型のキャプチャーボードです。USB3.1やデータ圧縮による遅延がないソフトウェアエンコーディング方式を採用することで、遅延を大きく抑えて快適なプレイ環境を叶える設計ですよ。
販売元のAVerMediaは、1990年に台湾で誕生したグローバル企業。主にゲームキャプチャー・オーディオ・ストリーミングサーバー製品などを取り扱っています。キャプチャーボードは外付け型・内蔵型のどちらも種類豊富に販売中です。
別売りのDigital AVアダプタ(HDMI変換アダプタ)を使用すると、iPhoneなどiOSデバイスのゲームアプリの録画・配信も可能。つなぎ方も、本品とiPhoneの間にアダプタを接続するだけと簡単です。
録画・配信・動画共有のための専用ソフト「RECentral」が付属するのもうれしいポイント。簡単な設定で録画・配信画面をカスタマイズしやすいよう開発されています。
さらに、台湾のソフトウェアメーカーであるCyberLink社製の映像編集ソフト「PowerDirector 15 for AVerMedia」のライセンスキーコードカードも付属。「初心者にもわかりやすいインターフェース」と謳っており、直観的に操作するだけでイメージどおりの映像作品を作れるでしょう。
この商品は有名ですが、6年ほど前に販売開始されたものです。2024年11月時点では同じ値段帯でよりハイスペックなものもあるので、ほかの商品も検討してみてくださいね。
今回はAVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUSを含む、人気のキャプチャーボードを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のキャプチャーボードを比較検証したところ、AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUSには3つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
満足の基準とした0.54秒や、比較した全商品の平均0.078秒(※2024年11月時点)を下回り、「超低遅延」との謳い文句にも頷けます。ボタン入力と映像のラグがほぼなく、普段と同じ操作感で配信・録画ができました。
PCの映像に遅延がほとんど見られないため、PC以外のモニターなどに映像を映し出せるパススルー機能を使用せず、配信・録画したい人にもおすすめです。
付属ソフトのおかげで、外部ソフト「OBS Studio」より配信・録画までの工数が少なく済みました。ソフトウェア・ドライバーダウンロードを公式サイトから行ったあとの設定は少し手間ですが、説明書に従えばスムーズに進められるでしょう。
説明書には日本語表記があり、フロー図や接続する端子のイラスト写真が掲載されているのも便利。初心者でも迷うことなく設定できますよ。ただボイスチャットの声を録画・配信にのせられる、LINE端子がない点には注意してください。
パススルー機能に対応し、キャプチャーボードに取り込んだ映像や音声を、配信で使用するPC以外のモニターに出力できるのも便利な点。出力の最大解像度は4K60fpsと高く、4K対応のテレビやモニターを使えば、オープンワールドのゲームやMMOを4K映像でプレイしながら、PCでは1080p60fpsの画質で生配信・録画ができます。
なお、YouTubeでの動画投稿の最大解像度は4K60fps。4K録画に対応した上位商品と比べると、本品はゲームによっては最高画質でYouTubeに動画投稿できない場合があります。
またPS5のリフレッシュレートは最大120fps。本品は最大60fpsなので、PS5でFPS・TPSをする際はなめかさに物足りなさを感じるかもしれません。4K120fpsに対応したゲームだと、パススルー機能を使っても映像美を生かしきれない点も覚えておきましょう。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUSにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
プレイ中に音声や映像が乱れやすい点は気がかりです。「Apex Legends」でボットが動く様子を録画し、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」を使用して欠けたフレーム数を確認したところ、180(3秒間)のうち28とかなり多い結果でした。
全体平均の約9フレーム(※2024年11月時点)や、満足の基準とした3フレームを大幅に超え、「カクつきが起こりやすい」との口コミは払拭できず。欠けがなかった上位商品と並ぶと、視聴者にとって快適な映像とはいいにくいでしょう。
上位商品には、遅延やカクつきがほぼない高い性能がありながら、2万円前後で購入できるものがいくつか見られました。コスパのよさを重視するなら、ほかの商品も検討しましょう。
最大録画解像度(実測値) | フルHD/60fps(PS5で実測時) |
---|---|
最大入出力解像度(実測値) | 4K/60fps(PS5で実測時) |
パススルー機能 |
良い
気になる
最大録画解像度(公称値) | フルHD/60fps |
---|---|
最大入出力解像度(公称値) | 4K/60fps |
エンコード方式 | ソフトウェア |
インターフェース | USB3.1 Gen1端子(Type-C)、HDMI2.0 |
種類 | ボックスタイプ |
接続端子 | HDMI端子、USB端子 |
入力端子 | HDMI端子 |
Mac対応 | |
幅 | 145.3mm |
奥行 | 97.2mm |
高さ | 29.0mm |
重量 | 182g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
21,000円
(最安)
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(100件)
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34,570円
(+13,570円)
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(133件)
35,380円
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60,155円
(+39,155円)
販売価格:60,706円
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ここでは、AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUSの気になる点を補う商品をご紹介します。
遅延のなさの検証では、4フレーム分遅れの0.068秒を記録。ズレは感じにくく許容範囲内です。フレームの欠けも2/180と少なかったため、カクつきにくく視聴者にとって快適な映像を配信できるでしょう。
説明書どおりに設定すれば、配信・録画も簡単でした。専用ソフト自体はありますが、導入に手間がかかるのは惜しいポイント。とはいえヘッドセット端子とパーティーチャット端子が搭載されており、ボイスチャットを簡単に取り込めますよ。
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUSは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能です。なかには、中古品を1万円前後で販売している取扱店舗も確認できました。送料やポイントなども考慮して、お得に手に入れてくださいね。
<手順>
①PCに配信ソフトウェアをインストールする。付属ソフトがある場合は商品の販売ページからダウンロードする
②ゲーム機からのケーブルをキャプチャーボードの「IN」に接続し、キャプチャーボードの「OUT」からケーブルをPCに接続する
③PCに映したゲーム画面を、配信ソフトに映し出す
④PCに取り込んだゲーム画面を録画または配信する
初期設定に不安がある初心者には、専用ソフトつきの商品がおすすめ。付属ソフトを使えば③のステップで接続するだけでゲーム画面を映せ、複雑な設定は必要ありません。
なお、接続してもAVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUSの状態表示ランプが青くならない場合は、ドライバーがPCにインストールされていない可能性が考えられます。使用する際は必ず公式サイトから最新版のドライバーをインストールしてくださいね。
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