「次世代ゲーム機やPCゲームなどの映像を高品質にキャプチャできる」と謳うキャプチャーボード、AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2 。ネット上では「簡単に接続できた」と評判です。一方で「値段が高い」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のキャプチャーボードとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キャプチャーボード選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
23,000円
おすすめスコア
対応解像度・リフレッシュレートの広さ
遅延のなさ
カクつきのなさ
初期設定の簡単さ
最大録画解像度(実測値) | 4K/60fps(OBSで実測時) |
---|---|
最大入出力解像度(実測値) | 4K/60fps、2K/60fps、フルHD/120fps(PS5で実測時) |
パススルー機能 |
良い
気になる
パススルー機能が搭載されており、遅延もわずか0.051秒しか見られませんでした。比較した商品には0.1秒以上ズレたものもありましたが、本品なら反応速度が鍵を握るFPSやTPSゲームも問題なくプレイできます。録画した映像のフレームの欠けも1つもなく、カクつきのないクオリティの高い配信が可能です。
説明書は、日本語でわかりやすく記載されていました。「簡単に接続できた」との口コミがあるように、手順どおりに進めれば配信や録画が行えます。ソフトの導入はやや手間がかかりますが、配信に役立つ機能は充実。メイン画面にサブ画面を表示できるPIP機能や、音量バランスの調整・クロマキー合成機能などが搭載されていました。
ECサイトでは3万円台(※2024年9月時点)で販売されています。比較したなかには3,000円以下で購入できる商品もあり、初心者だと手が出しにくい価格帯ですが、PS5やPCに接続して使いたい人にはぴったり。ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するAVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2は、ゲーム機の映像をPCに映して動画の配信や投稿を行うキャプチャーボードです。
AVerMedia史上はじめて4K144fps・4K120fps・1440p240fps・1080p360fpsのパススルー表示に対応。「PCゲーム、最新のゲーム機の映像を高解像度、高リフレッシュレートのまま表示することができる」と謳われています。
映像のカクつきを抑えるVRR(可変リフレッシュレート)や、コントラストを際立たせるHDR10にも対応。パーティチャット機能も搭載しており、追加のマイクやパーティチャットケーブルがなくてもライブコメントの録画やボイスチャットが行えます。なお、詳細なスペックは以下のとおりです。
販売元は、1990年に台湾で創立されたグローバル企業、AVerMedia。ビデオキャプチャーやストリーミング・オーディオ製品の設計や製造を行っており、ゲーミング市場向けのアイテムが人気を集めています。
今回はAVerMediaのLive Gamer ULTRA 2.1 GC553G2を含む、キャプチャーボードを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
解像度が高いため、高画質で動画投稿したい人におすすめです。実際に接続して録画時の解像度・リフレッシュレートを確認したところ、4K60fps・2K60fps・1080p120fpsを記録しました。
メーカーが交渉する最大値4K144fpsには届かなかったものの、高解像4Kでも60fpsとなめらかな映像を録画できます。比較したなかには4K非対応の商品もあったに対し、どんなゲームでも満足できるスペックです。
PS5は1080p120fpsしか出力できず解像度はやや物足りなさがありますが、パススルー機能を使えばなめらかな映像を楽しめます。「APEX」や「フォートナイト」といったFPS・TPSゲームをプレイしたい人にもぴったりです。
FPSやTPSなどのゲームもプレイが可能。「Apex Legends」や「スプラトゥーン3」などの動きの速いゲームも快適に操作できますよ。
録画した動画の遅延したフレーム数を編集ソフトでチェックしたところ、1フレームも欠けは見られませんでした。比較したなかには180フレーム中25フレームも欠けが生じた商品もありましたが、こちらはまったく映像がカクつきません。
付属の配信ソフトに、コマ落ちのない映像を楽しめると謳う「Flawless Visuals with VRR」が搭載されているのもポイント。検証時は条件を統一するために「OBS」というソフトを使用しましたが、付属のソフトを使えばよりクオリティの高い映像を楽しめるでしょう。
専用ソフト「AVerMedia RECentral」の導入はやや手間がかかりますが、機能は非常に充実しています。ゲームやマイクの音量バランスを調節する機能や、クロマキー合成機能を搭載。PIP機能もついているので、ライブ配信に必要なカメラやPCの画面をゲーム画面と同時に映すことも可能です。
比較した多くの商品が非搭載だった、LINE端子がついているのもメリット。ボイスチャットの声を配信や録画に簡単にのせられます。
配信ソフト「AVerMedia RECentral」を導入して接続するだけでは、キャプチャーボードを認識しません。設定の際は「AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1」の最新フォームウェアを公式サイトからダウンロードしてください。
AVerMediaのLive Gamer ULTRA 2.1 GC553G2にはよい点がある反面、気になる点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
ECサイトの価格は、3万円台(※2024年9月時点)と高額です。比較したなかには3,000円以下で購入できる商品もあり、はじめて購入するキャプチャーボードとしては手が出しにくいでしょう。初心者よりも中~上級者向けといえます。
4K144fpsのパススルーが可能な高性能モデルですが、そもそも出力可能な最大画質はNintendo Switchは1080p60fps・PS5でも1080p120fpsまでです。Nintendo SwitchやPS5では、オーバースペックになるでしょう。
最大録画解像度(実測値) | 4K/60fps(OBSで実測時) |
---|---|
最大入出力解像度(実測値) | 4K/60fps、2K/60fps、フルHD/120fps(PS5で実測時) |
パススルー機能 |
良い
気になる
最大録画解像度(公称値) | 4K/144fps、4K/60fps(macOS)、2K/120fps、フルHD/240fps |
---|---|
最大入出力解像度(公称値) | 4K/144fps、2K/240fps、フルHD/360fps |
エンコード方式 | ソフトウェア |
インターフェース | USB3.2 Gen2 Type-C |
種類 | ボックスタイプ |
接続端子 | HDMI端子 |
入力端子 | HDMI端子、3.5mmヘッドセット端子、3.5mmパーティーチャット端子 |
Mac対応 | |
幅 | 120.0mm |
奥行 | 70.0mm |
高さ | 27.6mm |
重量 | 約115g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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67,035円
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販売価格:67,650円
ポイント:615円相当
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ここでは迷ったらおすすめしたい商品や、購入コストを抑えられる機種をご紹介します。
Elgato Game Capture 4K Xは、キャプチャーボードがほしいすべての人におすすめです。最大入出力解像度・最大録画解像度ともに4K144fpsに対応。PS5で配信や録画を考えている人にぴったりです。
映像の遅延は0.068秒とそれほど大きくなく、許容できる範囲でした。カクつきの検証でも、フレームの欠けは180フレーム中2フレームにとどまっており、なめらかな映像を楽しめますよ。
説明書はわかりにくいものの、接続自体は簡単です。価格はECサイトで40,000円弱(※2024年9月時点)と高めですが、非常に高性能。FPS・TPS・オープンワールド・MMOなどジャンルを問わず、望みどおりにプレイや配信・録画が行えるでしょう。
購入コストを抑えたい人は、AverMediaのLIVE GAMER EXTREME 3も要チェック。2万円台で購入できるので、手軽に配信デビューしたい人にもおすすめです。
4Kは非対応ですが、最大録画解像度は1080p60fpsに対応。パススルー時は120fpsでの出力が可能なので、PS5の最高フレームレートでゲームを楽しめます。
映像をきれいに映し出す技術であるVRR(可変リフレッシュレート)と、HDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載しているのもポイント。画面のカクつきがなく、肉眼では映像の遅延も感じられませんでした。動きが速い「Apex Ledends」や「スプラトゥーン3」などのゲームでもPC画面で快適にプレイできますよ。
本品と同様に、付属ソフト「AverMedia RECentral」に対応。カメラやPCの画面をゲーム画面と同時に映すPIP機能やクロマキー合成、ゲームやマイクの音量バランス調節機能など、実況やライブ配信に必要な機能が充実しています。
AVerMediaのLive Gamer ULTRA 2.1 GC553G2は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入が可能です。
ケーズデンキやビックカメラなどの家電量販店でも販売されています。購入前に、それぞれの価格を比較してみてください。
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