UGREEN 4K@60Hz HDMI キャプチャーボードは、コスパ重視でも性能はしっかりほしい人におすすめです。録画時の解像度・リフレッシュレートは4K60fpsを記録。比較したほかの商品には4Kでの録画が不可のものもありましたが、本品であればYoutubeやtwitchに最高画質でライブ配信や動画投稿ができます。パススルー機能を使用しゲームプレイしたときの解像度・リフレッシュレートも4K60fps・1080p120fpsに対応していました。PS5の美しい映像をなめらかに映し出せるため、さまざまなジャンルのゲームを快適にプレイできます。高性能ながらECサイトでの販売価格は1万円台と安価(※2025年4月時点)なので、手に取りやすいですよ。PCとモニターで映像の遅延はほとんど感じません。実際にパススルー機能を使用した際に映像が表示される時間を計測したところ、ノートPCに写した映像はモニターに比べて0.085秒しか遅れませんでした。配信画面でもボタンの入力と映像のズレはそこまで気にならなかったため、不満は感じにくいでしょう。映像のカクつきも抑えられています。実際にフルHD60fpsに統一した配信ソフトにゲームのプレイ映像を映し出した結果、欠けていたのは180フレーム中2フレームだけと少なめでした。比較した目でわかるほど映像がカクカクしていた商品に比べると、配信中でも操作にラグを感じにくく、視聴者に見やすい映像を提供できます。説明書には日本語の記載やイラストがあり、初期設定にそこまで手間はかかりません。比較した全商品のおよそ半数にしかなかった音声信号を入力するLINE端子も搭載されており、すぐに配信をはじめられます。手頃な価格ながら便利な機能が備わっているので、この機会にぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>PS5の美しい映像を楽しみたい人さまざまなジャンルのゲームをプレイしたい人最高画質で録画・配信をしたい人<おすすめできない人>初期設定の手間をできるだけ減らしたい人
Elgato Game Capture HD60 X 10GBE9901-JPは、とくにPS5やSwitchのゲーム動画を高画質で収録したい人におすすめです。実際にゲーム機とPCに映し出された映像を比べると、遅延はたったの約0.07秒。比較したなかには約0.1秒以上遅延があり、操作と映像のズレを感じた商品もあったのに対し、口コミどおり体感では遅延をほぼ感じませんでした。PCに映像を取り込むのと同時に、別モニターに映像を出力するパススルー機能にも対応。メーカーの謳い文句どおり、配信しながら別モニターでは4Kの高画質で遅延を気にせずゲームをプレイできます。「Apex Ledends」のような動きの激しいゲームも快適でしょう。動きのなめらかさを示すフレームレートは、60fpsを記録しました。現在、多くのタイトルで最大60fpsを採用しているのでスペックとしては十分。「CyberPunk 2077」のような高グラフィックのゲームも非常になめらかに録画できますよ。比較したところ、60fpsを切ると映像のカクつきが見られる傾向がありました。ゲーム配信に役立つ機能も充実。「設定に少し手間がかかる」という口コミが見られましたが、付属ソフトの「4K Capture Utility」を使用すれば初心者でも設定は簡単です。ソフトを立ち上げてすぐに、4K画質での録画ができます。LINE端子も搭載しているので、ボイスチャットの録音にも複雑な設定はいりません。ただし、別のソフトを起動しながらの配信はやや重くなります。配信ソフトのOBSを使用した際のCPUの平均使用率は約55%。比較した商品の平均が約52%(※執筆時点)だったことをふまえると、負荷はかかりやすいといえます。ブラウザを複数立ち上げたり、別のアプリを立ち上げたりしながらの配信は注意しましょう。価格は、執筆時点でECサイトにて24,000円台。初心でも簡単に4K高画質でゲーム画面の録画ができる一品です。高グラフィックのゲームも遅延・カクつきなく快適にプレイできます。Switchはもちろん、PS5やXbox Series S/Xでゲーム配信をはじめたい人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2は、VTuber活動やゲーム実況をはじめたいすベての人におすすめです。実際にゲーム機とPCに映し出される映像を比べると、遅延はたったの約0.07秒。比較したなかには約0.1秒以上遅延があり、ボタン入力と映像のズレを感じたものもあったのに対し、口コミどおり肉眼では遅延をほぼ認識できませんでした。映像のなめらかさを示すフレームレートは60fpsを安定して出力し、カクつきもほとんどありません。メーカーの謳い文句どおり「FF7 REMAKE」などの高グラフィックのゲームもなめらかにプレイできますよ。比較したところ、フレームレート55fps程度では映像にカクつきが見受けられたなか、優秀であるといえるでしょう。ライブ配信を行うのに必要なソフトも付属していて便利なうえに、機能も充実しています。ゲーム画面にカメラやPCの画面を一緒に映すPIP機能・背景映像を合成する際に使用するクロマキーなど、実況やライブ配信に必要な機能をカバー。配信初心者から実況のクオリティを上げたい人まで、口コミどおり幅広いユーザーが満足できる内容です。充実した機能性にも関わらず、配信ソフト使用中のCPU使用率は約45%と控えめ。比較した商品の平均値約52%(※執筆時点)を下回っており、CPUに負担をかけずに楽しめるでしょう。3Dアニメーションを使用した配信や、インカメラの映像を挿入した配信も十分可能です。ECサイトの値段は、執筆時点で2万円台。遅延・カクつき・CPU負荷がどれも少なく、配信ソフトの機能も充実しているのが魅力です。4Kの高画質での録画・配信ができて、可変リフレッシュレートのVRRパススルー機能にも対応。PS5やXbox Series X/Sの高画質なゲームを配信したい人にもおすすめなので、まずチェックしてみてくださいね!
MiraboxのHSV321はお手頃価格なのは魅力的ですが、録画時の画質がいまひとつでした。実際に接続して確認したところ、モニターに映し出す映像は1080p60fpsだったのに対し、録画すると最大解像度は1080p50fpsに低下してしまいました。比較した多くの商品が1080p60fpsだったなか、なめらかさに欠けるのがネック。FPS・TPSなどの動きの速いゲームには向いていません。映像の遅延は許容範囲内です。「映像に遅延が生じる」との口コミどおり、0.0.85秒遅延しましたが、アクションゲームなどをプレイするのには支障ないレベルでした。ただし、パススルー機能を使っても、メーカーが謳う4K30fpsでの出力はできませんでした。解像度を下げる必要があったので、PS5で使いたい人には不向きです。初期設定がわかりにくいのもデメリット。比較した商品には専用ソフトつきで簡単に録画・配信ができるものもありましたが、こちらはソフトが付属しません。説明書も簡易的です。PCに接続する付属のUSB-Aケーブルが短く、接続しにくい点も気になりました。LINE端子が搭載されていないので、ボイスチャットを録音したい人にも不向きです。とはいえ、ECサイトで5,000~6,000円(※2024年9月時点)という価格をふまえれば、性能は十分。録画した映像で欠けが見られたのは180フレーム中5フレームだけで、映像のカクつきは気になりませんでした。時々配信の質が落ちる場面もありましたが、比較した商品には25フレームも欠けたものも。「映像がカクつかない」との口コミどおり優秀な結果といえます。上位商品と比べると性能は低いものの、Nintendo Switch・PS4をプレイするには十分なスペックです。予算を抑えたい人には候補となるでしょう。PS5で使いたい人、画質や初期設定のしやすさなどを重視したい人は、予算を上げてほかの商品を検討してくださいね。<おすすめな人>値段が安いものをお試しで使ってみたい人<おすすめできない人>高画質で配信・録画したい人簡単に設定できるものがほしい人ボイスチャットも録画したい人
ElgatoのGame Capture 4K Xは、PS5で配信や録画をしたいすべての人におすすめです。実測した入出力・録画解像度は、公表値どおり最大4K144fpsを記録。比較した商品には入出力・録画解像度ともに1080p60fpsのものもあったなか、トップクラスの数値でした。どんなゲームでも最高画質でプレイや配信・動画投稿が行えます。ラグも少なく、ボタン入力と映像のズレはほとんど感じられません。比較したなかには録画映像が1秒以上ズレてしまう商品もありましたが、こちらの遅延は0.068秒ほど。パススルー機能も搭載されているので、FPSやTPS・オープンワールドやMMOなど、どんなジャンルのゲームも望みどおりにプレイや配信・録画ができるでしょう。「なめらかな映像を録画できる」との口コミがあるように、映像のカクつきも気になりませんでした。比較したなかには180フレーム中25フレームも映像が欠けてしまう商品もありましたが、こちらの欠けは180フレーム中2フレームだけ。素早い動きのゲームも、カクつきを抑えて配信できます。専用ソフトがあるのもポイント。比較した商品には外部ソフトウェアを使用するものもあったのに対し、録画までの工程が少なくスムーズですよ。説明はややわかりにくかったものの、接続自体は簡単でした。簡単にボイスチャットの声を録画や配信にのせられる、LINE端子もついています。「価格が高い」との口コミどおり、ECサイトの価格は3~4万円台と高額(※2024年9月時点)ですが、その分クオリティの高い映像で録画・配信を楽しめる商品です。キャプチャーボード選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。<おすすめな人>PS5で配信や録画を考えているすべての人PCでの使用も視野に入れている人ボイスチャットの声も録画・配信にのせたい人<おすすめできない人>予算を抑えたい人・試しに使ってみたい人Nintendo Switchだけでしか配信・録画を考えていない人
TreasLin HDMI ビデオキャプチャーボード HSV321は、Swtichのゲーム配信・録画用としてほしい人なら候補のひとつになる商品です。動画編集ソフトに出力した映像を取り込んで確認したところ、1秒間の描画数は59枚でした。公称値60fpsから1フレーム分のロスはあったものの、実際には高いグラフィックのムービーシーンもなめらか。比較したなかにはカクつきが気になったものもあったなか、本商品なら「スプラトゥーン3」など動きの激しいゲームも快適にプレイできるでしょう。映像遅延は0.12秒と、比較した全商品の平均約0.09秒(※執筆時点)よりややラグが大きめだったものの、PCと別にモニターを用意できるなら問題ありません。PCとモニターそれぞれに同時出力できるパススルー機能を搭載しているので、モニターを見てプレイするとよいでしょう。PC側の処理を行うCPUにかかる負荷も小さめです。実際に測定したCPUの平均使用率は49.5%と、比較した全商品の平均である約52%(※執筆時点)を下回りました。フルHD(1,080p)・60fpsの録画であれば、ブラウザや別のアプリを開きながら使用してもカクつきは起こりにくいでしょう。配信用のソフトは付属せず、別途OBSやXSplitなどのソフトが必要です。実際にOBSで使うと、ソフトの再起動やケーブルの挿し直しをしないと本体が認識されず、使いづらさを感じる場面もありました。4K(2106p)のパススルーがうまく使えなかった点も気になります。実際にはパススルー機能はフルHD(1,080p)にしか対応できず、PS5の映像は本体解像度の設定を下げないと映りません。Switchの配信だけなら、そもそも本体側の最大出力がフルHDなのでとくに支障はないでしょう。ECサイトでの価格は、執筆時点で6,000円台。比較した商品のなかでも1万円以下で買えるものは少数で、低価格帯の商品のなかではクオリティの高い映像が出力できます。とはいえ映像遅延や機能面には妥協が必要なので、さらに快適さを求めるならもう少し予算を上げてほかの商品を検討してみてはいかがでしょうか。