サッと折りたためて持ち運びやすいと評判の、ベベフィット ライト ヒップシート。インターネット上では高評価の口コミが多い一方で、「骨に当たって痛い」「座面が傾きやすく安定感に欠ける」などの気になる声もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ベベフィット ライト ヒップシートを含むヒップシート全20商品を実際に使ってみて、安定感・着脱のしやすさ・腰への負担・収納力・機能性・携帯性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
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目次
ベベフィット ライト ヒップシートは、楽に着脱できて抱っこ時の安定感もある商品をお探しの人におすすめです。比較した商品には、座面の奥行が17cm以上と広く子どものお尻がズレやすかったものもあったのに対し、12.5cmと狭く自然と子どもと密着できました。座面全体に滑り止めもあり、口コミに反して安定して抱っこできるといえます。
面ファスナーとバックルをつけるだけと、装着もスムーズ。組み立てもシートを上にカチッとあげるだけなので、装着のたびに組み立てが必要な商品のように手間取りません。シートに引っかからないよう子どもをしっかり持ち上げれば、乗せ降ろしも楽ちんですよ。
抱き方は前向き・対面の2パターンです。ショルダーパーツの取り付けはできませんが、子どもが寝てしまったときにサッと抱っこできるのは腹巻タイプの利点。吐き戻しなどで汚れても洗濯機洗いができるので、手洗いが必要な商品より手入れも手間がかかりません。
重量約560gと比較したなかでは重たいものの、折りたためるので持ち運びも容易です。携帯やハンカチといった小物が入る、スナップ付きのポケットもありました。おむつなどは入らないとはいえ、ベビーカーのバスケットなどに入れておけば、素手での抱っこが厳しくなる時期に重宝しそうです。
腰への負担が少なかったのも好印象。実際に使用したモニターは、「腰全体で支えているような感覚」とコメントしています。ただし、口コミ同様に下腹部に圧迫感や痛みを感じた人もいました。抱き心地のよさや収納力にもこだわりたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
ベベフィット ライト ヒップシートは、ウエストポーチの形状をしたベビーキャリアです。折りたたみ可能な台座にはシリコン素材が使われており、赤ちゃんがすべりにくいよう工夫されています。
腰に触れる面に、厚み3cmのクッションが入っているのも特徴。ベルト部分には通気性のよい素材を使用し、ムレにくさに配慮してつくられています。
また、品質に関する厳しい基準をクリアしているのも魅力です。ヨーロッパCE国際安全基準検証やエコテックス国際共同体 繊維製品安全性認証といった、グローバル安全基準テストに合格しています。
販売元は、抱っこ紐やマザーズバッグなど、子育てに役立つアイテムを展開しているベベフィットです。
月齢36か月、体重15kgまでの赤ちゃんに使用できます。月齢下限は定められていませんが、お座りができるようになったころから使えるとされているので、赤ちゃんの様子を見ながら使ってくださいね。
カラーは、エアリーブルー・サンドピンク・ピュアネイビー・モダングレーの4色を販売しています。ファッションの邪魔にならない、おしゃれなパステルカラーが魅力です。
ヒップシートの必要性について、実際に使用したことがあるママ・パパ100人にアンケートをとってみると、85%もの人が必要と回答しました。「子どもの体重が増えて手で抱っこするには重い」「乗せおろしする機会が多く、抱っこ紐だと手間になる」などの理由からヒップシートを使う人が多くいるようです。
なかには「持ち運びがわずらわしい」という理由でヒップシートの必要性を感じない人もいましたが、多くの人が「あったら便利」と肯定的。高くても1万円前後で購入できるので、セカンド抱っこ紐としても試しやすいですよ。
今回は、ベベフィット ライト ヒップシートを含むヒップシート全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、着脱のしやすさ・安定感の検証です。
実際に着脱し、やりやすさ・子どもの乗せ降ろしやすさをチェック。座面の奥行・滑り止めの有無・ずり落ち防止クッションがあるかどうかも確かめ、安定感を比較しました。
ウエストポーチのような腹巻きタイプなので、面ファスナーとバックルをつけ外しするだけで手軽に着脱できました。ベルトのすべりもよく、長さの調整も簡単です。
折りたたみ式で、シートを上にカチッと上げるだけでセットできるのもよい点。比較したほかの折りたたみ式商品のように、ボタンやチャックを使って組み立てる手間がありません。
座面がコンパクトで子どもの乗せ降ろしもスムーズです。ただし、乗せる際に子どもの体が引っかかるとシートがぐらつきます。十分に持ち上げてから乗せるようにしてください。
安定感を向上させるための工夫は、以下のとおりです。
座面の奥行は12.5cmと狭めです。今回の検証では、座面の奥行が14cm未満の狭い商品のほうが子どものお尻がズレにくい傾向が。「座面が傾きやすく、安定感に欠ける」という口コミに反し、子どもと密着しやすく安定して抱っこできるでしょう。
座面全体に滑り止めがあり、滑らないよう工夫されているのも好印象です。ただし、ずり落ち防止クッションはないので、両手で支えて子どもの落下を防いでくださいね。
次は、腰への負担の検証です。
小柄女性6名・標準女性5名・男性4名の計15名が商品を装着。生後12か月ほどの赤ちゃん人形を乗せて上下に揺れる・大股で歩く・前にかがむの動作をし、腰への負担・下腹部の圧迫感があるかどうかをチェックしました。
実際に使用したモニター15人中10人が「腰への負担は少ない」と回答。「腰がしっかりサポートされて、負担を感じにくい」「子どもの体重がしっかり分散され、腰全体で支えているような感覚」という意見が多く見られました。
使用者の胴囲目安は60~114cm。体型問わず使いやすいといえます。
ベルト幅は、比較した全商品のなかで真ん中程度となる12cmです。比較した商品には、ベルト幅が10cm程度と狭く腰への食い込みが気になった商品もありましたが、痛みを感じる心配は少ないでしょう。
<腰への負担についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
下腹部への圧迫感について、「圧迫感が少ない」と答えたのはモニター15人中7人でした。「骨に当たって痛い」という口コミのとおり、歩いたり前傾姿勢になったりすると圧迫感があったという意見も。とくに、小柄女性からは厳しい声が多く見られました。
比較したクッション性が高い商品に比べて、お腹に当たる部分が硬く、食い込むと違和感があります。痛みを感じた場合は長時間の使用を控えるようにしましょう。
<下腹部への圧迫感の少なさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、収納力と携帯性の検証です。
おむつやお尻拭き・財布・ティッシュなどの荷物がどれくらい収納できるか、畳んだときの大きさや重さから携帯しやすいかを確かめました。
試してみたところ、収納できた荷物は以下のとおりです。
約16×12×4.5cmの収納ポケットを備えていますが、収納できたのは携帯・ハンカチ・ティッシュと小物類のみ。座面下に収納スペースがあった商品と比べて、大きなものは入れにくい印象でした。
おむつやお尻拭きなどが入らないため、ヒップシート単体でのお出かけはむずかしいでしょう。
重量は約569g。比較した商品には重量が400g未満のものも多かったなか、重めです。
一方で、折りたたみができるのはよい点。コンパクトになるので、バッグやベビーカーのバスケットに収納しやすいですよ。
最後に機能性を検証したところ、以下のとおりでした。
長方形のポケットは2か所のスナップ付きです。上下に動いたりあやしたりしても、中の小物が落ちにくいのはが好印象でした。
一方で、抱き方は対面と前向きの2種類とバリエーションが少なめ。座面の拡張や角度調整、肩で支えられるショルダーパーツの取り付けもできません。対象月齢の下限について記載はありませんが、横抱きができないので新生児の寝かしつけには不向きです。
ベベフィット ライト ヒップシートは、Amazonや楽天市場・yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入が可能です。
また、購入日より1年間は保証がついています。適用条件や保証内容は、ECサイト上で確認してくださいね。
赤ちゃんの落下や腰への負担を防ぐため、ヒップシートは正しく装着することが大切です。以下のポイントをもとに、きちんと装着できているかを確かめましょう。
子どもを乗せたら必ず両手で支え、大きく前かがみをしたり走ったりしないようにしてください。子どもを乗せ降ろしするときは、安全な場所でできるだけ低い姿勢になって行うことも重要。腰ベルトが前に下がりすぎたり子どもの位置が下に来すぎたりした際は、腰ベルトをつけ直しましょう。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
napnap たためるヒップシートは、収納力の高さが魅力。おむつやお尻拭き、財布などが収納できるので、短時間ならこれひとつでお出かけできますよ。対象月齢が48か月までと長く、成長に合わせて座面の大きさを変えられるのもうれしいポイントです。
ポルバンアドバンス ヒップシートは、下腹部への圧迫感が少ないとモニターから高く支持されました。下腹部にクッション性があり、性別や体型を問わず使いやすいでしょう。座面が狭めに設計されているうえ、滑り止めシートやずり落ち防止クッションがあり、安定して抱っこできるのも魅力です。
対象月齢下限 | 対面抱き、前向き抱き、腰抱き:7か月/横抱き:生後10日(※首すわり前は授乳の補助具として) |
---|---|
対象月齢上限 | 対面抱き、前向き抱き、腰抱き:48か月/横抱き:8か月 |
対象年齢上限 | 4歳 |
体重目安下限 | 不明 |
体重目安上限 | 20kg |
本体重量 | 約650g |
本体耐荷重 | 20kg |
本体幅 | 21cm |
本体奥行 | 13.5cm(台座部分) |
本体高さ | 18cm(実測値) |
幅(収納時) | 22cm |
奥行(収納時) | 14.5cm |
高さ(収納時) | 15cm |
座面の幅 | 21cm |
座面の奥行 | 14cm |
座面にすべり止め加工 | |
座面の全面にすべり止め加工 | |
座面にずり落ち防止ストッパー付き | |
腰ベルト幅 | 13cm |
使用者の身長下限 | 不明 |
使用者の身長上限 | 不明 |
使用者の胴囲下限 | 約58cm |
使用者の胴囲上限 | 約110cm |
対応する抱き方 | 前向き抱き、横抱き、腰抱き、対面抱き |
使い方 | 4Way |
素材 | 本体表地:ポリエステル/詰め物:ポリウレタン/折りたたみフレーム:アルミ合金 |
洗濯機対応 | 不明 |
ポケット付き | |
座面下のポケット付き | |
サイドポケット付き | |
シングルショルダー付き | |
メッシュ仕様 | 不明 |
フード付き | |
肩パッド付き | |
背あて付き | |
頭あて付き | |
腰ベルト付き | |
コンパクト | |
通気性 | 不明 |
速乾性 | |
UVカット加工 | |
抗菌加工 | |
防臭加工 | |
付属品 | 日本語説明書 |
着脱方法 | バックル、面ファスナー |
バックルの位置 | |
マグネット式バックル | |
ベルトの素材 | 不明 |
特徴 | 不明 |
保証期間 | 不明 |
安全基準 | 不明 |
タイプ | 腰ベルト |
用途 | 1人用 |
対応シーズン | 不明 |
デザイン | 無地 |
クッション性 | |
ヒップシートとして使用可能 | |
落下防止機能 | |
レンタルサービスあり | |
サイズ調整可能 | |
折りたたみ可能 | |
幅広の腰ベルト | |
分離可能 | 不明 |
napnap たためるヒップシートTran 台座単品をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
対象月齢下限 | 対面抱き、前向き抱き、腰抱き、横抱き:7か月頃(※ダブルショルダーを使用すれば4か月) |
---|---|
対象月齢上限 | 対面抱き、前向き抱き:24か月/腰抱き:36か月/横抱き:なし |
対象年齢上限 | 不明 |
体重目安下限 | 不明 |
体重目安上限 | 15kg |
本体重量 | 570g |
本体耐荷重 | 不明 |
本体幅 | 約22cm |
本体奥行 | 不明 |
本体高さ | 約21.5cm |
座面の幅 | 約22cm |
座面の奥行 | 約13.5cm |
座面にすべり止め加工 | 不明 |
座面にずり落ち防止ストッパー付き | 不明 |
腰ベルト幅 | 約14.0cm(腰) |
使用者の身長下限 | 不明 |
使用者の身長上限 | 不明 |
使用者の胴囲下限 | 不明 |
使用者の胴囲上限 | 105cm |
対応する抱き方 | 対面抱き、前向き抱き、腰抱き、横抱き |
使い方 | 不明 |
素材 | 本体:ポリエステル100%/メッシュ、ベルト:ポリエステル100% |
洗濯機対応 | |
ポケット付き | |
座面下のポケット付き | 不明 |
サイドポケット付き | 不明 |
シングルショルダー付き | 不明 |
メッシュ仕様 | |
フード付き | 不明 |
コンパクト | |
通気性 | 不明 |
速乾性 | 不明 |
UVカット加工 | 不明 |
抗菌加工 | 不明 |
防臭加工 | 不明 |
付属品 | 不明 |
着脱方法 | 不明 |
バックルの位置 | 不明 |
マグネット式バックル | 不明 |
ベルトの素材 | 不明 |
特徴 | 不明 |
保証期間 | 不明 |
安全基準 | 不明 |
タイプ | 腰ベルト |
用途 | 1人用 |
対応シーズン | 不明 |
デザイン | 不明 |
クッション性 | 不明 |
ヒップシートとして使用可能 | 不明 |
落下防止機能 | 不明 |
レンタルサービスあり | 不明 |
サイズ調整可能 | 不明 |
POLBAN ADVANCE ヒップシートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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