地面に敷くだけで手軽に雑草防止効果が得られると謳う、katsst 防草シート。インターネット上の口コミでは、「耐久性・使用感がとてもよい」と評判です。しかし、数多くある同様の商品と比べて、性能や効果にどんな違いがあるのかわからず、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、katsst 防草シートを含む全16商品を実際に使って、遮光性の高さ・耐久性の高さを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
1,580円
おすすめスコア
遮光率の高さ
耐久性の高さ
幅 | 1m |
---|---|
奥行 | 10m |
遮光率(実測値) | 98.52% |
目付量(実測値) | 101g/m2 |
素材 | ポリプロピレンスパンボンド不織布 |
良い
気になる
katsst 防草シートは、樹木の下や建物の間など日陰になりやすい場所に使いたい人におすすめです。専門機関に依頼して測った遮光率は、基準の99.51%を少し下回る98.52%。比較したなかには99.9%を超えるものありましたが、曇りの日くらいの太陽光であれば、雑草が成長できない程度まで抑えられる遮光レベルです。
紫外線や熱に比較的強いのも特徴。ポリプロピレン製の不織布に紫外線劣化防止剤が配合されており、劣化を抑えられるでしょう。ただし、密度を表す目付量は101g/㎡と、高評価の基準200g/㎡の半分でした。貫通力の高いヨシ・チガヤなどの雑草は、隙間から生える可能性があります。
「耐久性・使用感がとてもよい」との口コミがあるように、敷く場所の日当りや雑草の種類などの条件が合えば、満足のいく結果が得られるでしょう。Uピンが付属しており、すぐに使い始められるのもメリットです。より高い遮光性・耐久性を求める人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にkatsst 防草シートと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
katsst 防草シートよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
katsst 防草シートは、耐候剤を配合したポリプロピレンスパンボンド不織布を採用。エンボス加工を施すことにより透水性・通気性をアップさせています。遮光率は99.11%・耐用年数は3~5年と謳われていますよ。
サイズは全部で6種類。幅1mと厚さ1mmは固定で、長さは3m・10m・15m・20m・30m・50mから選べます。重さは100g/㎡です。
スチール製Uピン杭とポリエチレン製のワッシャーが付属しているので、すぐに使い始められますよ。
今回は、katsst 防草シートを含む全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証項目は以下のとおりです。
はじめに、遮光性の高さの検証です。専門機関に一般的な遮光性の試験方法であるJIS L 1055 A法による試験を依頼し、遮光率を算出。10万ルクスの光(快晴・昼頃の太陽光に相当する明るさ)を、雑草が成長できない500ルクス未満まで遮光可能なもの(遮光率99.51%以上)を高評価とします。
試験の結果、遮光率は98.52%と基準の99.51%をやや下回りました。曇りの日の昼間くらいの太陽光であれば、雑草の成長を抑えられるほどの遮光レベルです。比較上位の商品には、遮光率99.9%以上と非常に高い遮光性を備えたものもあったため、やや物足りない結果になりました。
夏の晴天率の高い地域や、とくに日当りのよい場所への施工を考えている場合は、遮光率99.51%以上の商品も検討してみてくださいね。
続いて、耐久性の高さの検証です。
耐久性につながる、以下の4つのポイントについてチェックしました。
目付量は101g/㎡。高評価ラインの200g/㎡の半分にとどまりました。上位の商品には250g/㎡を越えるものもあり、比較すると少々心許なさを感じます。
シロツメクサやオヒシバなど、葉が柔らかく草丈がそれほど伸びない雑草は問題なく抑制できるでしょう。しかし、ヨシやチガヤといった貫通力の高い雑草が生える場所に使うには、強度がもう少しほしいところです。
ただし、紫外線劣化防止剤を配合したポリプロピレン製の不織布なので、熱や紫外線に対する耐久力は期待できます。
「耐久性・使用感がとてもよい」という口コミがあったように、強壮雑草の貫通に注意して使用すれば、十分な防草効果が得られるでしょう。
施工場所にどんな雑草が生えやすいのか事前に確認し、強度が必要な場合はもっと目付量の高い商品も検討してみてくださいね。
幅 | 1m |
---|---|
奥行 | 10m |
遮光率(実測値) | 98.52% |
目付量(実測値) | 101g/m2 |
素材 | ポリプロピレンスパンボンド不織布 |
良い
気になる
厚さ(実測値) | 0.36mm |
---|---|
耐用年数(公称値) | 3~5年 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
しっかりと防草効果が得られるように、防草シートの敷き方も確認しておきましょう。以下ポイントを押さえて、丁寧に施工を行ってくださいね。
①敷く場所の雑草や石をきれいに取り除き、平らにならしましょう。根まで効くタイプの除草剤を使って雑草を枯らしておくと、防草効果が長持ちします。
②防草シートの重ね部分は、10cm程度重ねてください。重ねが少ないと間から雑草が生えてくることがあるので注意が必要です。
③シート押え杭は、50cm間隔が目安です。すき間や杭の穴をテープでふさいでおくと、よりしっかりと雑草対策ができます。
庭やエントランス周りに防草シートを使いたいけれど、いかにもシートな見た目が気になる、という人は多いのではないでしょうか?
防草シートの上に砂利などを敷くのは、紫外線による劣化を防ぐ効果も期待できるのでおすすめです。
砂利にはさまざまな色・サイズがあり、ホームセンタ―でも手に入ります。タイルやレンガと組み合わせるなど、デザインにこだわってみるのも楽しいですよ。
最後に、遮光性・耐久性それぞれでとくに優秀だった商品をご紹介します。
貫通力の高い雑草もしっかり抑えたいなら、ザバーン 防草シート 240がおすすめ。目付量が258g/㎡と、比較したなかでトップクラスの強度でした。遮光率も99.07%と高く、十分な抑制効果が期待できます。紫外線劣化防止剤も配合されており、場所を選ばずに使える優秀アイテムです。
日当りのよい場所に敷きたいなら、エコナル 防草シートがぴったり。紫外線や熱に強いポリエステル製不織布素材の商品です。遮光率が99.96%と非常に高く、太陽光をしっかりカットできます。目付量も172g/㎡とまずまずで、葉が柔らかく草丈の低い雑草なら十分な防草効果が期待できるでしょう。
幅 | 1m |
---|---|
奥行 | 10m |
遮光率(実測値) | 99.07% |
目付量(実測値) | 258g/m2 |
素材 | ポリプロピレン不織布 |
良い
気になる
厚さ(実測値) | 0.54mm |
---|---|
耐用年数(公称値) | 7~13年 |
デュポン ザバーン 防草シート 240をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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