花バサミのおすすめ人気ランキング【2025年】

持ち手が大きく古流型と呼ばれるつる手は、初心者をはじめとした扱いやすさを重視する人におすすめです。普通のハサミと同じ要領で使えるうえ、握りやすさと疲れにくさを両立しています。

持ち手が大きいので、手の大きい人や軍手をしたまま使用する人にもぴったりです。力の加えやすさを重視するなら、持ち手に人差し指を引っ掛ける窪みがあるものを選んでください。支点が安定するため、固い枝や太い茎をしっかり切れるでしょう。

手が小さい人は、持ち手の長さが12cm程度のコンパクトサイズがおすすめです。手が痛くなりにくいものを求めるなら、握り込むとぐにゃっと曲がるやわらかい樹脂製ハンドルにも注目しましょう。

指を挟んでしまったり滑りやすかったりなど、欠点がないかどうかは口コミをチェックしてみてください。

主に華道で使用されることの多い池坊型と呼ばれるわらび手は、使い慣れれば力を入れやすいため長く愛用したい人にぴったりです。水をよく吸い上げるようにするために、枝の切り口を潰せるわらび手が持ち手先端についています。

刃に使われている鋼素材の硬度には違いがあり、初心者なら硬度が低いものを選びましょう。固い枝や太い茎を切るのに酷使しても、刃が柔軟なため欠けにくく慣れていなくても安心です。

上級者なら、鋼素材の硬度が高いものに注目してください。慣れていないと欠けてしまったり、高価なだったりとデメリットはありますが、切れ味がとても長持ちするのが魅力です。

鋼素材の持ち手部分に名前を彫ってくれる商品もあり、生花が趣味の人へ渡すプレゼントにもぴったりでしょう。

汚れやサビが刃に付着するのをなるべく防ぎたいなら、ステンレス製がおすすめです。ステンレスは表面に皮膜があることで、水気のある茎をカットしたり手入れを多少怠ったりしても、サビや汚れになりにくいでしょう。

フラワーアレンジメントで使う人は、非粘着性コーティングが施されているものがぴったりです。飾りたい枝の樹脂が粘着性だったり、粘着シールで飾り付けをしたかったりする場合でも対応できます。切れ味を長く保ちたいなら、電気メッキにより酸化から保護できるものに注目してください。

しかし、ステンレスは絶対にサビがつかないわけではなく、ほかの金属からのもらいサビに注意が必要です。フラワー用のワイヤーや、金属製の花留めなどを花バサミに接触させたまま放置しないようにしましょう。

花バサミを長く使い続けたいなら、硬さと強さを両立した炭素鋼を選びましょう。鉄に炭素を加えることでより高い強度を兼ね備え、刃にキズがついたり硬いものを切って刃が欠けたりしにくいのが特徴です。

一方、炭素鋼はサビやすいデメリットがあるので、フッ素加工が施されているかは必ずチェックしてください。花を切るために酷使しても、サビやヤニの付着を防ぎ長持ちするでしょう。

ほとんどの炭素鋼の花バサミはフッ素加工がされていますが、コーティングの種類はたくさんあります。フッ素のはがれにくさを求めるならサンドブラスト処理、より摩耗に強く耐久性が高いものを求めるならハードクローム加工がおすすめです。

花バサミを安全に保管したいなら、キャップでカバーできるものがぴったりです。刃先を保護できるので安全なうえ、持ち運ぶ際もカバンの中でほかのアイテムを傷付ける心配がありません。

キャップ付きのなかでも、しっかりカチッとはまり勝手に外れないかに注目しましょう。キャップがハサミにぴったりはまる形状のものや、スナップボタンでキャップとハサを固定できるものがおすすめです。

ほかにも、ハサミのカラーに合わせた色味のキャップや、単品購入が可能な高級感漂う本革カバーなど、個性あふれるものが豊富に売られています。友人との集まりや教室などに花バサミを持ち運ぶ人は、ぜひ目を引くデザインのものを選んでみてください。

針金を切る場面があるなら、ワイヤーカット付きを選びましょう。刃にワイヤーを切れるペンチが施されており、別途専用のハサミを用意したり、ハサミをわざわざ持ち替えたりする手間がありません。

商品によって切断目安は異なり、茎の補強や造花の茎代わりに太めのワイヤーを使うなら、♯14（直径2.0mm）まで切断できるものがおすすめです。切断目安が♯18（直径1.2mm）までのものだと、フラワーアレンジメントやブーケ作りなどで使いたい太いワイヤーを切断できない問題が起こりかねません。

切断目安は、商品の公式サイトやECサイトに記載されています。自分が使うワイヤーの太さも考慮して、対応できるものを選んでくださいね。