わずか0.3秒で濃厚な泡が出てきて、手洗いが簡単にできると謳う、Toffy オートソープディスペンサー HW-DS1。「見た目がシンプルでおしゃれ」と評判である一方、「センサーの反応が悪い」「スムーズに泡が出ない」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の自動式ソープディスペンサーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、自動式ソープディスペンサー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Toffy オートソープディスペンサー HW-DS1は、スムーズに手を洗いたい人におすすめです。実際に使用したところ、センサーから11cm離れた場所でも反応し、反応範囲は比較したなかでもトップクラス。全商品の平均値5.5cm(※執筆時点)を大きく上回りました。加えて、「センサーの反応が悪い」という口コミに反し、30回中30回反応。反応する場所をさぐらなくても手をパッと出すだけでサッと泡が出ますよ。
反応後、吐出が完了するまでの時間も0.75秒とスピーディ。手洗いが簡単にできるという謳い文句にも納得です。高評価の基準値1.3秒よりもかなり速い数値を記録し「スムーズに泡が出ない」という口コミを払拭しました。比較したうち、2秒も待たされる商品があったなか、素早く出るうえに泡タイプで泡だての手間もなく、手を洗う時間の短縮が期待できますよ。
電源ボタンが上部にあり操作のしやすさも良好です。比較したなかには、電源ボタンが底に配置され持ち上げる必要がある商品もありましたが、本商品は配置したまま操作ができます。さらに、市販の泡ハンドソープを使えるのも利点。お気に入りのソープがある人にもぴったりです。ただし、吐出量調整には対応していないため、ソープを節約したい人は注意してくださいね。
電池交換・詰め替えのタイミングがわかりやすいのも魅力。電池残量が少なくなると、電源ボタンの赤点滅で知らせてくれます。ボトル容器が透明のため、ハンドソープの容量も一目瞭然。補充のしやすさは、詰替え口の上が広く、下が細い漏斗状の上位商品にはおよばないものの、詰替え口のサイズが2cm以上と大きめなのでこぼれにくいでしょう。
販売価格は公式サイト上で税込2,970円(※執筆時点)と手を出しやすい価格帯。レトロなデザインで豊富なカラー展開が行われており、内装の雰囲気に合わせやすいでしょう。とはいえ、防水性能はIPX5以上の商品が基準のところ、本商品はIPX3と低め。多少の水ハネなら防止できる程度なので、濡れすぎないよう気を配る必要があります。高い防水性能を求めるならほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそも自動式ソープディスペンサーとは、手をかざすだけでソープが出てくるアイテムのこと。本体を触る必要がないので、菌や汚れの付着を防げることが利点です。また、面倒な手洗いを楽に済ませられるので、手洗いの習慣化のきっかけにもつながりますよ。
今回紹介するToffy オートソープディスペンサー HW-DS1もそのひとつです。手をかざすとセンサーが素早く感知し、わずか0.3秒で濃厚な泡が出てきて、手洗いが簡単にできると謳っています。泡立てる手間がなく、子どもも楽しく手洗いができるでしょう。
販売元は、使いやすさだけでなく見た目にもこだわったキッチン家電を販売するToffy。SNSで人気が高い「Toffy 食べられる器メーカー」など、かわいくて毎日を彩るような商品を多く取り扱っています。
充電方式に電池式を採用したコードレスタイプ。サイズも約幅73×高さ200×奥行103mmとコンパクトなので、置く場所を選ばず設置しやすいでしょう。重量は電池なしで約220gと軽量、容量も300gと多すぎないので家の洗面台やキッチンはもちろん、アウトドアでも活躍しますよ。
また、付属品として、ソープと書かれたラベルシールがついてくるのも親切。公共の場やお店のトイレなど、様々な人が使う場所でも使いやすいように工夫されています。
<スペック詳細>
主な材質はABS樹脂を採用。耐久性が高く、部屋のインテリアを邪魔せずスッと馴染むのが特徴です。
今回はToffy オートソープディスペンサー HW-DS1を含む、自動式ソープディスペンサー全32商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、センサーの反応範囲・センサーの正確さ・ 吐出時間の検証です。
センサーの下部から少しずつ手を上げていき、吐出口と反応した場所の距離を測定。3回測り平均値を算出しました。さらに、その範囲内に30回手を出し、正確さも確認。吐出開始から吐出完了までの時間も3回ずつ測って平均を計測し、より時間が短いものを高評価としています。
反応の範囲は、11cmと比較したなかでトップクラスの広さ。高評価の基準値4.5cm・全商品の平均値約5.5cm(※執筆時点)を大きく離しました。比較した一部の商品のように手を近づけすぎて吐出口を汚すことはないでしょう。
加えて、「センサーの反応が悪い」という口コミに反し、30回中30回反応。反応する場所をさぐらなくても手をぱっと出すだけでサッと泡が出ますよ。
ただし、直射日光や照明の近くや光の反射の強い台の上に設置するとセンサーの反応が悪くなる場合があります。うまく反応しない場合は場所や向きを変えてみてくださいね。
反応後、泡を出し切るまでの時間も0.75秒とスピーディ。高評価の基準値1.3秒よりもかなり速い数値を記録し「スムーズに泡が出ない」という口コミを払拭しました。手洗いが簡単にできると公式サイトで謳っているとおり、ストレスフリーで毎日使えるでしょう。
比較したうち1秒以下だった商品は半数ほどしかなく、なかには2秒とかなり待たされるものもありました。わずかな差ではありますが、毎日のことだと手間に感じる原因に。本商品は素早く出るうえに、泡立てる必要がない泡タイプであるため、手を洗う時間の短縮が期待できます。
次は、使い勝手のよさ・詰め替えのしやすさの検証です。
使い勝手のよさでは、吐出量調節機能の有無や電源ボタンの位置、専用ソープ以外でも補充できるかなどをチェック。詰め替えのしやすさでは、ソープ残量の見やすさや詰め替え口のサイズに注目して評価しました。
電源ボタンが上部にあり、操作のしやすさは良好です。比較した商品のなかには、電源ボタンが底に配置されわざわざ持ち上げる必要がある商品があったなか、本商品配置したまま操作ができます。
また、市販の泡ハンドソープを利用できるのもメリット。ドラッグストアなどで気軽に補充のソープを購入できます。選べる種類が多いため、ハンドソープにこだわりたい人にもぴったりです。
ただし、比較した商品の約7割が搭載していた吐出量調整には対応していません。ハンドソープを節約したい人や、無駄なく使いたい人はほかの商品もチェックするのもありでしょう。
詰め替えのしやすさでは、電池残量とソープ容量がひと目でわかるのがメリット。電池残量が少なくなるとボタンが赤く点灯するので、電池交換のタイミングがわかりやすいでしょう。また、ボトル容器が透明なので、ハンドソープの容量が少なくなっても切れる前に補充できます。
詰め替え口のサイズも2cm以上と大きめでこぼれにくい仕様。比較した2cm以下の狭い商品よりは注ぎやすい形状ですが、詰め替え口が広く、容器内に向けて細くなっている漏斗状の上位商品にはおよびません。
また、比較したなかには、フタを開くだけで補充できた商品もありましたが、本商品はタンクと本体を分離する必要があります。分離が手間に感じるなら、フタの開閉で補充ができるほかの商品も要チェックです。
最後は、防水性能の検証です。防水性能を表すIPXの数値をチェックし、水回りで使用しても故障しにくいか評価しました。なお、IPXの数値が高いほど防水性能が高いといえます。
多少の水ハネなら防止できる程度なので、濡れすぎないように注意を配る必要があります。水に濡れるリスクが高い場所に置くなら、IPX5以上のほかの商品を検討しましょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
2,376円
(最安)
販売価格:2,376円
ポイント:0円相当
送料別
(178,421件)
2,970円
(+594円)
販売価格:2,970円
ポイント:0円相当
送料別
(115件)
Toffy オートソープディスペンサー HW-DS1は、公式サイトで販売されており販売価格は税込2,970円(※執筆時点)です。公式サイトでは、無料の会員登録をすると商品代金(税込)100円ごとに3ポイントつき、次回のお買い物に利用できます。税込5,500円以上で送料無料なので、Toffyで気になる商品があれば一緒に検討してはいかがでしょうか。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトでも販売されています。値段は取扱い店舗によって異なるので、何店舗が確認してから購入するようにしましょう。公式サイトではギフトラッピング対象外でしたが、大手ECサイトではギフトラッピングを依頼できる店舗がありました。
長く利用するには定期的なメンテナンスが必要です。Toffy オートソープディスペンサー HW-DS1のお手入れ方法をご紹介します。お手入れをする際は、必ず電源を切ってから行ってくださいね。
本体の汚れは乾いた布で拭き取りましょう。汚れがひどい場合は水で濡らした布を固く絞り、中性洗剤を少しつけてやさしく拭き取ってください。ノズルにハンドソープが詰まったときはぬるま湯に浸した布をノズルに当てるとハンドソープが溶けて取れやすくなります。その後、綿棒などを利用して拭き取りましょう。
ボトルは、水またはぬるま湯で洗いよく乾かしてください。目安としては、新しいハンドソープを補充するごとに洗うのが理想です。また、長期的に使用しない場合も洗浄してください。
泡が出にくい場合、チューブやノズルにハンドソープが詰まっている可能性があります。ボトル内のハンドソープを取り出し、代わりにぬるま湯をセット。電源を入れたあと10回程度噴射させ、固まったハンドソープを洗い流しましょう。最後にボトルのお湯を捨て、ハンドソープを戻し泡が出るか確認してください。
最後に、高い防水性能や吐出量調整に対応している機能性の高い商品をご紹介します。
IPX7の防水性能を備え水洗いもできる商品は、simplehuman(シンプルヒューマン)のセンサーポンプ。手をかざす位置によってソープの吐出量を調整できる便利な機能もついています。センサーは正確で反応範囲も約8.1cmとかなり広め。吐出時時間も約0.48秒とスピーディで、ストレスフリーで利用できますよ。
細かくソープの排出量を調整したいならBeeToolのソープディスペンサー 泡タイプがおすすめ。手や汚れ具合に合わせて4段階で変更ができます。防水性能はIPX5と、噴流水に耐えられるレベルで十分。センサーの反応範囲は7.5cmと広く、吐出時時間も0.52秒とかなり早いので、スムーズに手を洗えます。
吐出タイプ | 液体タイプ |
---|---|
防水性能 | IPX6 |
詰め替え口の大きさ | 4.5cm |
使用可能な液体 | 市販のソープ(液体タイプ)、アルコール |
センサー反応範囲 | 4.83cm |
良い
気になる
幅 | 7.0cm |
---|---|
奥行 | 11.2cm |
高さ | 17.2cm |
センサー部分の分離可能 |
シンプルヒューマン センサーポンプ ST1043をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。