サンコー 泡と液体 2連オートディスペンサーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、センサーの反応範囲・吐出時間・センサーの正確さの検証です。センサーの位置から上下に手を動かして反応する位置を3回測定。反応範囲が広いほど高評価としました。

さらに、各商品の泡もしくは液体の吐出開始から完了までの時間を3回ずつ計測。平均時間の短さで比較しました。

続いて、使い勝手のよさの検証です。吐出量調節機能がついているか・電源ボタンが操作しやすい位置にあるか・専用ソープ以外を使用できるかをチェックしました。

泡の吐出量は、0.8mL・1mL・1.2mLの3段階で調節可能。置き型・壁掛け型の両方で設置できのも便利なポイントです。電源ボタンが上部についているので、どちらの方法で設置しても操作しやすいでしょう。

これ1台で泡・液体の両方の洗剤が使えるうえ、専用ソープは不要で自分の好きな洗剤を使えます。比較した設置方法や使えるソープが限られている商品に比べると、使い勝手がよく高評価を獲得しました。

続いて、詰め替えのしやすさの検証です。ソープ残量が可視化されているか・詰め替え口のサイズが大きいかをチェックしました。

容器には、洗剤がそれぞれ300mLずつ入ります。透明で残量がわかりやすく、詰め替え時期を判断しやすい点が目を惹きました。タンクは本体から外せるので、詰め替えしやすいのも利点です。

電源コードが不要の充電式で、充電残量が数値でわかるのも魅力。比較したライト点灯のみの商品よりも、充電のタイミングがわかりやすいですよ。

最後に、防水性能の検証です。各商品に防滴・防水に対する保護等級を表すIPXの表示があるかをチェック。数値が大きいものほど高評価としました。

結果はIPX5とまずまずの防水性。水没にも耐えられるIPX7の商品に比べると防水性は劣りますが、多少の水しぶきには耐えられるので、洗面所で使うなら十分でしょう。

なお、IPX5はあくまで水圧に対する耐性を示したもので、水洗いができるかの基準ではありません。本商品は水洗い不可なので、メーカーが推奨するお手入れ方法にしたがってくださいね。