手をかざすだけで泡立てたハンドソープが出る、mottole 電動ソープディスペンサー MTL-E005。ネット上では「センサーの反応がよく使いやすい」「量の調整が簡単」と評判です。一方、「泡が出るのに時間がかかる」などの口コミもみられ、購入に悩む人も少なくないでしょう。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の自動式ソープディスペンサーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、自動式ソープディスペンサー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
mottole 電動ソープディスペンサー MTL-E005は、高いセンサー感度や吐出量調整などの機能をカバーしつつ、デザイン性も譲れない人におすすめです。実際にセンサーに30回手をかざすと、毎回しっかり泡立ったソープが出ました。若干ばらつきはあるものの、センサーから5.5cm前後の距離で反応するので、本体に泡がついてしまうことも少ないでしょう。比較した全商品の平均値も同じく5.5cm(※執筆時点)で、ほかの多くの商品と同様に快適なセンサーを搭載しているといえます。
機能性も高く、2段階の吐出量調整が可能です。「量の調整が簡単」という口コミどおり、本体上部の+-ボタンで直感的に設定できます。電源ボタンも同じボタンを長押しするだけでした。給電方式は電池式。単三型アルカリ乾電池を4本セットすればコードレスで使用できますよ。なお、電池残量を確認する機能はありません。
タンクは透明で残量を把握しやすく、注ぎ口も広めなので詰め替えも苦労しませんでした。比較したなかにはタンクを外さなくても補充できるものなど、さらに便利な商品はありましたが、本商品もそこまで不便は感じないでしょう。お好みの市販ソープを詰め替えられる点もメリットです。防水性能はIPX4で水滴に耐えられるレベルでした。
一方、「泡が出るのに時間がかかる」という口コミどおり、1回分の泡を吐出する時間は長めです。実際に測定すると吐出時間は平均1.63秒でした。比較した約半数の商品は1秒を切っていたのに対し、本商品は手を出している時間がやや長く感じられます。
公式サイトでの価格は、執筆時点で税込2,990円。比較した商品全体も2,000〜3,000円台がボリュームゾーンでした。基本機能は押さえつつ、デザインはスタイリッシュ。ホワイト・グレーの2色から選べるので、インテリアを壊したくない人にもおすすめですよ。泡の吐出はややスローなので、サッと洗いたい人はほかの商品も検討してみてくださいね!
そもそも、自動式ソープディスペンサーとは、手をかざすとセンサーが反応して適量のソープが自動的に出るアイテムです。汚れた手で本体に触れることなくソープが出せるため、ディスペンサー自体に菌や汚れがつかず衛生的。ディスペンサー周辺が水浸しになるのも防げますよ。
今回ご紹介するmottole 電動ソープディスペンサー MTL-E005は、手をかざすだけで自動で泡が出るタイプの商品です。長めのノズルでセンサーに泡がつきにくく、液垂れもしにくいとアピールしています。
mottole(モットル)は、「ありそうでないを、形に。」という想いをもとに商品開発を行う日本のD2Cブランド。企画から製造・販売までを一貫して自社で行うスタイルにより、ユーザーの声を聞いてユーザーが本当に必要とするものを形にできる点を強みとしています。
タンク容量は300mLです。ソープの吐出量は1.0mLと2.0mLで2段階調整でき、2.0mL設定なら150回吐出できる計算になります。タンクは透明で、ソープの残量が見やすいところもこだわりです。
給電方式は電池式。単三型アルカリ乾電池4本を用意しましょう。コンセントが近くにない場所でもコードレスで使用でき、一度の電池入れ替えで約3,500回動作できると謳っています。
防水性能はIPX4です。一般的に、あらゆる方向からの水滴から本体を保護できるレベルとされています。手洗い中に少し水がはねる程度なら、故障しにくいでしょう。
<スペックの詳細>
ディスペンサー選びでは、置く場所の雰囲気に合わせたデザインにも注目したいところ。本商品のカラーは、WH(ホワイト)とGY(グレー)の2色展開です。部屋の雰囲気にフィットする色を選ぶことができますよ。洗面所やキッチンなど、インテリアになじみやすいシンプルなデザインも特徴です。
サイズは底直径9.8cm、奥行(ノズル含)14.0×高さ19.6cm、重量は288g。高さが出るにつれて細くなっていくスマートなデザインなので、すっきりとした印象になるでしょう。
今回は、mottole 電動ソープディスペンサー MTL-E005を含む自動式ソープディスペンサー32商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、センサーの反応範囲・センサーの正確さ・吐出時間の検証です。
センサー下側から少しずつ手を近づけていき、反応した位置と吐出口の距離を測定。3回の測定して平均値を割り出し、その数値が大きいものほど反応範囲が広い商品としました。さらに、反応範囲内に30回ずつ手をかざし、センサーの正確性もチェックしています。
また、吐出時間の検証では、吐出開始から完了までの所要時間を3回ずつ測り平均値を算出。所要時間が短いものほど、待つストレスなく使用できる商品としました。
センサーの反応範囲・正確性ともに高水準です。3回試してみたところ、センサーの反応範囲は平均5.5cm。検証では4.4〜7.4cmの範囲で反応したので、毎回多少のばらつきはありました。とはいえ、比較した全商品の平均値も同じく5.5cm(※執筆時点)だったので、十分な反応範囲であるといえます。
センサーの反応を評価する口コミのとおり、実際に手をかざすと毎回しっかり反応した点も高評価につながりました。なお、センサーの正確性に関しては、比較したすべての商品が正しく反応しています(※執筆時点)。センサーの正確さに絞っていえば、どの商品を選んでも満足できるでしょう。
吐出時間は平均1.63秒。比較した約半数の商品は1秒を切っていたのに対し、本商品は手を出している時間がやや長く感じられました。泡を出し切るまでにかかる吐出時間は約1秒の違いでもその差が大きく、吐出時間が長いものほどストレスに感じやすい傾向があります。
比較した全商品の平均も約1.06秒(※執筆時点)だったので、ほかの商品から買い替えた場合、口コミどおり「泡が出るのに時間がかかる」と感じる可能性があるでしょう。
次に、使い勝手のよさと詰め替えのしやすさの検証です。
毎日使うソープディスペンサーだからこそ、使い勝手や詰め替えのしやすさは重要ですよね。実際に各商品を使用して、吐出量調整機能や使用できるソープの種類などをチェックしました。また、詰め替え作業のしやすさもあわせて評価しています。
定番機能にしっかり対応しており、使い勝手は良好です。メーカーの専用ソープはないので、お好みの市販ソープを詰め替えられます。泡タイプのソープはもちろん、液体タイプのソープは水で4倍に希釈して使用できるとメーカーはアナウンスしていますよ。
吐出量は、本体上部のボタンで2段階に切り替え可能。+-ボタンで調整するので、「量の調整が簡単」という口コミどおり直感的に操作できます。電源も同じボタンで、+長押しでONに、-長押しでOFFにできる仕様です。
そもそも泡タイプの商品は、ソープを泡立てる必要がなく、子どもにも使いやすいところがメリット。操作面などを含めた使い勝手もよいので、本商品は家族みんなで愛用しやすいといえるでしょう。
<検証結果>
タンクは透明で、ソープの残量がひと目で把握できます。ソープを切らす前に対応しやすいでしょう。
しかし、詰め替えやすさにつながる注ぎ口の工夫は特にありません。タンクの口は広めなので不便はないものの、比較したなかには漏斗状の傾斜がついてソープをこぼしにくい工夫が見られた商品もあり、本商品の評価は伸び悩みました。
タンク自体の取り外しも、本体をひねったり、パッキンを外したりとやや工程が多いのが気になります。比較したなかにはフタを開けるだけで上から補充できるタイプもあり、手軽さに欠けるのが惜しいところです。
とはいえ、多くの商品は本商品と同様の仕様だったので、より便利さを求めるなら注ぎ口の形状やタンクの構造までチェックするとよいでしょう。なお、電池残量を使用中に確認する方法はありません。電池が切れてから対応することになるため、ストックを用意しておくのがおすすめです。
<検証結果>
最後は、防水性能の検証です。
実際に各商品をチェックし、防水性能を示すIPXの数値の高さをもとに評価しました。
メーカーが公称する防水性能はIPX4でした。手洗い中の水滴には耐えられるレベルとされていますが、高い防水性能とはいえません。一般的に、多少の水しぶきに耐えられるのがIPX5以上、IPX7の商品であれば水没しても故障の心配が少ないとされています。
比較したなかでIPX7の性能を持つ商品は2商品のみ(※執筆時点)でしたが、3分の1程度の商品がIPX5以上の防水性能は備えていました。水回りで使用する商品なので、水はねや水没が心配だという人は防水性能もチェックしてみてくださいね!
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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mottole 電動ソープディスペンサー MTL-E005は、公式サイトで購入できます。公式サイトではキャンペーンを実施していることもあり、お得に購入できる可能性がありますよ。
なお、楽天市場やYahoo!ショッピングにも公式ショップを構えています。ECサイトには公式以外の取扱店舗が存在する場合もあるので、値段やポイントを考慮して検討するとよいでしょう。
ここでは、説明書に掲載されているMTL-E005のお手入れ方法をご紹介します。
本体がひどく汚れているときは、中性洗剤に浸して固く絞った柔らかい布で拭きましょう。完全防水ではないため、タンク・パッキン以外は水洗いできません。
ノズル付近に洗剤が固まってしまった場合は、ぬるま湯に浸した布をあてて洗剤を溶かします。その後、綿棒で拭き取るときれいになるでしょう。しばらく使わないときは、タンクに水を入れて数回吐出させることで、チューブ内の洗剤を洗い流すことができますよ。
最後に、吐出の待ち時間が少なかった商品をご紹介します。
simplehuman ST1043は、液体タイプの充電式ディスペンサーです。センサーの反応範囲が広く、短時間でソープを吐出し快適でした。吐出量は手をかざす位置で調整できるので、事前に設定しておく必要もありません。IPX7の防水性能で本体の水洗いもでき、漏斗状の注ぎ口で詰め替えも容易でした。
Bee Tool ソープディスペンサー 泡タイプは、420mLの大容量タンクが特徴の商品。7cm以上離れた位置でもセンサーが反応し、1秒以下で素早くソープを吐出しました。ECサイトで2,000円以下の手頃な商品ですが、ソープ量調節は4段階と細かく設定でき、防水性能はIPX5と高い機能性が魅力です。
吐出タイプ | 液体タイプ |
---|---|
防水性能 | IPX6 |
詰め替え口の大きさ | 4.5cm |
使用可能な液体 | 市販のソープ(液体タイプ)、アルコール |
センサー反応範囲 | 4.83cm |
良い
気になる
幅 | 7.0cm |
---|---|
奥行 | 11.2cm |
高さ | 17.2cm |
センサー部分の分離可能 |
シンプルヒューマン センサーポンプ ST1043をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
吐出タイプ | 泡タイプ |
---|---|
幅 | 12.5cm |
奥行 | 5.5cm |
高さ | 17cm |
重量 | 263g |
容量 | 420mL |
吐出量 | 0.3ml、0.8ml、1.5ml、2ml |
給電方式 | 充電式 |
素材 | 不明 |
電源 | USB |
壁掛け対応 | |
設置方式 | 壁掛け型、置き型 |
重量. | 263g |
吐出量調節機能 | 4段階 |
防水性能 | IPX5 |
専用ソープ不要 | |
サイズ | 幅12.5×奥行5.5×高さ17.0cm |
水洗い可能 | |
食器用洗剤対応 | |
付属品 | 不明 |
製造国 | |
特徴 |
BeeTool ソープディスペンサー 泡タイプの評判・口コミは悪い?実際に契約してメリット・デメリットを徹底レビュー!
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