シンプルでコンパクトなデザインの、キングジム オートソープディスペンサー LD-ASD300。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「手をかざしてないのに泡が勝手に出る」「1回に出てくるソープ量が少ない」などの気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、キングジム オートソープディスペンサー LD-ASD300を含む自動式ソープディスペンサー全27商品を実際に使って、センサーの反応範囲・センサーの正確さ・吐出時間・使い勝手のよさ・詰め替えのしやすさ・防水性能を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
キングジム オートソープディスペンサー LD-ASD300は、すばやく手洗いを行いたい人におすすめです。実際に泡が出終わる時間を計測したところ、約0.97秒でした。比較した商品には2秒程度かかったものもあるなか、上位商品の約0.5秒と大差ない結果です。
反応範囲は約7.7cm。比較した商品の平均値である5.4cm(※執筆時点)より、広い範囲で反応しました。無理に手を近づける必要がなく、スムーズに泡を出せます。センサーは正確に反応し、口コミのように「勝手に泡が出る」ということもありませんでした。
使い勝手もよく、電池が少なくなるとボタンが赤く点滅するので電池切れを防止できます。容器が透明で、ソープの残量を把握しやすいのも便利なポイント。ソープも専用のものでなくても使えるのがうれしいですね。ただし、詰め替え口は2cm以下と狭いので、補充は慎重に行いましょう。
吐出量は0.6g。比較した商品の約半数が1gを超えているので、口コミどおりやや少なめです。吐出量を調整する機能もありません。足りなければ2回手を差し出しましょう。防水規格は軽い水ハネ程度なら耐えられるIPX3です。なるべく水がかからない場所に置くようにしてくださいね。
サイズは、幅73×高さ200×奥行103mmとコンパクト。水回りになじむシンプルなデザインも魅力的ですが、吐出量が調節できる商品や防水性の高い商品も紹介しているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
そもそも自動式ソープディスペンサーとは、ポンプを直接押さなくてもソープが出てくる機器です。直接触れないので、菌や汚れが付着するのを防止できます。
キングジム オートソープディスペンサー LD-ASD300は、泡で出てくるタイプ。幅73×高さ200×奥行103mmのコンパクトなサイズが特徴です。ABS樹脂で作られており、重量は乾電池なしで約220gです。単3アルカリ乾電池4本で使用できるため、場所を選ばず使用できますよ。
今回は、キングジム オートソープディスペンサー LD-ASD300を含む、自動式ソープディスペンサー全27商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、センサーの範囲反応と正確さ・吐出時間の検証です。手を上下させて、どの位置でセンサーが反応するのかをチェック。同時に泡の出終わる時間も測定しました。
手を差し出したところ、センサーから約7.7cm離れた位置でも反応しました。比較した商品の平均が5.4cm(※執筆時点)だったので、反応範囲は優れているといえます。
センサーも正確に反応し、口コミのように「手をかざしてないのに勝手に泡が出る」ということはありませんでした。
泡が出終わるまでにかかった時間は約0.97秒でした。比較した商品の平均が約1.11秒(※執筆時点)だったので吐出時間はスピーディです。約0.5秒だった上位商品と比べても、さほど差はありません。
次に、使い勝手のよさの検証です。吐出量調節機能がついているか・電源ボタンが操作しやすいか・専用ソープ以外も使用可能かの3点について確認し評価しました。
検証の結果、泡タイプのソープが0.6g吐出されるつくりで、吐出量調整機能はありませんでした。比較した商品の約半数が1g以上の吐出されたので、口コミどおりやや少ないといえるでしょう。
設置方式は置き型で、電源ボタンが上部についているため操作は簡単です。電池が少なくなると電源ボタンが赤く点滅し、電池残量がすぐわかるのも魅力的。専用のソープ以外も使うことができるので、使い勝手は良好です。
続いては、詰め替えのしやすさの検証です。残りのソープ量が簡単に見てわかるか・詰め替え口のサイズが大きいかの2点に注目して評価しました。
検証の結果、比較した約半数の商品同様、透明でソープ残量がパッと見てわかる設計でした。
しかし、補充時には下のボトルを外さなければならず、詰め替え口もやや狭め。300mLと容量が多く補充の回数は少ないものの、上部のフタを開けるだけで補充できるものより、手間がかかります。漏斗を使うなど工夫してみてください。
最後に、防水性能の検証です。防滴・防水についての等級を表すIPXの表示があるかどうかをチェックしました。
調べた結果、防水性の等級は少しの水ハネなら耐えられるとされるIPX3でした。水回りで使うことが多い機器なので、心配な人は噴流水に耐えられるIPX5以上のものを選ぶとよいでしょう。今回の比較では、約2割の商品がIPX5以上でした。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
キングジム オートソープディスペンサー LD-ASD300は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入できます。
お店によってはギフトの設定ができるので、プレゼントするのもよいでしょう。
自動式ソープディスペンサーは容器の中が詰まったり、センサーが汚れたりすると故障する原因となりかねません。常に清潔に保つためにも、定期的に中に水を入れて吐出させながら内部を洗浄するとよいですよ。
また、使わないときは電源を切って機械を休ませることも大切です。メーカーの取り扱い説明書をよく読んでから使うようにしましょう。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
防水性にこだわるなら、simplehuman センサーポンプがおすすめ。防水性能はIPX7と、万が一水没しても耐えられる強度です。センサーの反応範囲が約8cmと広く、約0.5秒という短い時間でソープが出てくるので、使う際にストレスを感じません。吐出量は手のかざす位置で変えられます。
泡の量の多さを重視したいなら、サラヤ ウォシュボン ホワイトがぴったり。吐出量をボタンで2段階で調整でき、最大で2mL出せます。吐出時間も約0.8秒とスピーディでした。IPX6という高い防水機能を備えているので、汚れた場合でもそのまま水洗いが可能。容器を清潔に保ちやすいですよ。
吐出タイプ | 液体タイプ |
---|---|
防水性能 | IPX6 |
詰め替え口の大きさ | 4.5cm |
使用可能な液体 | 市販のソープ(液体タイプ)、アルコール |
センサー反応範囲 | 4.83cm |
良い
気になる
幅 | 7.0cm |
---|---|
奥行 | 11.2cm |
高さ | 17.2cm |
センサー部分の分離可能 |
シンプルヒューマン センサーポンプ ST1043をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
吐出タイプ | 泡タイプ |
---|---|
幅 | 8.2cm |
奥行 | 11.8cm |
高さ | 18.3cm |
重量 | 350g |
容量 | 300mL |
吐出量 | 1ml、2mLl |
給電方式 | 充電式 |
素材 | ABS樹脂、ペット |
電源 | USB |
壁掛け対応 | |
設置方式 | 置き型 |
重量. | 350g |
吐出量調節機能 | 2段階 |
防水性能 | IPX6 |
専用ソープ不要 | |
サイズ | 幅8.2×奥行8.2×高さ18.3cm |
水洗い可能 | |
食器用洗剤対応 | |
付属品 | USB充電ケーブル、USB充電器ACアダプタ、クイックスタートガイド、取扱説明書、クリーニングピン |
製造国 | 不明 |
特徴 | おしゃれ |
サラヤ ウォシュボン オートソープディスペンサー ホワイトをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。