500mLの液体洗剤が入る大容量サイズの、Everlasting Comfort ソープディスペンサー。インターネット上での評判はよい一方で、「1回に出る液の量が少ない」「センサーの反応が悪い」と気になる口コミもあり、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Everlasting Comfortのソープディスペンサーを含む自動式ソープディスペンサー全27商品を実際に用意し、センサーの反応範囲・センサーの正確さ・吐出時間・使い勝手のよさ・詰め替えのしやすさ・防水性能を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Everlasting Comfortのソープディスペンサーは、ソープの出る量を細かく変えたい人におすすめ。「出る液の量が少ない」との口コミがありましたが、吐出量はボタンを押して5段階に設定できました。比較した約7割の商品が2段階以下だったのに対し、こちらは細かな調節が可能です。汚れ具合に応じて量を変えられ、節約につながりますよ。
比較した商品には、センサーから1cmの距離まで手を近づけないと作動しないものもあったなか、こちは8.8cmと反応精度も良好です。また、ソープを出し終わるまでの時間も約0.83秒とスムーズ。今回の比較では2秒以上かかるものもあったことをふまえると、ストレスなく使えるでしょう。
置き型式のため、壁掛け型より手軽に設置できます。電源ボタンは上部にあり、置いたまま操作が可能です。専用ソープが不要で、お好みのソープを使えるのもうれしいポイント。濃度の高い液体タイプなので、泡タイプに比べて汚れを落としやすいというメリットもあります。
詰め替え口が広いうえ上から注げるので、補充のしやすさも良好でした。ボトルが透明のため、残量をひと目で確認できます。500mLと大容量なので、こまめに詰め替える手間も省けるでしょう。
一方、防滴・防水に関する表示はないので、水がかからないよう注意が必要です。ソープの量を使い分けられて反応範囲も広く使いやすい商品ですが、防水性能を重視したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
Everlasting Comfortのソープディスペンサーもそのひとつ。液体のハンドソープはもちろん、台所用洗剤にも対応している点が魅力です。
クッションや加湿器などの生活用品を手掛ける、Everlasting Comfortから販売されています。
幅8×奥行16.5×高さ18cmで、容量は500mL。重さは363gです。手洗い約1,400回分のソープが入るため、オフィスや学校など使用頻度の高い場所での使用に適していると謳われています。
給電方式は電池式で、単3電池が4本必要です。
今回は、Everlasting Comfortのソープディスペンサーを含む自動式ソープディスペンサー全27商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、センサーの反応範囲・吐出時間・センサーの正確さの検証です。
センサーがどの位置で反応するか、手との距離を3回計り平均を計測。また、センサーが反応し泡が出終わるまでの時間も3回ずつ測り平均を算出します。さらに、反応範囲に30回ずつ手を差し出し、ソープがきちんと出るかを調べました。
センサーの反応範囲は、約8.8cmと広めです。
比較したなかには1~2cmの距離でしか反応しない商品もあったのに対し、手を意識的に近付けなくてもソープを出せます。「反応が悪い」との口コミに反し、センサーもしっかり作動するため、スムーズに手を洗えました。
ソープを出し終わるまでの時間は、約0.83秒と比較的スムーズです。比較した商品のなかには2秒以上かかるものもありましたが、半分以下の時間で出せました。
センサーの反応範囲・吐出時間ともに良好なため、毎日使用してもストレスを感じにくいでしょう。
次は、使い勝手のよさの検証です。出る量を調整する機能や専用ソープの有無・電源ボタンの操作性をチェックします。
その結果、電源ボタンは上部にあり、置いたままで簡単に操作できました。「1回に出る液の量が少ない」との口コミがありましたが、ボタンを押すとソープの出る量を5段階で調整できます。
比較した商品には調節できないものもあったなか、とくに細かい設定が可能です。用途に応じてソープの量を調整すれば、無駄使いを減らせますよ。
液体タイプのせっけんに対応しており、泡タイプに比べて汚れを落としやすいのが魅力。置き型式のため手軽に設置できますよ。
専用のものではなく、お好みのソープを使える点もメリットです。
続いては、詰め替えのしやすさの検証です。ソープの残量がわかりやすいか・詰め替え口が大きいかをチェックしたところ、どちらも高評価でした。
透明なボトルを採用しており、比較した小窓付きの商品とは違いひと目で残量がわかります。詰め替え口が広く上から注げるため、補充もしやすいでしょう。容量が500mLと大きく、こまめに詰め替える手間も省けます。
電池残量によってライトの色が変わり、電池切れを防ぎやすいのもうれしいポイントです。
最後は、防水性能の検証です。
防滴・防水に関する表示をチェックしたところ、保護等級を表すIPXの記載がありませんでした。比較した防水性能のある商品とは違い、使用時は水がかからないように注意が必要です。
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続いては、ソープディスペンサーの故障を防ぎ、長く愛用するためのお手入れ方法を見ていきましょう。
まずは、全体の拭き掃除を行います。とくにノズルやセンサー周りはこまめに拭きあげ、汚れが溜まらないようにしましょう。
1か月に一度はフィルターもお手入れしてください。容器に水を入れて何度か出させることで、フィルターの中の詰まりを予防できますよ。1週間以上使用しない場合は、電源を切るのも故障予防に効果的です。
事前に説明書を読み、正しい使い方やお手入れ方法を確認しておくことをおすすめします。
最後に、水への耐久力がある液体タイプに対応した商品をご紹介します。
simplehumanのセンサーポンプは、機能性の高さが魅力。センサーの反応範囲は8.1cm・ソープの出終わる時間は0.48秒とともに優秀です。出る量はノータッチで3段階に調整できます。専用ソープは不要で、上部の漏斗状の口からスムーズに詰め替えが可能。防水性能は水没にも耐えられるIPX7です。
プラスマイナスゼロのディスペンサーは、子どもも使いやすい一品。反応範囲が9.3cmと広く手が届きやすいですよ。ソープの出る時間は約0.9秒。出す量はボタンで3段階に調整できます。専用ソープは不要で、詰め替え口が広く注ぎやすさも良好でした。防水性能は、水ハネなら耐えられるIPX4です。
吐出タイプ | 液体タイプ |
---|---|
防水性能 | IPX6 |
詰め替え口の大きさ | 4.5cm |
使用可能な液体 | 市販のソープ(液体タイプ)、アルコール |
センサー反応範囲 | 4.83cm |
良い
気になる
幅 | 7.0cm |
---|---|
奥行 | 11.2cm |
高さ | 17.2cm |
センサー部分の分離可能 |
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