カメラの土台が回転して室内の広い範囲を撮影できるペットカメラ、SwitchBot 見守りカメラ W1801200。インターネット上では「画質がきれい」と評判です。しかし、「カメラの可動範囲が狭い」という口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、SwitchBot 見守りカメラ W1801200を含むペットカメラ全16商品を実際に使って、カメラ性能・見守り機能の充実・アプリの使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
3,980円
SwitchBot 見守りカメラ W1801200は、どの時間帯でもペットを鮮明に映せる商品をお探しの人におすすめです。実際に撮影したところ、暗い部屋でも被写体の輪郭をしっかり映し出せました。比較した多くの商品が暗い部屋では輪郭がぼやけたのに対し、1日中留守にする日も見守りやすいですよ。明るい部屋では、ペットの表情までわかるほど鮮明です。
撮影範囲についても、水平360度・垂直115度と広めでした。比較した結果、とくに垂直方向は商品による差が大きく、100度以下と画角が狭いものが多い傾向が。対して本商品は首振り範囲が広いうえに広角カメラも採用されており、「可動範囲が狭い」との口コミに反し、行動範囲が広い猫の見守りにも活躍します。
専用アプリは、初期設定から接続までがとてもスムーズでした。比較した一部商品のようにアカウント作成・メールアドレス登録などの手間はなく、QRコードを読み込むだけで完了します。カメラアングルの操作は、ややラグがあるものの許容範囲です。
プラスαの機能は、録画・スポット登録・動体検知・呼びかけの4つ。多機能ではありませんが、留守中にペットが体調不良になった場合に録画映像を見返せるのは魅力的です。スポット登録を活用すれば、ごはんやトイレ中の映像確認もスムーズですよ。比較したほかの商品のように録画にmicroSDカードは必要なく、クラウドストレージへの保存もできます。
惜しかったのは、自動追尾機能の性能の低さです。実際に撮影したところ、カメラ自体は動くものの、被写体のラジコンの動きに追いつけず何度もフレームアウトしました。上位商品は被写体をカメラ中央で捉え続けたのに対し、素早く追尾できているとはいえません。とはいえ、見守るだけであれば、とくに支障はないでしょう。
公式サイトの値段は執筆時点で税込込4,780円と、比較した商品のなかではリーズナブル。機能がシンプルなぶん、機械の操作が苦手な人にも扱いやすいですよ。より自動追尾の性能を重視したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
そもそもペットカメラとは、外出中でも自宅にいるペットの様子をリアルタイムで見守ることができるカメラのこと。給餌機能・動画の自動保存機能などを搭載したモデルもあります。留守中に健康管理ができるだけでなく、普段は見られないペットの姿が見られる点も魅力的です。
今回ご紹介するSwitchBot 見守りカメラ W1801200は、「全方位からおうちを見守る」をコンセプトに開発された商品。カメラ自体の性能に加え、同社が手掛けるほかのスマートホームデバイスとの連携によってさらに便利になる点が評価され、2022年度のグッドデザイン賞・レッドドット賞を受賞しました。
カメラは、垂直115度・水平360度の回転が可能です。モーター2台が土台を回転させることで、見たい方向までカメラがスムーズに向くつくりです。不在時に動体を検知すると自動で写真撮影・録画を行うとともに、スマホに通知が届くため、防犯対策にも活躍するでしょう。
広角レンズを採用しているのもポイント。独自の画像処理アルゴリズムによって、ペットの毛をはじめとした細部までくっきり映す設計です。8つの赤外線LEDライトも搭載しており、ナイトビジョン機能を使えば、暗所でも検知距離最大10mまではっきり見えると謳っています。
OSはiOSであれば11.0以上、Androidは5.0以上に対応。メーカーが手掛ける専用の「SwitchBot」アプリと連携すれば、双方向音声会話機能が使えるのも魅力的です。呼び出しボタンを軽く押すだけで自由に会話ができるため、留守番中のペットへの声かけはもちろん、子どもの帰宅確認などにも使えます。
アレクサにも対応しており、呼びかければEcho Showを通してカメラを設置した場所の様子を確認が可能です。本体サイズは幅78×奥行78×高さ107mm、本体重量は195gとかなりコンパクト。電源ソケットの届く範囲内であれば壁や天井にも設置できます。
<プラン>
いずれも映像データの保存期間は30日です。対応機種は、見守りカメラ・見守りカメラ3MP・屋内カメラ・屋外カメラとなります。
今回はSwitchBot 見守りカメラ W1801200を含む、ペットカメラ全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、ペットカメラを選ぶにあたって最重要ポイントといえるカメラ性能を検証しました。
リビングを再現した空間をペットカメラで撮影し、撮影範囲の広さ・広角レンズの有無・明所や暗所での画質の4つの観点をチェック。画質については、ぬいぐるみの顔のパーツがはっきり見えるかどうかを確認して評価しています。
撮影範囲は、水平360度・垂直115度と広めでした。比較した商品には垂直100度以下のものが多かったのに対し、上下方向にも動き回る猫の撮影にもうってつけ。「可動範囲が狭い」との口コミとは異なる結果です。
少し映像が歪んでいるものの、広角レンズ搭載で定点でもワイドに撮影できていました。実際の映像を見てもキャットタワーの上部まで映せており、部屋全体を見渡しやすいでしょう。
実際にリビングを再現した部屋を撮影すると、部屋の明るさに関係なく鮮明に映りました。とくに比較した商品の多くが苦手とした暗所での撮影が得意。フィルターがかかったような見え方にならず、被写体の輪郭までくっきり見えました。
明るい部屋では、ぬいぐるみの細部まで確認できるほどの画質です。比較したほかの商品のような輪郭のぼやけ・色の偏りはなく、「画質がきれい」との口コミにも頷けます。旅行や出張などで1日中留守にする場合にも、ペットを見守りやすいでしょう。
次に、見守り機能の充実の検証です。
録画機能・温度検知機能の有無などの観点から、各商品の健康チェック機能の充実度を確認。さらにラジコンを取りつけて動かしたぬいぐるみを撮影して、自動追尾機能をチェックしています。各商品に搭載されている付加機能も加えて、見守り機能の充実度を総合的に評価しました。
健康チェック機能は充実していました。比較した商品の約半数にしか搭載されていない、スポット登録機能を搭載。ごはんやトイレの場所を登録しておけば、ペットの健康管理に役立ちます。
ペットの体調が気になる場合に、留守中の映像を見返せる録画機能も搭載。比較した商品の多くが録画にはmicroSDが必要だったのに対し、アプリからの閲覧・クラウドへの保存ができるのも便利なポイントです。長時間の録画にも使えて便利ですよ。
自動追尾機能を搭載していますが、実際に撮影すると何度も被写体がフレームアウトしました。カメラ自体は動くものの、うまく追尾できていません。
比較した上位商品は被写体をカメラ中央にくるように追尾できており、高性能とは言えない結果です。とはいえ、ペットを見守る目的で使うのであれば、そこまで性能にこだわらなくてもよいでしょう。
付加機能は、動体検知・呼びかけのみ搭載。比較した多機能モデルのような給餌機能や転倒防止設計などは採用されておらず、機能はシンプルです。
珍しいのは、呼びかけ機能が双方向の音声通話に対応している点。ペットへの声かけだけでなく、子どもの帰宅確認などにも活用できます。スマートホーム化のための製品を多く手掛ける、SwitchBotならではといえるでしょう。
ただし、声がするのに飼い主がいない状況は、ペットに負担となる場合があります。呼びかけ機能は緊急時だけ使用するなど、必要最低限にとどめてくださいね。
最後に、アプリの使いやすさの検証です。
初期設定のしやすさ・アプリ立ち上げ時の接続のしやすさ・カメラアングルの操作にラグがないか・メニュー画面の見やすさの4つの観点から評価しました。
実際に使用したところ、アプリの初期設定から接続までがとてもスムーズでした。比較した商品には初期設定時にアカウント作成・メールアドレス登録が必要なものもあったなか、QRコードを読み込むだけと簡単。複雑な操作が苦手な人にもおすすめです。
アプリでのカメラアングルの操作は、少しラグがあったものの許容範囲内でした。比較した商品にはパンチルト機能がないものもあったのに対し、ペットを探しやすいでしょう。アプリのメニュー画面も見やすく作られていました。
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SwitchBot 見守りカメラ W1801200は、SwitchBot公式サイトで販売されています。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入可能です。大型スーパーや家電量販店などの実店舗でも販売しているので、お近くの取扱店舗に足を運んでみてくださいね。
公式サイトに記載されている、SwitchBot 見守りカメラ W1801200の初期設定の方法をご紹介します。セットアップの前に、専用の「SwitchBotアプリ」をダウンロードしましょう。公式サイトでは動画でも手順を確認できますよ。
<初期設定の方法>
①SwitchBotアプリを立ち上げ、ホーム画面の右上に表示されている「+」を押して「見守りカメラ」を選択する
②本体に電源アダプターを接続して給電する。25秒間赤ランプが点灯し「ビープー」という音を鳴らす。赤ランプが点灯から点滅に変わったら、アプリ画面の「次へ」をタップする
③画面の説明に従い、Wi-FiルーターのSSIDとパスワードを入力する
④スマートフォンの画面にQRコードが表示されたら、本体のカメラに読み込ませる
⑤本体から「ビープー」という音が鳴ったことを確認して、アプリ画面の「次へ」をタップする
⑥Wi-Fi接続後、本体が自動でカメラアングルを校正します
⑦デバイス名とルーム名を設定します。設定後にアプリ画面の「今すぐ使う」をタップして、初期設定は完了です
最後に、高画質で自動追尾の性能も優れていた商品をご紹介します。
検知エリアを設定したいなら、TP-Linkのパンチルト ネットワークWi-Fiカメラがおすすめです。スポット登録+動体検知を利用すれば、ごはんやトイレの様子を簡単に確認できます。肝心の画質も非常によく、部屋が暗くてもぬいぐるみの表情まで鮮明に見えました。アングル操作もラグは少ないですよ。
SwitchBotの製品でおうちをスマート化しているなら、見守りカメラ 3MPをチェックしましょう。スポット登録は非搭載ですが、撮影可能な範囲が広く、高い場所が好きな猫や動き回るペットも映しやすいですよ。自動追尾の性能も優れており、検証では被写体をカメラ中央に映し続けられました。
首振り機能 | |
---|---|
自動追尾機能 |
良い
気になる
録画方法 | SDカード、クラウド |
---|---|
画質(解像度) | 1920×1080(FHD) |
本体幅 | 86.6mm |
本体奥行 | 85mm |
本体高さ | 117.7mm |
アプリ対応OS | iOS、Android |
双方向会話 | |
温度センサー付き | |
録画機能 | |
設置タイプ | 卓上型、天井設置型 |
セキュリティモード | |
給電方式 | 電源コード(専用アダプタ) |
転倒防止機能 | |
水平操作範囲 | 360度 |
垂直操作範囲 | 114度 |
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撮影範囲(垂直) | 115度 |
---|---|
撮影範囲(水平) | 360度 |
録画方法 | マイクロSDカード |
画質(解像度) | 300万画素 |
本体幅 | 78mm |
本体奥行 | 78mm |
本体高さ | 107mm |
検知機能 | 動体 |
給餌機能 | 不明 |
アプリ対応OS | iOS、Android |
双方向会話 | |
撮影範囲の移動 | |
暗所撮影 | |
温度センサー付き | |
自動追尾機能 | |
録画機能 | |
自動キャプチャ機能 | |
スポット登録機能 | |
複数カメラの一括管理 | |
広角レンズ搭載 | |
カメラの遠隔操作 | |
撮影範囲(画角) | 100度 |
SWITCHBOT 見守りカメラ W3101100をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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