泡がおいしく、仲間と飲むのに使いやすいと人気のビールサーバー、UKEG(ユーケグ) GO。「冷たく泡立ちのよいビールが飲める」といった高評価な口コミがある一方で、「うまく泡立たない」「コストがかかる」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、UKEG GOを含む家庭用ビールサーバー全14商品を実際に使って、泡のクオリティ・のどごしのよさ・使いやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
UKEG GOは、パーティーなど大勢で盛り上がりたいシーンにおすすめです。ビール樽のように注ぐことができ、モニターからはテンションが上がると好評でした。真空構造で冷たさをキープしやすく、炭酸が抜けないよう炭酸ガスを注入できるのも魅力です。
泡質と味わいについては、厚みのあるもこもこした泡に仕上がったのがメリット。一方で、泡が粗くてすぐに消えてしまい、炭酸が若干抜けぎみだったのは惜しいところです。お店で飲むような爽快感のあるおいしさにこだわりたい人には、やや物足りない可能性があるでしょう。
ただし、セット時の工程が多く使うたびにカートリッジの交換が必要なのはネックです。口が狭くビールを補充しにくい点も気になりました。重曹やガスカートリッジを使ってしっかり洗浄する必要があり、お手入れにも手間がかかる印象です。
値段は1万円を超えてしまい、今回検証した商品のなかでは高めの価格帯。とはいえ、2L近い大容量タイプなので、大勢で楽しみたいシーンには活躍するでしょう。特別感ある雰囲気にこだわるなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介するUKEG GO 64は、アメリカのGrowlerWerks社が手がけるビールサーバー。容器内に炭酸ガスを注入して液体を押し出す仕組みで、ビールの炭酸が抜けることなく鮮度をキープできると謳われています。
約1.9Lの大容量でアウトドア用としても使いやすく、さまざまなレジャーシーンで重宝しますよ。
冷たい温度を長時間キープできるよう、ステンレス銅の真空断熱二重構造を採用しているのも特徴です。
ボトルの表面には、耐久性のあるパウダーコーティングとゴム製の土台を使用。屋外に持ち運んでも、へこみや傷がつきにくいでしょう。
ロックとレバーが一体型で、ロック解除からサーブまでスムーズなのも利点です。ビール以外の炭酸飲料やカクテルにも使用可能なので、楽しみ方の幅も広がりますよ。
使い方を以下に記載するので、参考にしてみてください。
【使い方】
サイズは13.5×17.5×26cmで、重量は1.26kg。1回の使用ごとに専用のミニガスカートリッジが必要なので、あわせて購入しておくとよいでしょう。
カラーは、チリ・タングステン・ミッドナイトカラーの3種類から選べます。デザイン性の高いおしゃれな見た目で、エンターテインメント感を演出できるのも魅力のひとつですよ。
画像はタングステンカラー
今回は、ビールサーバー UKEG GOを含む家庭用ビールサーバー全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:泡のクオリティ
検証②:のどごしの良さ
検証③:使いやすさ
検証④:手入れのしやすさ
まずは、泡のクオリティの検証です。
mybestの5人が各ビールサーバーを使用し、「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」を試飲。泡のクリーミーさについて評価を行いました。
実際にビールを注いでみたところ、泡に厚みはあるものの、大きな気泡のあるゴワゴワした仕上がりに。泡が粗く、クリーミーな口当たりには一歩届きませんでした。
モニターからも、「泡がすぐに消えてしまう」「見た目ほどのクリーミーさは感じない」といった声があがっています。なめらかさを楽しみたい人には、やや物足りない可能性があるでしょう。
とはいえ炭酸は抜けておらず、泡をしっかり楽しむことができました。
次は、のどごしの良さの検証です。
ここでは、炭酸が抜けていないか・のどごしが良いかについて評価しました。
試飲した人からは「缶で飲むより炭酸が弱い気がする」といった声が多く、のどごしの評価もいまひとつです。爽快感が少なく、苦味や味の変化を感じた人がいたのも気になりました。
ビールならではのスカッとしたキレのよさは損なわれてしまったものの、ビールの味や風味にそこまでこだわらないなら、満足できるでしょう。
次に、使いやすさの検証です。
同じくmybest5人で、缶ビールを取りつけやすいか・スイッチ操作はしやすいかに注目して評価しました。
カートリッジやキャップの取り付けなど工程が多く、使いやすさはまずまず。容器にビールを補充する卓上タイプですが、口が狭く注ぎにくいのも気になりました。
モニターからも、「セットが面倒」「ビールを入れる際にこぼれてしまった」などの声があがっています。なかには「説明書どおりに設置したはずなのに、プシューっとガスが漏れてしまった」との意見もありました。
操作については、レバーを引くだけと簡単です。お店のビール樽のように注げるので、ホームパーティーで出すと喜ばれるでしょう。
ただし「勢いや泡の量を調整できない」との声が複数あり、少し使いにくいのが惜しいところ。カートリッジがすぐになくなってしまうため、交換の手間がかかるのもややネックです。
最後は、手入れのしやすさの検証です。
使用後の商品をメーカーが推奨するとおりに洗浄し、汚れている部分が洗いやすいか・部品の中までスポンジを通せるかなどに注目して評価しました。
洗い方をチェックしたところ、洗浄の工程が多くお手入れはやや複雑です。
【洗い方】
また、分解できるパーツは本体とカートリッジ部分のみ。注ぎ口はブラシを通せないほど細く、本体に洗浄剤を入れてガスの力で洗い流す必要があります。ササッと済ませたい人には、少し使いにくいといえるでしょう。
種類 | 卓上 |
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対応するビール容器 | |
電源 | |
洗浄不要 | |
ビールの最大容量 | 64オンス(1893mL) |
保冷機能 |
良い
気になる
幅 | 13.5cm |
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奥行 | 17.5cm |
高さ | 26cm |
重量 | 1.26kg |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
33,555円
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販売価格:34,593円
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最後に、ほかの魅力的な商品もご紹介します。
グリーンハウスがBEAMSとコラボしたサーバーは、ワンタッチで取り付けられる手軽さが持ち味。仕上がりのクオリティも高く、なめらかな泡と爽快感あるのどごしでおいしく飲めました。ビールで汚れたパーツを簡単にお手入れできるのもメリット。コンパクトな電池式で、自宅でも屋外でも使いやすいでしょう。
卓上型をお探しの人には、同じくグリーンハウスの超音波式スタンドビールサーバーがおすすめ。セットと洗浄に少々時間がかかるものの、クリーミーな泡とキレのあるおいしいビールを楽しめます。超音波で泡を発生させるため、カートリッジが不要なのも注目ポイント。見た目もおしゃれですよ。
種類 | ハンディ |
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対応するビール容器 | 250mL缶、330mL缶、350mL缶、500mL缶(口の外径56~57mm) |
電源 | 電池(単4電池2本) |
洗浄不要 | |
ビールの最大容量 | 500mL |
保冷機能 |
良い
気になる
幅 | 7.15cm |
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奥行 | 9.47cm |
高さ | 3.13cm |
重量 | 74g |
BEAMS DESIGN ワンタッチ ビアサーバーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | 卓上 |
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対応するビール容器 | 330mL缶、350mL缶、500mL缶、中瓶、小瓶 |
電源 | 充電式バッテリー(USB Type-C) |
洗浄不要 | |
ビールの最大容量 | 500mL |
保冷機能 |
良い
気になる
幅 | 11cm |
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奥行 | 22.6cm |
高さ | 45.5cm |
重量 | 0.12kg |
グリーンハウス 超音波式スタンドビールサーバー GH-BEERS-BKをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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