ワンタッチで傾斜を変えられる家庭用ランニングマシン、Horizon トレッドミルTR5.0。「稼動音が大きすぎず、周りに気兼ねなく使える」と評判はよいものの、本当に口コミどおりの商品なのかと気になって購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のアルインコやリーボックなどのランニングマシンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ランニングマシン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Horizon トレッドミルTR5.0は、ランニングマシン歴を問わず扱いやすいものがほしい人におすすめ。実際に使用したモニターからは機能の充実ぶりと走りやすさが好評で、「スポーツジムのマシンと同じ走りができる」と満足の声があがりました。比較したほかの商品には、ベルトが狭くて怖いと評されるものがあったなか、幅・奥行ともに十分で心おきなく走れました。
タブレット台が目線に合った配置で、姿勢が崩れにくいのもメリットです。ディスプレイはシンプルで直感的に操作できます。最高速度は16km/hと十分で、比較した多くの商品にはついていなかった自動傾斜機能も搭載。ワンタッチで速度・傾斜を変更できるので、集中力が切れにくいでしょう。
比較したほかの商品と同様に、安定性も申し分ありません。男性モニターが時速8kmで走った際も、一切傾いたり動いたりしませんでした。本体の重量が60kgと重く1人での移動は難しいとはいえ、据え置きで使うなら問題ないといえます。
走行音の大きさは、比較した商品全体の平均約75.7dB(※執筆時点)を下回る74.2dBを記録。「稼動音が大きすぎず、周りに気兼ねなく使える」との口コミにもうなずけます。とはいえ、掃除機を使っているときと同じくらいの音が出るので、夜間や早朝の使用時は周囲への配慮が必要です。
機能的なのに扱い方はシンプル。なにより、本格的な走りを体感できるのが大きな魅力です。フィットネスアプリとも連携可能で、楽しみ方も多彩ですよ。これからランニングをはじめる人も自宅ランを充実させたい上級者の人も、ぜひチェックしてみてください。
今回ご紹介するHorizon トレッドミルTR5.0は、業務用マシンに近いパワーと機能性にこだわったランニングマシン。静音性に配慮したモーターを採用しているのもうれしいポイントです。
「@ZONE」や「Zwift」などのフィットネスアプリとの連携も可能。ワークアウトを記録できたり世界の名所を走るバーチャルアクティブを体験できたりと、走る楽しみが広がるでしょう。
販売しているのは、トレーニングマシン&フィットネスマシンの総合メーカーであるジョンソンヘルステック社の日本法人「ジョンソンヘルステックジャパン」。同社のホライズンシリーズでは、初心者から上級者まで使える家庭用製品を展開しています。
サイズや耐荷重などの細かなスペックは以下のとおりです。FAT BURN(脂肪燃焼)・HILL CLIMB(ヒルクライム)など、目的に合わせて活用できるオートプログラムも搭載されていますよ。
<スペック>
大型かつ重さがある製品なので、組み立ては2人以上で行いましょう。所要時間の目安は30~60分です。メーカーでは組み立て方をYouTube動画で公開しているので、説明書とあわせてチェックしてみてください。
自分で組み立てるのが難しい人は、購入時に組立設置サービスを利用するのも手ですよ。
有酸素運動のポイントは、一定のペースをキープすること。走行速度を設定でき心拍数や消費カロリーも管理できるランニングマシンは、有酸素運動をはじめたばかりの人にぴったりです。
よく比較されるエアロバイクやステッパーは、自分の力でマシンを動かすためペースを保つことが困難。加えて、エアロバイクは座って使うので運動量が少ない点がデメリットです。設置スペースさえクリアできれば、ランニングマシンのほうが効率よく体を動かせますよ。
ランニングマシンを効果的に使うためのポイントは、最大心拍数の60〜80%の心拍数の範囲で有酸素運動を続けること。
おおまかな最大心拍数は、「220−年齢」で算出が可能なので、「(220−年齢)×0.6〜0.8」で目標とするべき心拍数がわかります。走ることだけにこだわらず、その心拍数におさまるよう日によって運動内容を変えれば、飽きずに続けられますよ。
運動効率アップを狙う人は、筋トレ→有酸素運動の順番でトレーニングするのもアリ。ダンベルやトレーニングチューブで筋トレをしてから、傾斜をつけて歩いたり走ったりするとよいでしょう。
今回はHorizon トレッドミルTR5.0を含むランニングマシーン全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
タブレットスタンドを備えているほか、万が一の転倒時にベルトを自動停止させる安全クリップも付属していました。ただし、本体の重量が60kgと重いうえ、斜めに倒して移動する必要があるため、1人で動かすのは難しいでしょう。
次は、走りやすさの検証です。6人のモニターが下記の条件で実際に使用し、操作や足運びのしやすさ、滑りにくさなどをチェックしました。
<検証条件>
総合的な走りやすさは非常に優秀な評価を獲得。モニターからは、「スムーズに足を運べた」「グリップが効いていてスピードをあげても滑らない」と好評でした。比較した商品には、幅も奥行も狭くて怖いと評されるものがあったなか、「縦も横も十分広く、安心感がある」との声が多数あがっています。
ランニングの肝は、体を大きく動かすこと。スペースに余裕のある本商品ならしっかり踏み込めるので、思い切り走りたい人にぴったりでしょう。
<足運びのしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したほかの商品にはタッチパネルの感度が悪いものがあったのに対し、快適に操作できたのは利点。走りながらの操作も楽々なので、ランニングに集中できるでしょう。
<操作のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いては、安定性の検証です。体重65kgの男性モニターが実際に時速8kmで走り、マシンが傾かないか・動かないかを調べました。
検証の結果、比較したほかの商品と同様に、傾くことも動くことも一切ありませんでした。どのランニングマシンを選んでも、安定性が期待できるでしょう。
最後は、静音性の検証です。体重65kgの男性モニターが実際に時速8kmで走り、騒音を計測。55dBを上限により数値が低いものを高評価としました。
計測したところ、走行音は74.2dBを記録。比較した商品全体の平均約75.7dB(※執筆時点)を下回りました。とはいえ、掃除機の運転音と同レベルのため、夜間早朝帯の使用には注意が必要でしょう。
公式サイトでは、使用中の音や振動を抑えられるオリジナルフロアマット YHZM0007(税込8,800円※)や、デッキ・ベルトのお手入れに使えるシリコンスプレー(税込990円※)も販売中。本体と一緒に購入すると送料が無料になるので、ぜひチェックしてみてください。
価格はすべて執筆時点・公式サイト参照
ランニングマシンを使用する際は、ランニングシューズを履きましょう。
裸足や靴下では、スピードを出したときに滑ったり関節に負荷がかかったりと、ケガをする可能性があります。そのため、シューズを履くことは必須。どうせ履くなら普通のシューズより、前に進みやすい構造のランニングシューズがおすすめですよ。興味がある人は以下のコンテンツも覗いてみてください。
ランニングマシンには、モーターによって走行ベルトが動く電動式と自力で走行ベルトを動かす自走式の2種類があります。
電動式は走行速度を一定に保て、早歩きやランニングなどのアクティブな有酸素運動に適しています。一方、自走式は軽量で安定性が低いうえ走行面積も狭いため、ランニングには不向き。ゆっくりウォーキングをしたい人に向いています。
手軽に運動を始めたい人には、アルインコ ランニングマシン1319がおすすめです。組み立て不要なので届いたらすぐに使えます。モニターの文字盤が光り、トレーニング状況が確認しやすいのも魅力。自動傾斜は5段階・速度は16km/hまで調整可能で、運動強度を細かくカスタマイズできました。
全力で走り込みたい人は、リーボック FLOATRIDE トレッドミル FR20をチェック。最高速度が時速18kmなうえ、走行中に本体がずれることもありませんでした。自宅で思いっきり走れるのは大きな魅力。27種類のプログラムコースを搭載しており、飽きることなく運動を続けられそうです。
本体幅 | 77cm |
---|---|
本体奥行 | 165cm |
本体高さ | 113cm |
重量 | 59kg |
ベルト幅 | 46cm |
ベルト奥行 | 127cm |
ベルト厚さ | 0.2cm |
折りたたみ可能 | |
折りたたみ時の幅(実測値) | 77cm |
折りたたみ時の奥行(実測値) | 65cm |
折りたたみ時の高さ(実測値) | 40cm |
手すり付き | 不明 |
手すり高さ | 107cm |
手すりの位置 | サイド |
設置面積 | 0.78畳 |
重量. | 59kg |
走行音(実測値) | 70.7dB |
消費電力 | 540W |
電圧 | AC100V |
最低速度 | 1km/h |
最低速度. | 1km/h |
最高速度 | 16km/h |
最高速度. | 16km/h |
耐荷重 | 100kg |
モニター表示機能 | 消費カロリー、走行時間、走行距離、心拍数、走行速度、傾斜角度 |
オートプログラムの種類 | 12種類のプログラム |
オートプログラムの種類数 | 12種類 |
心拍計付き | |
傾斜機能 | |
傾斜調整可能 | |
最大傾斜角度 | 5段階 |
自動傾斜機能 | |
キャスター付き | 不明 |
ワンタッチ速度切り替え | 不明 |
タブレット台付き | |
スマホホルダー付き | 不明 |
ドリンクホルダー付き | 不明 |
安全ロック機能 | 不明 |
アプリ連携機能 | 不明 |
パネル付き | 不明 |
組み立て不要 | 不明 |
静音設計 | 不明 |
保証期間 | 1年間 |
特徴 | 不明 |
本体幅 | 69cm |
---|---|
本体奥行 | 177cm |
本体高さ | 115cm |
重量 | 72kg |
ベルト幅 | 64cm |
ベルト奥行 | 142cm |
ベルト厚さ | 0.2cm |
折りたたみ可能 | |
折りたたみ時の幅(実測値) | 不明 |
折りたたみ時の奥行(実測値) | 不明 |
折りたたみ時の高さ(実測値) | 不明 |
手すり付き | 不明 |
手すり高さ | 113cm |
手すりの位置 | サイド |
設置面積 | 0.66畳 |
重量. | 72kg |
走行音(実測値) | 73.4dB |
消費電力 | 不明 |
電圧 | 不明 |
最低速度 | 1km/h |
最低速度. | 1km/h |
最高速度 | 18km/h |
最高速度. | 18km/h |
耐荷重 | 120kg |
モニター表示機能 | 消費カロリー、走行時間、走行距離、心拍数、走行速度、傾斜角度 |
オートプログラムの種類 | 27種類のプログラムコース |
オートプログラムの種類数 | 27種類 |
心拍計付き | |
傾斜機能 | |
傾斜調整可能 | |
最大傾斜角度 | 15段階 |
自動傾斜機能 | |
キャスター付き | 不明 |
ワンタッチ速度切り替え | 不明 |
タブレット台付き | |
スマホホルダー付き | 不明 |
ドリンクホルダー付き | 不明 |
安全ロック機能 | 不明 |
アプリ連携機能 | 不明 |
パネル付き | 不明 |
組み立て不要 | 不明 |
静音設計 | 不明 |
保証期間 | 不明 |
特徴 | 不明 |
リーボック トレッドミル FR20 RVFR-10121BK-120をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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