KINGSMITH ルームランナーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

比較した商品には奥行110cm・幅40cmに達しない商品が複数あったなか、奥行122.5×幅43.5cmと大きめなベルトサイズが光りました。また、時速は0.5〜10kmまで0.5kmごとに調節できます。

一方、安全クリップやスマホスタンドはついているものの、傾斜がつけられないのはネック。自動傾斜機能付きの商品と比べると、運動パターンが限られるでしょう。

使わないときは、ベルト部分を折りたたんで収納可能です。ただし、重量は36kgとやや重め。キャスターを使っても、1人で移動させるのは難しい印象でした。気軽に場所を動かしたい人は、30kg未満の商品を検討してみてください。

ベルトサイズが小さい商品は走るのを怖く感じることもありましたが、やや大きめなため、安定したランニングが可能です。「速度を早めても違和感なく走れる」「足が絡まらない」と好印象。ほぼ全員からプラスコメントが集まりました。

一方、一部からは「ダッシュすると少し滑る」「傾斜がなさすぎて前につんのめることがある」といった指摘も。まったく滑らなかった商品と比べると、評価が伸び悩みました。

また、「たるみや歪みがあった」「真ん中の折りたたみラインがベルトの後ろだと勘違いした」という声もあったので、慣れるまでは気をつけてください。

パネルが足元にあり、自動走行モードなら足元での速度調節が可能。マニュアルモードの場合は、リモコンもしくはスマホアプリで速度が変更できます。

リモコン操作がスイッチのオンオフ＆速度調節（時速0.5kmずつ）のみとシンプルなため、「テレビを見ながら使いやすい」と好評でした。本体の反応もほぼ問題なし。目の前にモニターがなく、集中して走れます。走行中にリモコンを落とさないよう、気をつけてくださいね。

一方、スマホ連携に関しては、「走っているときは見にくく操作もしにくい」といまひとつ。しっくりこないときは、リモコンを使うとよいでしょう。

ベルト部分が折りたためるため安定感に不安を感じる人も多そうですが、検証したほかの商品と同様とくに問題はありません。

傾いたり動いたりすることなく、安定した走り心地でした。

走行音は、掃除機と同等レベルの78.3dB。検証した商品は、どれも75〜80dBとほぼ同じ程度でした。

アパート・マンションの2階以上で使う場合は、静音マットを使いましょう。深夜や早朝も避けるのがおすすめです。