保冷力が高く釣りやキャンプレジャーに役立つと評判の保冷剤、ホームネオアイス ハード。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「保冷力が持続しない」「固まるのに時間がかかる」などの気になる声もあり、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ホームネオアイス ハードを含む保冷剤全18商品を実際に試してみて、保冷力・保冷力の持続力・再凍結時間を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
ホームネオアイス ハードは、冷凍品の輸送に使えるほど保冷力が高い商品をお探しの人におすすめ。冷却温度-13℃を謳う商品で、保冷力を調べた検証では約25分でクーラーバッグ内の温度を31.1℃から10.3℃低下させました。比較した商品の平均(※執筆時点)が9℃なので、しっかりと冷えていることがわかります。
冷えた状態を長く維持できるのも魅力です。6時間後もスタート時からマイナス5.6℃を記録しており、どちらも上位商品に比べ遜色ない結果でした。口コミでは「保冷力が持続しない」と指摘されていましたが、氷点下タイプでもスタート時から-2℃程度まで温度が戻ったものもあり、持続力は十分です。
氷や生鮮食品などに積み重ねて効率的に冷やせる、固くて丈夫なハードタイプを採用しているのもポイント。検証では一般的なクーラーバッグを使用したので、気密性の高いものを使えば、さらに強力な冷却力が期待できます。保冷したい時間の長い、バーベキューなどのアウトドアでも使えるでしょう。
一方で再凍結時間は24時間と、口コミのとおり0℃タイプの8~10時間に比べるとやや長めでした。氷点下タイプでは標準的なので、使用する日にあわせて余裕をもって再凍結させてくださいね。今回の検証では総じて優秀だった商品なので、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ホームネオアイス ハードは、約-13℃の氷点下・ハードタイプの保冷剤。ドライアイスに匹敵する保冷力と持続力を謳う商品で、食品はもちろん試薬類の保存にも向いていると謳っています。固くて丈夫な素材で形が崩れないので、重ねて使用できるのもうれしいポイントです。
主成分は毒性のない、塩化カリウム・塩化ナトリウム・増粘剤。環境にやさしい商品の研究・開発に取り組む愛知県の会社、川合技研から販売されています。
サイズは幅19.7×奥行13.7×高さ2.9cm。重量は550gと、500mLペットボトルおよそ1本程度の重さです。サイズ違いで1250mLの大きいタイプもあります。
長時間の保冷が必要な、キャンプや釣りなどのアウトドア・冷凍品の輸送など、さまざまな用途で使用できますよ。
今回はホームネオアイス ハードを含む保冷剤全18商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まず、保冷剤を選ぶうえで重要なポイントである保冷力とその持続力を検証します。
夏日を想定した30±1℃に室内温度を設定し、クーラーバッグを置きます。そこへ保冷剤を入れ、最高でどれだけバッグ内の温度を冷やせたか、また低い温度をどれだけ保ち続けられたかなどをチェックし、評価しました。
約-13℃の氷点下タイプなだけあって、保冷力は非常に優秀。保冷前に約30℃あったバッグ内の温度を、約25分で10.3℃低下させました。比較した全商品の平均は9℃(※執筆時点)を上回り、上位商品と比べても遜色ない結果です。
形が崩れないハードタイプで、冷やしたいものに直接積み重ねて使えるのもうれしいポイント。氷や生鮮食品などを冷やすのに役立ちます。気密性が高いバッグであれば、さらに強力に冷却できるでしょう。
保冷剤を入れて6時間後のバッグの温度は、保冷前の約30℃より5.6℃低い温度を維持していました。「保冷力が持続しない」と口コミにありましたが、同じ氷点下タイプでも保冷前の-2℃まで温度が戻ってしまった商品があったなか、持続力は十分といえます。
キャンプやバーベキューで、食材を実際に使うまでに時間があいてしまう場合も、新鮮に保ちやすいでしょう。
保冷剤は、なるべく早く再凍結させたいものです。そこで、メーカーが公称している再凍結時間を確認したところ、24時間かかることがわかりました。口コミどおり、0℃タイプの8~10時間に比べるとやや長めです。
氷点下タイプでは標準的ですが、凍るまで時間がかかるので、使用したい日にあわせて余裕をもって再凍結させておきましょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ホームネオアイス ハードは、公式販売代理店のほか、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能です。
今回紹介した550mLのハードタイプは3個セットで税込2,940円で販売されています。そのほか、1250mLのハードタイプが4個セット税込7,800円、550mLのソフトタイプが3個セット税込2,340円で購入できますよ。(公式サイト参照・執筆時点)
なるべく早く、完全に再凍結させるためのポイントを紹介します。まず、冷凍庫の温度調節を最強にしましょう。なるべく冷凍庫内のものを減らすと、冷やすためのエネルギーがほかのものへ分散するのを防げます。
複数のホームネオアイス ハードを氷結する場合は、重ねず離して置くのが理想。冷風のあたるところに置くとさらに効果的です。ぜひ試してみてください。
少しでも長く冷却力を持続するために、クーラーボックス内の空間を少なくすることが推奨されています。具体的には、新聞紙などの緩衝材で隙間を埋めて使用すると効果的です。
保冷剤でクーラーボックスを予冷するほか、直射日光を避け地面に直置きしないこともポイント。なるべく無駄な開閉は控えましょう。食材や飲料を保冷剤で挟むように入れると鮮度を保ちやすいですよ。
最後に、保冷力が長時間続きする商品・再凍結時間が短い商品を紹介します。
ソフトタイプのネオアイス プロ(-16℃)は、比較したなかでもトップクラスの保冷力。検証では、クーラーバッグ内がスタート時から-11.6℃下がりました。6時間後も-6.5℃を維持しており、持続力も十分です。再凍結時間は24時間と長めなので、余裕をもって凍らせましょう。
ロゴスの倍速凍結・氷点下パックは、氷点下タイプながら再凍結時間が18〜24時間と短め。バッグ内の最低温度はスタート時から-9.7℃低下し、保冷力も十分でした。6時間後も-6.0℃低い状態で、保冷持続力も申し分ありません。耐久性に優れたハードタイプでアウトドアでも使いやすいですよ。
タイプ | ソフトタイプ |
---|---|
再凍結時間 | 24時間 |
12時間使用したときの平均温度 | 21.2℃ |
最低温度 | 17.3℃ |
前日から凍らせたあとに12時間使用したときの平均温度 | 21.7℃ |
前日から凍らせたあとの最低温度 | 16.6℃ |
良い
気になる
個数 | 1個 |
---|---|
重量 | 550g |
ネオアイス プロ(-16℃)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ハードタイプ |
---|---|
再凍結時間 | 18~24時間 |
12時間使用したときの平均温度 | 20.8℃ |
最低温度 | 16.8℃ |
前日から凍らせたあとに12時間使用したときの平均温度 | 25.7℃ |
前日から凍らせたあとの最低温度 | 18.2℃ |
個数 | 1個 |
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重量 | 600g |
ロゴス 倍速凍結・氷点下パック Mをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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