そこで今回は、beyoud JUUL Basic kitを含む電子タバコ(VAPE)全35商品を実際に使って、吸いごたえ・使いやすさ・煙量・手入れのしやすさ・ランニングコストを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
吸うだけで起動する手軽さも魅力です。煙が出るまでに少しラグはありましたが、ボタンを押す手間なくすぐ吸えます。平べったい形状はやや好みが分かれるとはいえ、収まりはよく持ちやすさも良好。軽いので持ち運びも負担にならないでしょう。
専用カートリッジを取り換えるだけなので、本体の手入れは必要ありません。1か月あたりの費用も15,750円と高すぎず。比較したなかには20万円以上かかる商品もあったのに対し、全商品の平均16,352円(※執筆時点)と同程度でした。
惜しかったのは、煙量の少なさ。95cm先まで煙は届きましたが、薄いので人によっては物足りなさを感じそうです。「キック感がない」との口コミどおり、喉にガツンとくるような吸いごたえもありません。どちらかというと、マイルドな吸い心地が好きな人や初心者向けです。
メンソールの爽やかさがあり、ライトスモーカーにはぴったりですが、本格的に電子タバコへ切り替えたい人は、より吸いごたえがある商品も検討してみてはいかがでしょうか。
そもそも電子タバコとは、液体(リキッド)を電気の力で加熱し、発生した煙を楽しむ商品のこと。フレーバーや煙をカスタムすることもでき、禁煙グッズとして注目されています。
今回紹介するbeyoud JUUL Basic kitは、使い捨てカートリッジ型の商品。好きなカートリッジを装着して吸うだけなので、だれでも手軽に楽しめます。
販売元は、アメリカやスウェーデンなど世界各国で電子タバコを販売している、beyoud VAPE(ビヨンドベイプ)。日本向けにカスタマーサポートの体制を整えており、直送サイトも運営しています。
ポッド装着時の本体サイズは直径9.4×横幅1.5cm、重量は12gです。バッテリー容量は200mAhで、バッテリー残量はデバイス正面のライトの色で確認できます。
カラー展開は、ブラックとシルバーの2種類。シリコンケースやレザーケースなどのアクセサリーも充実していて、カスタマイズを楽しめますよ。公式オンラインサイトでは本体のみ、または6種類のフレーバーから選べるスターターキットが購入できます。
<スターターキットのフレーバー>
電子タバコは非たばこ製品なのに対し、加熱式タバコはたばこ製品に該当します。スティックなどを使用する加熱式タバコと違い、電子タバコはニコチンやタールを含みません。においや吸い殻などのゴミもなく、周囲に迷惑をかけにくいですよ。
ただし、ホルムアルデヒドといった健康に影響を及ぼす可能性のある発がん性物質を発生する商品があるとの報告があがっています。科学的根拠は不十分としていますが、たばこ製品ではない=安全とはいえないと留意しておいてくださいね。(出典:厚生労働省)
まずは、吸いごたえの検証です。
普段からタバコを吸うモニター9名が実際に吸い、キック感や香り・爽快感の強さをチェックしました。
メンソール感が強く、鼻の奥にフレーバーを感じられるのが魅力。普段メンソールのタバコを吸っているモニターからは、「タバコに負けないくらいの吸いごたえ」との意見もありました。
「キック感がない」という口コミのとおり、ガツンと吸いごたえがあるタイプではありませんが、タバコを吸ったことがない初心者も吸いやすいでしょう。
<吸いごたえについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、煙の濃さ・距離から煙量を評価しました。本商品はエアフロー調節機能・ブーストモードを備えていないため、通常使用で検証を実施。条件を統一するため、吸い方は全商品共通でダイレクトラング(DL)としています。
その結果、煙は95cmまで伸びました。手前はうっすら見える程度ですが、遠くなるほど煙が濃くなるのが特徴。比較した商品で100cm以上先まで伸びたものは少なく、煙量はまずまずといえます。
次は、吸い口の形状や操作性に着目し、使いやすさの検証を行いました。
実際に使用したモニター9名からは、「軽くて持ちやすい」との声が多数。平べったい吸い口は好みが少し分かれたものの、手触り・口当たりともに違和感はありません。
操作のしやすさも高評価。煙が出るまでに少しタイムラグがあるといった意見は出ましたが、吸うだけで起動するので操作に手間取りません。比較した商品には、ボタンを押す回数が多く面倒に感じたものもあったのに対し、すぐに吸えて使いやすいですよ。
<形状についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
手入れのしやすさの検証では、手入れ不要のPOD式のため高評価を獲得。使い捨て・POD式の商品はいずれも手入れ不要です。
今回比較したリキッド式の商品には、分解する際に力が必要なものやベタつきが落ちにくかったものもあったのに対し、手間がかからないのがメリット。手軽に吸いたい人にぴったりです。
最後は、ランニングコストの検証です。1日1箱吸うと想定し、2022年6月時点の販売価格をもとに1か月にかかる費用を算出しました。
「1か月の吸引回数(6,300回)÷吸引可能回数×カートリッジ代」の計算式で算出した結果、1か月にかかる費用は15,750円という結果に。比較した商品の平均が16,352円(※執筆時点)のため、平均とほぼ同じです。
今回の比較では1,800~230,160円と大きく差が出ましたが、リキッド式やリキッドを注入するPOD式はコストを抑えやすい傾向がありました。吸う頻度に応じてタイプを選ぶのがよいでしょう。
beyoud JUUL Basic kitは、公式サイトや楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどで購入できます。なお、日本向けの公式サイトは2つあり、購入するサイトによって金額が異なるのでご注意ください。
<本体のみの販売価格>
いずれも執筆時点の公式サイトの価格です。
BeyondVape Japan onlineはネコポス対応であれば、1,500円以上の購入で送料無料です。BeyondVape Nicは、配送1件につき国際送料2,500円がかかります。US市場での定価を日本円にしているため、価格の変動がある点も留意しておきましょう。
最後に、モニターから吸いごたえがあると好評だった商品をご紹介します。
VB2 電子タバコ スターターキットは、爆煙を楽しめる商品。のどへのキック感や爽快感もよいと、モニターから高評価でした。電力をハイにすると、さらに吸いごたえの満足度が増しますよ。45gと軽量なうえに手に収まりやすいサイズ感で、吸いはじめのラグもありませんでした。
leaf iStick Trimは、コストを抑えたい人向き。リキッド式のため手入れは必要ですが、1か月あたりの費用は約4,400円とリーズナブルです。吸いごたえの満足度も高く、モニターからは「しっかり肺に入る感じ」との声が。吸い口のフィット感も良好で、上級者のサブ機としてもうってつけですよ。
タイプ | リキッド式 |
---|---|
カートリッジ・アトマイザー容量 | 1.8mL |
充電ケーブルの種類 | microUSBケーブル |
吸引回数 | 不明 |
充電時間 | 不明 |
起動方法 | 5回 |
最大出力 | 5〜22W |
電圧 | 不明 |
抵抗値 | 0.6〜3.0Ω |
吸い口の深さ | 不明 |
リキッド注入口の大きさ | 不明 |
吸い口の形状 | 不明 |
バッテリー容量 | 1,800mAh |
セット内容 | iStick Trim 本体 ×1、GSTurboアトマイザー ×1、GS Air 1.5ohm コイル ×1、GS Air 0.75ohm コイル ×1、QC USBケーブル ×1、ユーザーマニュアル ×2、スペアパーツ |
1か月あたりのコスト | 4,402円 |
幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
重量 | 96.7g |
エアフロー調節可能 | |
電力・電圧調節可能 | |
充電残量表示 | 不明 |
充電完了表示 | 不明 |
CBD入り | 不明 |
カフェイン入り | 不明 |
手入れ不要 |
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