高濃度のCBDをリキッドに配合した電子タバコ(VAPE)、CannaTech(キャナテック)CBDリキッドカートリッジ デバイス付き。「香りがよくて吸いやすい」「フレーバーの種類が多くて飽きずに吸える」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところ評判どおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のEleafやDR.VAPEなどの電子タバコとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、電子タバコ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
CannaTech CBDリキッドカートリッジ デバイス付きは、CBDを摂取したい人には候補になる商品です。CBDを高濃度で含み、リフレッシュ効果に期待できます。比較したなかにはフレーバーのバリエーションが5種類程度の商品もあったのに対し、こちらは14種類を展開。CBD特有の風味は人を選ぶものの、好みのフレーバーを見つけやすいでしょう。
交換用のカートリッジが高価で、1か月あたりのコストが高いところはネック。1日1箱タバコを吸うと想定して費用を計算したところ、約12,369円と紙タバコにかかるコストの72%ほどでした。比較した商品の平均は約5,772円(※執筆時点)で、「Eleaf iJust P40」は約762円だったことを思っても、節約したい人には向いていません。
CBDならではの独特な香りや味も好みが分かれます。メンソールフレーバーを実際に試したモニターには、「薬品のような香りが鼻に抜ける」「味がおいしくない」と不評でした。はじめて使う人は苦手に感じる可能性があります。メンソールによる刺激感も控えめです。比較した約半数の商品と同様に、爽快感は楽しめないでしょう。
適度なキック感・煙の量による喫煙感を得られる点は長所です。比較したなかには試したモニター全員が物足りなさを覚えた商品もあったなか、こちらは「かなりガツンとくる」「インパクトがある」という感想が聞かれました。PODカートリッジ式で、リキッド注入の手間がなく扱いも簡単です。ただし、バッテリー残量がわかるインジケーターはないので、充電するタイミングには注意しましょう。
スイーツ系・フルーツ系など幅広い風味がそろい、「フレーバーの種類が多くて飽きずに吸える」という口コミにも納得の一品。とはいえ、比較したなかには月々3,000円以下の出費で紙タバコのようなガツンと感を味わえた商品もありました。禁煙・減煙や節約のために購入を検討している人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそも電子タバコとは、味や香りのついたリキッドを加熱して吸うためのアイテム。タバコ葉を使用せずニコチン・タールが発生しないので、禁煙を目指している人にうってつけです。また、タバコに比べてニオイをグッと抑えられる、コストが低く節約効果が高いといったメリットもありますよ。
今回ご紹介するCannaTech CBDリキッドカートリッジ デバイス付きは、CBDを高濃度で含んだPODカートリッジ式の電子タバコ。CBN・CBG・テルペンなども配合し、くつろぎ時間をサポートします。
販売するCannaTech CBDは、話題のCBDグミなどCBDを活用した製品開発やOEM事業を行うものづくり企業です。本社・工場を神奈川県に構え、厳しい品質管理のもと商品を製造していると謳っています。
サイズは幅11×奥行12×高さ139mm。本体に充電用USBアダプターとカートリッジが付属したスターターセットです。吸引回数は約200~300回。充電残量表示は対応していません。
多くの風味と味、蒸気を提供できるような構造に配慮しているのがポイントです。アトマイザーには医療用グレードのステンレスを使用。一度閉めたら再開封不可のキャップを採用し、酸化やほかの成分の混入を防ぎます。
カラーは検証で使用したホワイトのほか、ブラックも展開中です。四角いポケットタイプのKI-SHAというモデルもラインナップしています。
加熱式タバコとの違いは、タバコ葉を使用するかどうかという点です。タバコ葉を使わない電子タバコに対し、加熱式タバコはタバコ葉を使用しニコチン・タールが発生します。そのため禁煙対策には向いていません。
また、電気タバコは加熱式タバコに比べて、1か月あたりのコストを約10,000円程度抑えられるところもメリットです。
今回は、CannaTech CBDリキッドカートリッジ デバイス付きを含む電子タバコ全30商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、吸いごたえの検証です。
紙タバコ・加熱式タバコを1日に10本以上吸う10人のモニターが、メンソールフレーバーのPODカートリッジをセットして実際に喫煙。キック感・爽快感・香り・味・煙の量をチェックし、吸いごたえがあるかどうか評価しました。
メンソールのスーッとした刺激は控えめ。モニターからは「メンソール感はほのか」「爽快感がない」といった声が寄せられました。比較した約半数の商品と同様に、メンソールによる爽やかな風味は楽しめないでしょう。
<キック感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較した商品の半数以上で好みが分かれましたが、こちらも「CBD特有のフレーバーなので好き嫌いは分かれる」という指摘があがっています。CBD初心者は注意が必要です。
反面、ほどよく煙が出る点はモニターに好印象でした。エアフロー・出力調整できずVAPEトリックには不向きですが、煙による喫煙感は得やすいでしょう。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、手間の少なさの検証です。面倒なメンテナンスが不要で日常的に使い続けやすいかどうか、実際に触ってチェック。すると、PODカートリッジ式でリキッド注入の手間がなく簡単に使えました。日々の手入れもカートリッジ交換だけで済み、液漏れもありません。
しかし、バッテリー残量のインジケーターがなく、充電のタイミングがわかりにくいのはネックです。とはいえ、吸引するだけでボタン操作せずに使える点は便利でした。比較したなかでもとくに手間がかからなかった使い捨て式には劣りますが、十分楽に継続使用できるでしょう。
次は、1か月あたりのコストの検証です。1日1箱タバコを吸う場合(6,200回の吸引)を想定し、1か月の吸引回数÷吸引可能回数×カートリッジ代という計算に商品を当てはめ、1か月にかかる費用を算出。1か月に紙タバコを1箱吸ったときにかかる想定費用である17,050円と比較し、どれだけ安く済むかを確かめました。なお、2023年12月時点の販売価格に基づいて計算しています。
結果、1か月あたりのコストは約12,369円で、紙タバコにかかるコストの72%ほどでした。交換用のカートリッジが高価なので大きな節約効果は見込めません。
比較した商品の平均は約5,772円(※執筆時点)で、リキッド式の「Eleaf iJust P40」は約762円、本商品と同じPODカートリッジ式の「Dr.VAPE Model 2」は約8,525円でした。比べても、タバコにかける費用を抑えたいと考えている人には不向きです。
最後は、フレーバーの豊富さの検証です。2023年12月時点で販売されているフレーバーの種類を確認し、数が多いものほど高評価としています。
すると、14種類と充実したラインナップでした。比較した商品の平均数である11種類を上回り、メンソール系はもちろんスイーツ・フルーツ系もしっかりそろっています。
<フレーバーの詳細>
グリーンクラック・オージークッシュ・ストロベリークッシュ・マスタークッシュ・パイナップルエクスプレス・ブルースカイ・ラズベリーレモネード・ベリージェラート・スーパーレモンヘイズ・アップル・ストロベリー・ピーチアンドクリーム・レモン・メンソール
比較したCBDを含む商品のなかでも選択肢が多かったため、好みの風味を見つけやすいでしょう。「フレーバーの種類が多くて飽きずに吸える」という評判にも納得です。
CannaTechのCBDリキッドカートリッジ デバイス付きは、公式オンラインショップで購入可能です。値段は執筆時点で税込4,980円。離島を含む日本全国送料無料で配送しています。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングにあるCannaTechのショップでも取り扱っていました。ポイントを貯めたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
PODカートリッジ式の電子タバコの使い方は簡単です。使用前に3~4時間充電して満タンにし、リキッド入りのカートリッジをデバイスに装着すれば吸い始められます。
電子タバコにはリチウムイオン電池が使われていることがあり、爆発や発火する可能性があるため一般ゴミとしては処分できません。役所やスーパーなどに設置している回収ボックスへ持ち込みましょう。
なお、住んでいる地域によっては不燃ゴミとして捨てられる場合も。回収ボックスが近くにない人は、自治体のサイトを確認してみてくださいね。
電子タバコには、主にタバコ系・メンソール系・ドリンク系・フルーツ系・スイーツ系の5種類のフレーバーがあります。フレーバー選びに迷ったら、画像をもとに爽快感・刺激・甘さなど重視したいポイントで決めるとよいでしょう。
CannaTechのCBDリキッドカートリッジ デバイス付きは多くのフレーバーがそろっているので、ぜひいろいろなフレーバーを試して好きな風味を見つけてくださいね。
最後に、吸いごたえの検証で高評価を得た商品をご紹介します。
Eonfineの電子タバコは、ガツンと来るキック感とほどよいメンソールの爽快感がモニターに好評でした。使い捨て式で手軽に吸え、1か月のコストも約2,550円とリースナブル。バニラやコーラといったほかの商品にはない8種類のユニークなフレーバーがそろっており、好みの味も見つけやすいでしょう。
Eonfineの筒型タイプの電子タバコは、5本セットなので購入頻度を減らせます。初心者でも扱いやすい使い捨て式なうえ、1か月あたりのコストを計算すると約2,477円と控えめでした。強い爽快感とたっぷりの煙で、モニターからは「紙タバコを吸っている感覚に近い」とコメントが寄せられています。
タイプ | 使い捨て式 |
---|---|
1か月あたりのコスト | 約2,550円 |
リキッド注入口の大きさ | リキッドの注入不要 |
フレーバー数 | 8種類 |
良い
気になる
幅 | 27mm |
---|---|
高さ | 110mm |
奥行 | 14mm |
セット内容 | 本体、充電ケーブル、キャップ |
充電ケーブルの種類 | USB TypeCケーブル |
起動方法 | 自動 |
充電完了表示 | |
CBD入り | |
カフェイン入り |
タイプ | 使い捨て式 |
---|---|
1か月あたりのコスト | 約2,477円 |
リキッド注入口の大きさ | リキッドの注入不要 |
フレーバー数 | 6種類 |
良い
気になる
幅 | 18mm |
---|---|
高さ | 112mm |
奥行 | 18mm |
セット内容 | 本体×5 |
充電ケーブルの種類 | |
起動方法 | 自動 |
充電完了表示 | |
CBD入り | |
カフェイン入り |
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