挽きたての1杯がすぐに楽しめると評判の、全自動コーヒーメーカーカフェばこ SC-A221。インターネット上には高評価な口コミが多い一方で、「豆を粉砕する音がうるさい」「後始末が面倒」などの気になる声もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、シロカ 全自動コーヒーメーカーカフェばこ SC-A221を含む全自動コーヒーメーカー全11商品を実際に使って、抽出したコーヒーのおいしさ・手入れのしやすさ・操作のしやすさ・静音性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
シロカ 全自動コーヒーメーカーカフェばこ SC-A221は、手軽にコーヒーを淹れたい人におすすめ。比較したほかの商品には操作しにくいものもあったのに対し、こちらはボタンがシンプルで直感的に扱えます。豆を入れる部分は小さめですが、付属のスプーンを使えば豆のセットも簡単でした。
サーバーはガラス製で、残量がひと目でわかります。30分の保温機能があり、温かいコーヒーが長く楽しめるでしょう。コーヒーマイスターの小池美枝子さんに試飲してもらったところ、ほどよくフルーティな酸味が印象的。挽いた豆の粒が粗いためか仕上がりが薄くて水っぽいものの、余韻にはジューシーな舌触りが楽しめました。
蒸らし機能があるうえに、ペーパーレスタイプなので豆の油分までしっかり抽出しやすいのも魅力です。騒音計で稼働音を測定した結果、97.5dBを記録。豆を挽く工程があるぶん、口コミのとおり音が気になる可能性がありますが、比較したなかで際立ってうるさいわけではありません。
ミル部分が取り外しやすく、簡単に洗えるのもよい点。内部を掃除したいときは、クエン酸洗浄をアシストする機能が便利です。一方で、細かい隙間に豆のカスが入り込みやすいのは惜しいところ。口コミの指摘にもあったように、隅々まできれいにするには手間がかかります。
手入れの簡単さで選びたいなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にシロカ 全自動コーヒーメーカーカフェばこ SC-A221と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
シロカ 全自動コーヒーメーカーカフェばこ SC-A221よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
シロカ
稼動音はうるさいが、味わい調節の幅が広いのは魅力
ラドンナ
味わい調節が幅広く手入れも簡単。淹れたコーヒーはやや薄め
ツインバード
味わい重視ならこれ。豊富な機能でおいしいコーヒーができる
そもそも全自動コーヒーメーカーは、手軽にコーヒーを入れたい人に便利なアイテム。本体にミルが組み込まれており、コーヒー豆をセットしてボタンを押すだけで、すべての工程が自動で完了します。
今回ご紹介する、シロカ 全自動コーヒーメーカーカフェばこ SC-A221もそのひとつ。キッチン家電から生活家電まで幅広く手がけている、シロカから販売されています。
洗って繰り返し使える、メッシュフィルターを搭載しているのが特徴。豆そのもののおいしさを引き出すうえで欠かせない、蒸らしの工程がプログラムされているのもよい点です。
30分までの保温機能があり、おいしい温度がキープしやすいよう配慮されています。豆と粉どちらにも対応しているので、好みに合ったコーヒーが楽しめるでしょう。一度に最大で4杯分を淹れられます。詳しいスペックは以下のとおりです。
<スペック>
カラーは、ステンレスシルバーとタングステンブラックの2種類があります。キッチンの雰囲気にあわせて選んでみてくださいね。
今回は、シロカ 全自動コーヒーメーカーカフェばこ SC-A221を含む全自動コーヒーメーカー全11商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、抽出したコーヒーのおいしさの検証です。
カルディのコーヒー豆「マイルドブレンド」を使って、実際にコーヒーを淹れてみました。そしてコーヒーマイスターの小池美枝子さんに試飲してもらい、風味・コク・苦味などを評価します。
実際に飲んでみると、ほどよくフルーティな酸味が口の中に広がります。冷めてくると、ジューシーな舌触りが感じられるのも魅力です。
蒸らし機能がついているので、ハンドドリップで淹れたような味わいを再現しやすいでしょう。フィルターはペーパーレスタイプ。検証では、ペーパーを使うものに比べると、ペーパーレスタイプは豆の油分までしっかり抽出できる傾向がありました。
しかし専門家の小池さんからは、「仕上がりがやや水っぽくて薄い」との指摘が寄せられています。本商品のミル刃は、臼式やコーン式よりも豆の粒が残りやすいプロペラ式。挽いたあとも多くの豆が半分以上の形を保ったまま残っていたことが、薄味になった理由といえそうです。
続いて、手入れのしやすさの検証です。ミルやタンクの掃除のしやすさなどをチェックし、総合的に評価します。
ミル部分が取り外せるのため、簡単に洗えるのはよい点。ただし、細かい隙間に豆のカスが入り込んでしまうのが気になります。口コミのとおり、隅々まできれいにするにはやや手間がかかる印象です。掃除ブラシ付きで汚れを掻き出しやすいほかの商品の評価には、もう一歩及びませんでした。
底面の駆動部に水をかけると故障の原因になるため、手入れの際は注意しましょう。水洗いできない内部は、クエン酸洗浄をアシストする機能を活用してみてくださいね。
最後に、操作のしやすさと静音性の検証です。
豆がセットしやすいか・水が注ぎやすいかといった観点を確かめました。また騒音計を使って稼働音の大きさを調べ、静かなものほど高評価とします。
ボタンの点灯や点滅がわかりにくいほかの商品もあったのに対し、こちらはボタンがシンプルで直感的に操作できます。
サーバーはガラス製で、残量がひと目でわかるのもよい点です。ガラス製のものはステンレス製に比べて保温性が劣りますが、本商品には30分の保温機能があるので、温かいコーヒーが長く楽しめるでしょう。
豆を入れる部分はやや小さいものの、付属のスプーンを使えば簡単にセットできるのも魅力です。
騒音計で稼働音を測定したところ、97.5dBを記録。比較した全商品のなかでは、平均レベル(※執筆時点)の音量です。
豆を挽く工程があるぶん、口コミのように音が気になる可能性がありますが、このマシンが特別うるさいわけではありません。
ミルの刃 | プロペラ式 |
---|---|
抽出容量 | 4杯 |
サーバータイプ | ガラス |
---|---|
最大抽出容量 | 580mL |
保温機能 | |
浄水機能 | |
ドリップストッパー | |
本体重量 | 2.2kg |
消費電力 | 600W |
電源コードの長さ | 1.2m |
付属品 | 計量スプーン |
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シロカ 全自動コーヒーメーカーカフェばこ SC-A221は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。公式サイトでの値段は、執筆時点では税込27,500円でした。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカーは、各部品を取り外して洗えるのが便利。コーヒーの排出口のクリーニングモードがあるだけでなく、ミル・本体内部・水タンクの洗浄機能も搭載されています。抽出したコーヒーは香りが芳醇で、苦味をメインにバランスがよい酸味も楽しめました。
TWINBIRD 全自動コーヒーメーカーは、手入れをアシストするメンテナンス機能付き。日常の手入れは、本体外側の拭き掃除・付属ブラシでミルの掃き掃除をする程度で十分です。挽いた豆は比較的粒度がそろっており、淹れたコーヒーはピーチのような甘い香りと深いコクが感じられました。
ミルの刃 | コーン式 |
---|---|
抽出容量 | 5杯 |
良い
気になる
サーバータイプ | ガラス |
---|---|
最大抽出容量 | 600mL |
保温機能 | |
浄水機能 | |
ドリップストッパー | |
本体重量 | 4.6kg |
消費電力 | 980W |
電源コードの長さ | 0.8m |
付属品 | 計量スプーン、掃除用ブラシ、ペーパーフィルター×5 |
Toffy 全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
マシンタイプ | 全自動 |
---|---|
抽出タイプ | ドリップタイプ |
フィルタータイプ | ペーパー |
サーバータイプ | ガラス |
ミル付き | |
ミルの刃 | 臼式 |
最大抽出容量 | 800mL |
抽出容量 | 6杯 |
最大使用水量 | 900mL |
抽出時間 | 不明 |
保温機能 | |
セットするコーヒー | 豆 |
デカフェ豆対応 | 不明 |
ミルクメニュー対応 | 不明 |
対応メニュー | コーヒー |
挽き目調節機能 | 不明 |
挽き目の調節方法 | 段階式(3段階) |
対応している挽き目 | 粗挽き、中挽き、細挽き |
浅煎り向け | |
蒸らし機能 | |
浄水機能 | |
タイマー機能 | |
濃度調節機能 | 不明 |
抽出量調節機能 | 不明 |
温度調節機能 | 不明 |
抽出速度調整機能 | 不明 |
保温機能 | |
保温時間 | 20分 |
オートオフ機能 | 不明 |
付属機能 | 湯温調整 |
洗うパーツの数 | 不明 |
内部洗浄機能 | 不明 |
自動内部洗浄機能 | |
分解洗浄可能 | 不明 |
受け皿の取り外し可能 | 不明 |
給水タンクの取り外し可能 | 不明 |
ミル刃の取り外し可能 | 不明 |
スイングバスケット | |
ドリップストッパー | |
ドリップトレーの高さ調節機能 | 不明 |
ミルのみ使用可能 | |
カプセル付き | |
カプセルラインナップ | 不明 |
使用済みカプセルの収納個数 | 不明 |
コーヒーカップ2杯分の抽出時間 | 不明 |
コーヒー2杯分の抽出時間 | 不明 |
アプリ連携機能 | |
操作方法 | 不明 |
操作ボタンの数 | 不明 |
幅 | 約16cm |
奥行 | 約33.5cm |
高さ | 約36cm |
本体重量 | 4.1kg |
コンパクトサイズ | 不明 |
カラー | ブラック |
消費電力 | 610W |
電源コードの長さ | 1.4m |
付属品 | 計量カップ、お手入れブラシ、ペーパーフィルター×5 |
レンタル可能 | |
特徴 | おしゃれ |
ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457Bをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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