くすみカラーのバリエーションが豊富なハンディファン・ハンディ扇風機、BRUNO ポータブルミニファン BDE029。「風が涼しい」と評判です。一方で、「ストラップホールがなくて惜しい」「音がうるさい」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のハンディファン・ハンディ扇風機とも比較。本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ハンディファン・ハンディ扇風機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
BRUNO ポータブルミニファン BDE029は、汎用性の高さが魅力です。モバイルバッテリーとしても使えるため、荷物が1つ減るところがメリット。本商品のようにバッテリーを活用できる商品は、比較したなかで11個(※執筆時点)と少数派でした。180度折り曲げるだけで卓上ファンとしても使え、スタンドを持ち歩かなくてもよいところも便利です。
USB type-Cケーブルで充電するため、比較した乾電池式の商品よりも荷物は重くなりにくいでしょう。本体サイズは幅10.0×長さ22.5cmと大きめですが、厚みが3.7cmと薄いのは利点。通勤・通学時に使用するようなトートバッグサイズの鞄に入れるなら、邪魔には感じにくいでしょう。電源はワンタッチで作動するため、移動中の誤作動には気をつけてくださいね。
バッテリーは弱モードで8時間・強モードで2時間11分持続し、通勤・通学中に強モードで使うには十分な容量でした。ただし、稼動音は大きめ。弱モード・強モードの音量を騒音計で実測したところ、2つのモードの平均は58.25dBに。静かに使える基準の45dBを上回りました。「音がうるさい」との口コミどおり、静かな場所では使いにくいでしょう。
「風が涼しい」との評判とは異なり、涼しさの検証も高評価には届かず。商品を稼動させ、20cm離れた地点での風速を計測すると、最大風速は弱モードが3.1m/s、強モードが3.6m/sと弱めでした。風はある程度広い範囲に届きますが、比較した商品内には最大風速5.6m/sを記録したものもあったことをふまえると、物足りないでしょう。冷却プレートもついていないため、ほかの暑さ対策グッズと併用したほうがよさそうです。
「ストラップホールがなくて惜しい」との口コミどおり首掛けもできず、荷物が多い日には扱いづらい場合も。風量の弱さや稼動音の面から考えても、使用するシーンは限られそうです。バッテリーとしても使える汎用性の高さは魅力ですが、毎日使いしやすいものをお探しならほかの商品もチェックしてみてください。
実際にBRUNO ポータブルミニファン BDE029と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのハンディファン・ハンディ扇風機と、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
BRUNO ポータブルミニファン BDE029のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
リズム
軽量・パワフルでどこでも活躍!今年の夏も争奪戦か
BRUNOの「ポータブルミニファン BDE029」は、手持ち・卓上兼用で使えるハンディファン。本体はわずか190gと軽量で、持ち運びに便利な収納袋がついています。販売元はスタイリッシュなデザインと機能性を兼ね備えた家電製品を提供する、日本メーカーのBRUNOです。
バッテリーの充電は付属のUSBケーブル(Type-C)で行い、USBケーブルを直接ファンにつなげることでファン部分だけでも使用可能。ファンは弱・中・強の3段切り替えができ、バッテリー部分のボタンを押すとインジケーターに電池残量が表示されます。
セット内容は、本体・充電用USBケーブル(Type-C)・収納袋。レトロなイラストが描かれたかわいいパッケージ入りで、ギフトにもおすすめです。
BRUNOでは、USBで充電してデスクにすっきり設置できる卓上ファンや、のーとPCのデスクや車のエアコンの吹き出し口などにはさんで使えるクリップファンも展開。用途に合わせて選べます。
<ラインナップ>
価格は執筆時点・公式サイト参照
人気のハンディファン・ハンディ扇風機を比較検証したところ、BRUNO ポータブルミニファン BDE029には3つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
1番のメリットは、モバイルバッテリーとしても使える汎用性の高さ。比較したなかで、モバイルバッテリーとして使える商品は11個(※執筆時点)のみと少数でしたが、本品は荷物を少なくしたい人にもおすすめできます。
バッテリー部分をうしろに折り曲げればスタンド代わりになり、卓上ファンとして使用可能。別途スタンドを持ち歩く必要がないところは便利です。ただし、卓上時に角度調節ができない点はネック。卓上に設置した際に電源ボタンも見えなくなるため、設置前に電源を入れ、風量を調節する必要があります。
比較した大半の商品と同様にアロマ機能は搭載されていません。「ストラップホールがなくて惜しい」との口コミどおり首掛けもできないため、バッグに入れて持ち歩きましょう。
比較したなかには弱いモードでも本商品の半分ほどの時間しか使えない商品もあったことをふまえると、十分な性能。室内では弱モードにするなど、使用状況に合わせてモードを選べば長く使い続けられるでしょう。
携帯性もおおむね良好です。比較したなかには乾電池式の商品もあったなか、USB type-Cケーブルで充電できるため荷物が重くなりにくいところがメリット。比較したところ、厚みが4cm以下だと小さいカバンのなかでもかさばりにくい傾向があったなか、本商品は3.7cmと条件をクリアしました。
一方、幅10.0×長さ22.5cmとサイズが大きめで、高さのないカバンに収納するとハンドルがはみ出る場合があるでしょう。通勤・通学時に使用するようなトートバッグサイズの鞄なら邪魔には感じにくいものの、小さいバッグを普段持ち歩いている人は注意が必要です。
電源のオン・オフは、ワンタッチで操作できる反面、長押しで電源オフになるタイプと比べると誤作動の恐れも。また、風量調整ボタンを押し続けて、強モードの次に電源オフになるため、電源を切るのに手間を感じました。急いでいるときはわずらわしさを感じる可能性があるので、時間があるときに操作の練習をしてみてください。
BRUNO ポータブルミニファン BDE029にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
口コミでは「風が涼しい」と好評でしたが、涼しさの評価はあと一歩といったところ。比較した商品内には冷却プレートつきでひんやり感を味わえたものもあったなか、本品は搭載されていませんでした。
風量も控えめです。商品を手に持ち、20cm離れた地点での風速を風速計で計測すると、弱モードの最大風速は3.1m/s、強モードの最大風速は3.6m/sと弱めでした。比較した商品内では強モードの最大風速が5.6m/sを記録したものもあったなか、こちらはモードを変えても物足りなさを感じるでしょう。
風はある程度広い範囲に広がるものの、暑さを吹き飛ばすような風は感じにくく、炎天下で使用するのにはやや不向き。暑さ対策には、ネッククーラーや日傘と併用したほうがよさそうです。
稼働音は、やや大きめ。口コミで「音がうるさい」との声がありましたが、静かなオフィスだと音が気になりそうです。
商品の電源を入れ、20cm離れた地点から騒音計で計測したところ、弱モードで52.7dB、強モードで63.8dBに。2つのモードの平均値は58.2dBと、比較した全商品の平均値の52.7dB(※執筆時点)より大きめでした。
とはいえ、弱モード・強モードの平均値が45dB以下だと満足といえるなか、比較したなかで45dBを下回った商品は2つだけ(※執筆時点)と少なく、本商品が特別音が大きいわけではありません。静かな室内環境でなければ問題なく使えそうです。
タイプ | 大型ファン |
---|---|
最大風速(実測値) | 6.1m/s |
最弱モード稼動時間(実測値) | 7時間32分 |
最強モード稼動時間(公称値) | 2時間30分 |
冷却プレート付き | |
接続端子 | USB-C(C to Cケーブル対応) |
良い
気になる
風量(実測値) | 0.057m3/s |
---|---|
冷却プレートの表面温度 | |
リズム風機能 | |
電源オンの方法 | ワンクリック |
電池残量の確認方法 | 段階表示 |
ワンタッチ電源オフ可能 | |
卓上対応 | スタンド内蔵 |
卓上使用時の角度調整 | |
卓上使用時のボタン位置 | 底面 |
モバイルバッテリー機能 | |
カバー取り外し可能 | |
バッテリー容量 | 2200mAh |
防水機能 | |
LEDライト機能 | |
ミスト機能 |
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BRUNO ポータブルミニファン BDE029には、涼しさがいまひとつなうえ首掛けができず、作動音も大きいといったデメリットがありました。そこで、使い勝手がよくしっかり涼めた商品をご紹介します。
エレスの「iFan PortaS IF-PTS23」は、万人受けしやすい商品です。涼しさの検証では、最弱モードでも2.6m/s、最強モードでは4.9m/sと十分な風量を記録し、高評価を獲得。風は顔全体に広がりやすく、暑い夏場に重宝しそうです。最弱モードの音は45.5dBと作動音は静かで、オフィスでも使いやすいでしょう。
サイズは幅9.0×奥行3.5×長さ19.8cmとコンパクトで持ち運びにもうってつけ。首掛け用のストラップが付属しているので、ハンズフリーでの使用も可能です。電源オン・オフも長押しで操作でき、カバンの中で誤作動を起こす心配が少ないところもメリットでしょう。
強モードでも3時間6分と長時間使用でき、通勤・通学以外にもバーベキュー・花火・スポーツ観戦など休日のお供としてもぴったりです。使い勝手と涼しさの両方をあわせ持ち、はじめてハンディファンを買う人におすすめできます。
真夏に屋外で使いたい人は、「フラワースーパーウィンドハンディファン」もおすすめ。冷却プレートはついていませんが、検証では強モードで風速5.6m/sを記録し、涼しさの評価は比較したなかでトップクラスでした。広範囲で強い風を受けられるため、暑さ対策で活躍するでしょう。落下を防ぐストラップつきで、通勤・通学時の使用にも向いています。
付属のシリコンスタンドがあるため、卓上に設置しても電源ボタンが隠れることはありません。稼働音がやや大きめなので、使用する場所は限られますが、自宅で使いたい人なら候補になりそうです。
BRUNO ポータブルミニファン BDE029は、公式オンラインストアのBRUNO onlineで販売しています。執筆時点での値段は税込2,420円(※公式サイト参照)。包装紙・リボンがけ・メッセージカードなどの無料ラッピングも行っていたので、プレゼントにもおすすめです。
そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの販売も確認しました。いずれのECサイトでも公式ショップを運営していたので、正規店で購入したい人はチェックしてください。
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