優れた性能のLEDチップを採用しているLED懐中電灯、ASAHI(アサヒ) LEDハンディライト LED003。「コンパクトで持ちやすい」と評判です。しかし、「あまり明るくない」「光量調節がしにくい」という口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ASAHI(アサヒ) LEDハンディライト LED003を含むLED懐中電灯全20商品を実際に使って、明るさ・明るさのムラ・電池のもち・使いやすさ・持ち運びやすさ・付加機能を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ASAHI(アサヒ) LEDハンディライト LED003は、災害時にも使えるバッテリーと明るさを兼ね備えたものがほしい人におすすめです。最大光量で照らし続けて電池もちをチェックすると、丸5日間以上に相当する134時間18分間も点灯をキープ。比較した全商品の平均が47時間(※執筆時点)だったことを考慮すると、停電時にも活躍する性能です。
肝心のライトの明るさも高評価を獲得。比較した商品の平均光量が12,276ルクス(※執筆時点)だったのに対し、12,713.8ルクスと上回りました。口コミに反し、遠距離を照らす際にも十分な明るさ。手元を照らすには明るすぎると感じるほどです。明るさのムラも、ほぼ気にならないレベルでした。
サイズは全長12.9〜15.0×直径3.3cmと、手のひらに収まるほどの大きさです。重量も、比較した商品の平均重量が192g(※執筆時点)だったのに対し、121gと軽量でした。「コンパクトで持ちやすい」という口コミどおり、かさばらず持ち運びしやすいでしょう。
照射範囲の調節もヘッドを前後に動かすだけと、簡単に操作可能。5種類の光量調節はボタンを半押しして操作するため、力加減には少々コツがいります。ただモニターからは「力もいらずシンプルな操作で非常に調整しやすい」との声が聞かれました。
機能面では、生活防水機能に加えてもしもの遭難時に使える点滅機能を搭載。電池は乾電池・充電池の2種類に対応し、用途に合わせて電池を使い分けられます。しっかりした明るさと電池もちを重視するなら、ぜひ購入してみてくださいね。
CREE社の商品のなかでもトップクラスの、「CREE XM-L T6」という超高輝度スーパーLEDチップを使用しており、1800ルーメンの明るさを謳っています。LED寿命は10万時間あり、生活防水仕様です。持ち運ぶ際に便利なストラップも付属されていますよ。
懐中電灯は明るければ明るいほどよいというわけではありません。用途によっては、明るすぎるとまぶしすぎて使いにくい場合も。また、明るい商品であるほどサイズが大きくなり電池も消耗しやすい傾向があります。
購入する際は、用途やサイズなども考えながら慎重に検討してくださいね。
スマホのライトがあればLED懐中電灯はいらないと思うかもしれませんが、スマホのライトは光が拡散しやすいというデメリットがあります。上記の画像のように、照らしたい場所にうまく当てられず使いにくさを感じるでしょう。
一方、LED懐中電灯は光を収束させてスポットライトのように照らせるので、シーンを問わず使用可能。いざというときのために、LED懐中電灯を持っておくことをおすすめします。
今回はASAHI(アサヒ) LEDハンディライト LED003を含む、LED懐中電灯全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、明るさ・明るさのムラの検証です。
各商品を最大光量に設定し、1mの距離から壁を照射したときの光量(ルクス)を測りました。また、各商品を最大光量かつ最もムラが出ないように設定。1m離れた場所から壁を照らし、明るさのムラもチェックしました。
光量は12,713.8ルクスと高く、明るさは高評価を獲得。比較した商品の平均12,276ルクス(※執筆時点)をやや上回りました。「あまり明るくない」という口コミに反し、十分な明るさです。
手元や足元を照らすのには明るすぎると感じる可能性もありますが、遠くを照らしたい場面には活躍しますよ。
明るさのムラのなさも優秀です。若干のムラはあったものの、ほとんど気にならない程度。比較した商品には照射面の中心部分以外がほぼ照らされないものがあったことを考えると、問題なく使えるといえます。
続いて、電池のもちの検証です。各商品を最大光量の状態で点灯させ続け、完全に消灯するまでの時間を計測しました。
結果、比較した商品の平均点灯時間が47時間(※執筆時点)だったのに対し、平均の約3倍近い134時間18分も点灯し続けました。丸5日以上に相当し、停電が起きた場合にも十分対応できるでしょう。
なお使用するには、乾電池なら単4形が3本、リチウムイオン電池のひとつである18650電池なら1本必要です。長く照らしたいシーンには乾電池、コストを抑えたい場合には18650電池と、用途に合わせて電池を替えられます。
次に、使いやすさの検証です。
各商品を実際に使い、点灯や消灯のしやすさ・照射範囲の調節のしやすさ・光量調節のしやすさをチェックしました。
ただ、ボタンを押すのにはやや力が必要。モニターからは「支障はない程度だけど、ちょっと硬め」という声も聞かれました。力が弱い人には気になるかもしれません。
<点灯・消灯のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
照射範囲の調節のしやすさも良好です。本体のヘッドを前後に動かすだけで簡単に変更できました。
ただ一部のモニターからは「動きがややぎこちなく、スムーズさが足りない」という意見もあり、調節しやすいと回答したモニターは5人中3人。比較した商品にはひねるだけで簡単に変更できるものもありましたが、少しなめらかさに欠ける結果となりました。
<照射範囲の調節のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
光量調節の行いやすさはおおむね良好で、モニター5人中3人が満足と回答。比較したなかには操作が複雑な商品もありましたが、「力もいらずシンプル操作で調節しやすい」と好評でした。
本商品は5種類の点灯パターンに対応しています。ただ半押しの状態で操作するため、「光量調節がしにくい」という口コミのとおり力加減にはコツが必要です。調節するためにボタンを何回も押さなければならないのも惜しいポイントでした。
<光量調節の行いやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、持ち運びやすさの検証です。各商品のサイズと重量を測り、総合的に評価しました。
結果、本体サイズは全長12.9〜15.0×直径3.3cmと、手のひらに収まる大きさ。重量も121gと軽く、比較した商品の平均192g(※執筆時点)を下回りました。「コンパクトで持ちやすい」という口コミのとおり、負担なく携帯できそうです。
最後に、付加機能の検証です。プラスαの機能の有無をチェックしたところ、充実度はそこそこでした。比較した商品にはないものも多かった複数電池対応や点滅機能はあったものの、間欠点灯やマグネットには非対応。詳細は以下のとおりです。
生活防水仕様の防水機能がついているため、突然の雨にも対応できるつくり。乾電池と18650電池の複数の電池に対応し、用途に合わせて電池を使い分けられるのもメリットです。
点滅機能は、電池の消費を節約したいときやSOS発信にも使えて便利。防塵機能がないため砂やほこりには気をつける必要がありますが、災害時にも活躍するでしょう。
ASAHI(アサヒ) LEDハンディライト LED003は、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入可能です。サイトによって送料がかかる場合もあるので、購入の際は必ず確認してくださいね。
乾電池式の懐中電灯の場合、乾電池は本体とは別で保管するのがおすすめです。電池を入れたまま長時間置いておくと放電し続けてしまうため、使いたいときに電池切れになってしまうことも。液漏れの危険もあり故障の原因にもなります。
いざというときのためにも、乾電池の使用推奨期限と懐中電灯の状態は定期的にチェックしておきましょう。
最後に、砂やほこりにも強いLED懐中電灯をご紹介します。
ジェントスのフラッシュライト RX-344Dは、高い防塵・防水機能を備えているのが魅力。等級がIP66と非常に高く、突然の雨や砂・ほこりにも強いつくりです。電池のもちや明るさも申し分ないので、キャンプなどのアウトドアシーンで使いたい人にもおすすめですよ。
同じくジェントスの閃 フラッシュライト SG-435も、IP64相当の防塵・防水性能が備わったアイテム。バッテリーもちもよく、最大光量で118時間24分点灯し続けました。SOS信号として使用できる間欠点灯にも対応しており、キャンプや登山の際にもぴったりです。
明るさ(公称値). | 約560ルーメン(Maxモード時) |
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サイズ | 直径38.0×129.1mm |
本体重量 | 約167g |
電池のタイプ | 乾電池式 |
電池の種類 | 単4形 |
電池本数 | 4本 |
連続点灯時間(実測値) | 78時間20分 |
防水・防滴機能 | |
連続点灯時間(公称値). | 約47時間(Ecoモード) |
照射距離. | 約247m(最大時:スポットビーム時) |
防塵機能 | |
防塵・防水等級 | IP66 |
ローモードあり | |
ワイドモードあり | |
点滅機能 | |
磁石付き | |
間欠点灯可能 | |
複数電池対応 |
ジェントス フラッシュライト RX-344Dをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電池のタイプ | 乾電池式・充電池式 |
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防塵・防水等級 | IP64準拠 |
ローモードあり |
良い
気になる
電池の種類 | 単4形、単4形ニッケル水素電池(eneloop/充電式EVOLTA) |
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電池本数 | 単4形:3本、単4形ニッケル水素電池:3本 |
充電ポートの種類 | |
10m先の光軸の照度 | 22.6ルクス |
10m先の光軸から1m離れた地点の照度 | 20.8ルクス |
10m先の光軸から2m離れた地点の照度 | 5.93ルクス |
10m先の光軸から3m離れた地点の照度 | 1.08ルクス |
5m先の光軸の照度 | 9.1ルクス |
5m先の光軸から1m離れた照度 | 7.66ルクス |
5m先の光軸から2m離れた照度 | 6.33ルクス |
5m先の光軸から3m離れた照度 | 4.62ルクス |
5m先の光軸から4m離れた照度 | 4.27ルクス |
最大の明るさでの連続点灯時間(実測値) | 40.58時間 |
最低の明るさでの連続点灯時間(実測値) | 40.58時間 |
メモリー機能 | |
赤色LED付き | |
ワイドモードあり | |
点滅機能 | |
L字ライトとして使用可能 | |
ボタンの大きさ | 17mm |
ボタンを押す力の大きさ | 22N |
外装の素材 | 金属 |
シェイク充電可能 | |
バッテリーインジゲーター付き | |
ストラップ付き |
ジェントス 閃 フラッシュライト SG-435をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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