円形で美しい照射面と謳うLED懐中電灯、ジェントス 閃 フラッシュライト SG-435。「明るい」「ポケットサイズで使いやすい」と評判です。しかし、「電池の減りが早い」という口コミも存在するため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ジェントス 閃 フラッシュライト SG-435を含むLED懐中電灯全20商品を実際に使って、明るさ・明るさのムラ・電池のもち・使いやすさ・持ち運びやすさ・付加機能を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ジェントス 閃 フラッシュライト SG-435は、アウトドアや災害時に使えるタフな1台をお探しの人におすすめです。比較した商品の半数以上にはついていなかった防塵機能を搭載。防塵・防水等級はIP64で、雨や砂ぼこりにも強いつくりです。遭難時にSOS信号として使用できる間欠点灯にも対応し、いざというときにも重宝しますよ。
肝心の明るさも高評価を獲得。実際に使ってみると、手元はもちろん距離が離れている場所もはっきり照らせました。ワイドビームで壁を照らしても、明るさのムラはほとんどありません。比較したなかにはまぶしすぎると感じたものがあったなか、ほどよい明るさでシーンを問わず使えます。
電池のもちも優秀です。最大光量時の点灯時間を計測すると、比較した商品の平均が47時間(※執筆時点)だったのに対し、118時間24分を記録。「電池の減りが早い」との口コミとは異なり、災害時にも活躍するほどの性能でした。乾電池だけでなくエネループや充電式エボルタなどの充電池が使えるのも利点です。
手のひらに収まるサイズ感で持ち運びやすさも優秀。比較した商品の平均重量が192g(※執筆時点)だったのに対し、110gと軽量です。「ポケットサイズで使いやすい」という口コミどおり、ラクラク携帯できるでしょう。
シンプルな操作性も見逃せないポイント。比較したなかにはボタンが固く押しづらい商品もありましたが、モニターからは「ゴム素材のボタンで押しやすい」と好評でした。照射範囲の調節もヘッドを軽くひねるだけと簡単です。環境を問わず使いやすいものがほしいなら、ぜひ購入してみてくださいね。
実際にジェントス 閃 フラッシュライト SG-435と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ジェントス 閃 フラッシュライト SG-435よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ジェントス(GENTOS)は、1978年に創業した日本の懐中電灯メーカーです。品質と安全性を重視した、上質かつユニークな商品を展開。現在はLEDライト専業メーカーとして、眼のことを考えたデスクライトの開発などを行っています。
今回ご紹介する閃 フラッシュライト SG-435は、ジェントスの大人気シリーズ「閃」のひとつ。サークルビームという円形の美しい照射面を謳った商品です。
連続点灯時間は約7時間で、照射距離は最大時で約101m。防塵・防水等級はIP64相当あり、2mからの落下にも耐えられるつくりです。
付属品として、ストラップとテスト用電池が同梱されています。
懐中電灯にはさまざまな明るさのものがありますが、明るければよいというわけではありません。用途によっては明るすぎると使いにくい場合も。明るい商品ほどかさばって持ち運びにくく、電池の消耗が激しい傾向があります。
むやみに明るい商品を選ぶのではなく、使いやすい明るさの商品を選んでくださいね。
手持ちのスマホにライト機能がついていると、LED懐中電灯は必要ないと考える人も多いのではないでしょうか?しかし、上記の画像のようにスマホのライトは光が拡散しやすいため、照らしたい場所にうまく当てられないというデメリットがあります。
一方、LED懐中電灯は光を収束させてスポットライトのように当てられるため、レジャーだけでなく災害時などでも使用可能。いざというときを考えて、LED懐中電灯を常備しておくことをおすすめします。
今回はジェントス 閃 フラッシュライト SG-435を含む、LED懐中電灯全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、明るさ・明るさのムラの検証です。各商品が最大光量を発する条件に設定し、1m離れた場所から壁を照らしたときの光量(ルクス)をチェックしました。
また、各商品を最大光量かつ最もムラが出ない条件に設定。1m離れた場所から壁を照らして、明るさのムラを目視で確かめました。
1mの距離から壁を照らした際の光量は7,791.2ルクスと、高評価を獲得。比較した商品の平均光量は12,276ルクス(※執筆時点)ありましたが、7,500ルクス以上あれば申し分ないとされており、本商品も十分な明るさといえます。
手元はもちろん距離が離れているものまではっきり照らせました。まぶしすぎることもなく、シーンを問わず使いやすいちょうどよい明るさです。
明るさのムラのなさも高評価を獲得。ワイドビームで壁を照らしてみると、照射範囲のムラはほとんどありませんでした。
比較したなかには中心部以外はあまり見えない商品もありましたが、こちらは全体を均一に照射できるのがメリット。暗闇でも周囲をきれいに照らせるでしょう。
続いて、電池のもちの検証です。各商品を最大光量に設定したまま点灯させ続け、完全に消灯するまでにかかった時間を測定しました。
結果、トップクラスの評価を獲得。比較した商品の平均時間が47時間(※執筆時点)だったのに対し、平均の倍以上に相当する118時間24分も点灯し続けました。「電池の減りが早い」という口コミがありましたが、アウトドアだけでなく防災グッズとしても使える性能です。
使用の際は、単4形アルカリ電池が3本必要。乾電池はもちろん、エネループや充電式エボルタなどの充電池も使用可能です。ただし比較したなかでは充電池よりも乾電池の方が圧倒的にもちがよい傾向があったので、長時間使いたいシーンには乾電池がおすすめですよ。
次は、使いやすさの検証です。
各商品を実際に使い、点灯や消灯のしやすさ・照射範囲の調節のしやすさ・光量調節のしやすさをチェックしました。
ボタンを押すだけで簡単にオンオフを切り替えられ、5人のモニター全員が点灯・消灯がしやすいと回答しました。
比較したなかにはボタンが硬く押しづらい商品もありましたが、ボタンは弾力のあるゴム製。モニターからは「軽い力でつく」と好評でした。力要らずで手軽に使えるでしょう。
<点灯・消灯のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較した商品には動きがぎこちなく操作しにくいものもあったのに対し、モニターからは「ひねってスムーズに調整できる」という声が多くあがっています。光量調節機能はついていませんが、シンプルで使いやすいといえるでしょう。
<照射範囲の調節のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、持ち運びやすさの検証です。各商品のサイズと重量を計測し、総合的に評価しました。
結果、持ち運びやすさも非常に優秀。本体サイズは約長さ10.75×直径2.98cmと、手のひらにすっぽり収まる大きさです。「ポケットサイズで使いやすい」という口コミどおり、ポケットに入れてコンパクトに持ち運べるでしょう。
比較した商品の平均重量が192g(※執筆時点)だったのに対し、110gと軽量なのもうれしい点です。アウトドアシーンにも重宝しますよ。
最後に、付加機能の検証です。各商品の防水機能・防塵機能・複数電池対応・間欠点灯・点滅機能・マグネットの有無をチェックしたところ、トップクラスの高評価を獲得しました。
比較したほかの商品には非搭載のものが多かった、防塵機能・間欠点灯がついていたのが印象的。詳細は以下のとおりです。
懐中電灯を固定するのに使えるマグネットは比較したほとんどの商品同様ついていませんが、機能性は十分といえます。
電池のタイプ | 乾電池式・充電池式 |
---|---|
防塵・防水等級 | IP64準拠 |
ローモードあり |
良い
気になる
電池の種類 | 単4形、単4形ニッケル水素電池(eneloop/充電式EVOLTA) |
---|---|
電池本数 | 単4形:3本、単4形ニッケル水素電池:3本 |
充電ポートの種類 | |
10m先の光軸の照度 | 22.6ルクス |
10m先の光軸から1m離れた地点の照度 | 20.8ルクス |
10m先の光軸から2m離れた地点の照度 | 5.93ルクス |
10m先の光軸から3m離れた地点の照度 | 1.08ルクス |
5m先の光軸の照度 | 9.1ルクス |
5m先の光軸から1m離れた照度 | 7.66ルクス |
5m先の光軸から2m離れた照度 | 6.33ルクス |
5m先の光軸から3m離れた照度 | 4.62ルクス |
5m先の光軸から4m離れた照度 | 4.27ルクス |
最大の明るさでの連続点灯時間(実測値) | 40.58時間 |
最低の明るさでの連続点灯時間(実測値) | 40.58時間 |
メモリー機能 | |
赤色LED付き | |
ワイドモードあり | |
点滅機能 | |
L字ライトとして使用可能 | |
ボタンの大きさ | 17mm |
ボタンを押す力の大きさ | 22N |
外装の素材 | 金属 |
シェイク充電可能 | |
バッテリーインジゲーター付き | |
ストラップ付き |
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ジェントス 閃 フラッシュライト SG-435は、ジェントスの公式オンラインショップで購入可能。販売価格は税込3,828円(※執筆時点・公式サイト参照)です。公式オンラインショップでは、保証サービスや名入れサービスにも対応しています。
なお、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでの販売も確認できました。サイトによって送料がかかる場合もあるので、購入の際は必ずチェックしてくださいね。
乾電池式の懐中電灯を常備する場合は、本体と乾電池を別で保管することをおすすめします。電池を入れたまま保管すると放電し続けてしまい、電池切れを起こす可能性も。場合によっては液漏れを起こし故障するおそれもあります。
いざというときにすぐ使えるよう、乾電池の使用推奨期限や懐中電灯の状態を定期的にチェックしておきましょう。
最後に、光量調節機能がついているほかのLED懐中電灯をご紹介します。
ジェントスのフラッシュライト RX-344Dは、ボタンを押すだけで光量調節できるアイテム。照射範囲の調節も、ヘッド部をスライドさせるだけと簡単です。十分な明るさもあるので、キャンプやアウトドアなどでも活躍しますよ。IP66相当の高い防塵・防水機能も備えています。
ASAHI(アサヒ)のLEDハンディライトは、3段階の光量調節機能を搭載。比較したほかの商品よりもかなり明るいので、遠距離を照らしたいシーンにぴったりです。電池のもちも非常によく、連続で134時間18分間も点灯し続けました。防災グッズとしても十分使えるでしょう。
明るさ(公称値). | 約560ルーメン(Maxモード時) |
---|---|
サイズ | 直径38.0×129.1mm |
本体重量 | 約167g |
電池のタイプ | 乾電池式 |
電池の種類 | 単4形 |
電池本数 | 4本 |
連続点灯時間(実測値) | 78時間20分 |
防水・防滴機能 | |
連続点灯時間(公称値). | 約47時間(Ecoモード) |
照射距離. | 約247m(最大時:スポットビーム時) |
防塵機能 | |
防塵・防水等級 | IP66 |
ローモードあり | |
ワイドモードあり | |
点滅機能 | |
磁石付き | |
間欠点灯可能 | |
複数電池対応 |
ジェントス フラッシュライト RX-344Dをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
明るさ(公称値). | 約1800ルーメン(最大出力時) |
---|---|
サイズ | 全長12.9〜15.0×直径3.3cm |
本体重量 | 約88g |
電池のタイプ | 乾電池式・充電池式 |
電池の種類 | 単4形、18650電池 |
電池本数 | 単4形:3本/18650電池:1本 |
連続点灯時間(実測値) | 134時間18分 |
防水・防滴機能 | |
連続点灯時間(公称値). | 不明 |
照射距離. | 不明 |
防塵機能 | |
防塵・防水等級 | 不明 |
ローモードあり | |
ワイドモードあり | |
点滅機能 | |
磁石付き | |
間欠点灯可能 | |
複数電池対応 | |
装着場所 | 不明 |
ASAHI(アサヒ) LEDハンディライト LED003をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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