5,000人以上の退職を代行し退職成功率100%と謳う、退職代行オイトマ。「何度質問しても親切に答えてくれた」と評判です。しかし、「深い交渉はできない」など気になる口コミも存在するため、利用を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果わかったメリット・デメリットをご紹介します。
さらに、ほかの人気退職代行とも比較。料金やサービス内容だけでなく、気になる利用の流れや即日対応の可否も確認していますので、退職代行選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
すべての検証は
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退職代行オイトマは、予算を抑えつつ交渉も任せたい人におすすめです。法で団体交渉権が保障された労働組合が運営しているため、有給や未払い給料などについて会社に交渉できるのが強み。交渉ができない民間業者や、訴訟対応ができるかわりに料金が高めな弁護士事務所とは異なる特徴といえます。会社との交渉だけなら、労働組合運営のオイトマで十分でしょう。
料金が一律24,000円と安いのも魅力。比較した退職代行の平均額約25,000円を下回りました。さらに、依頼内容により追加料金が発生しないのも利点。後払いも4,000円の有料オプションにより可能で、全額返金保証にも対応しています。料金を抑えたい人はもちろん、金銭的な不安を減らしたい人にもぴったりです。
相談や申込みのしやすさも申し分ありません。相談はLINE・電話の両方に対応し、回数も無制限。「何度質問しても親切に答えてくれた」との口コミどおり、納得しながら手続きできるでしょう。LINEは24時間受け付けており、即日対応も可能です。利用中の連絡は基本的にLINEで完結するので、電話が苦手な人にも向いています。
ただし、「深い交渉はできない」という口コミどおり、法律に基づく交渉はできません。訴訟に対応してほしい場合は弁護士に相談する必要があります。法律事務所と連携していますが、対応するのは退職代行オイトマではなくあくまで連携している法律事務所です。最初から裁判をする可能性があるなら、弁護事務所に依頼するほうが手間や時間がかからないでしょう。
訴訟にも対応してほしいならフォーゲル綜合法律事務所がおすすめ。比較した法律事務所のなかで唯一成功報酬が発生しないので、料金は裁判対応の場合でも55,000円と破格の安さです。逆に退職の意思を伝えるだけで十分なら、モームリをチェック。民間業者のため交渉はできませんが、その分値段は正社員で22,000円と比較したなかでトップクラスの安さです。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際に退職代行オイトマと比較検証を行ったサービスの中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
退職代行オイトマよりも高い評価を獲得したサービスも!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
今回紹介するのは、労働組合が運営する退職代行オイトマ。代表取締役の齋藤大河氏自身がブラック企業に勤めていたころ退職拒否され、退職代行を利用した経験をもとに2021年に設立されました。「仕事に悩む労働者の心を軽くする」という利用者の心に寄り添う経営理念を掲げ、顧客満足度は96%を誇ると謳います。
退職代行サービスはどんな職種の人も利用でき、法に触れるものではありません。退職代行オイトマは、行政書士東京中央法務オフィスと連携。法律のプロが非弁行為などにならないよう細心の注意を払っていると説明しています。
今回は退職代行オイトマを含む、人気の退職代行を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
退職代行オイトマのメリットは主に3つ。法律事務所の約1/4の料金で会社との交渉が可能。連絡もスマホ操作だけで手間なく行え、支払いの不安を解消する工夫が豊富です。
相談は回数に制限がなく、LINE・電話の両方に対応。LINEは24時間受け付けており、電話も曜日関係なく21時まで利用できます。
比較したなかには電話相談がないサービスもありましたが、こちらは直接スタッフと話せたほうが安心する人にもぴったり。無制限に相談できるので、納得しながら進められて後悔が残りにくいでしょう。「何度質問しても親切に答えてくれた」との口コミにも頷けます。
即日対応が可能なのもポイント。依頼を受けたその日に作業に取り掛かかれるので、スピーディな対応が期待できます。「今日中に仕事を辞めたい」といった悩みも気軽に相談できますよ。
手続き中の連絡はLINEで完結するため、電話が苦手な人も利用しやすいのもメリット。基本1分以内に返信が返ってくるのでスムーズに話が進みやすくストレスを感じにくいでしょう。会話を周りに聞かれる可能性が低いので、まわりに退職代行の利用をバレたくない人にもおすすめです。
なお、LINEの友だち追加を行うと3つの特典を受取可能です。申込みをしなくても特典は受け取れるため、ぜひチェックしてみてください。
<LINE友だち追加特典>
労働組合は法で団体交渉権が保障されているため、有給や未払い給与などについて会社と交渉できるのが大きな強み。利用者が一時的に労働組合に加入する必要がありますが、退職代行オイトマは比較した一部サービスのように加入費が別途かかることはありません。コミコミ価格で依頼内容により追加料金が発生しないのが魅力です。
ほかのタイプの退職代行サービスとして民間業者・弁護士事務所がありますが、民間業者は交渉ができない、弁護士事務所は料金が高めというデメリットがあります。会社との交渉だけなら労働組合で十分でしょう。
LINE友だち追加により退職届と引き継ぎ書のテンプレートを無料でもらえるのも利点。退職届は弁護士が監修しており、即日退職や有給消化などさまざまなパターンがあります。引き継ぎなしでも退職は可能ですが、会社によっては引き継ぎが義務化されている場合も。準備することでトラブル回避に役立ちますよ。
全額返金保証と後払いがあり、依頼する際に不安を感じにくいのも魅力。後払いは4,000円の有料オプションですが、退職に成功してから支払うことが可能です。比較したうち、後払いに対応しているのは3割ほどしかありませんでした。こちらは先払いによるトラブルが心配な人にも向いています。
比較した多くのサービスと同様に全額返金保証にも対応。万が一退職できなかった場合は、支払った料金が全額戻ってくる保証です。退職率100%を達成している自信の現れといえるでしょう。
料金は雇用形態に拘らず一律24,000円と、比較した退職代行の平均額約25,000円を下回る結果に。労働組合が運営する退職代行の平均額も同程度だったことをふまえると、労働組合のなかでも安いといえます。
民間業者は交渉ができないぶん安い傾向がありましたが、退職代行オイトマより高いところもありました。訴訟に対応できる弁護士事務所の平均額は約85,000円と、退職代行オイトマの3倍以上の金額に。有給や残業代の支払いについて会社と交渉したいけれど料金は抑えたい場合、交渉ができてリーズナブルなオイトマは有力候補となるでしょう。
ただし、後払いオプションを利用すると、28,000円とやや高額になる点は注意が必要です。退職代行オイトマには退職できなかったときに全額返金される保証がついているので、後払いオプションをつけなくても損はしにくいといえます。
退職代行オイトマについて調べた結果、見つかったデメリットは1つ。会社との関係が悪く、訴訟や損害賠償請求などの相談が必要な人には不向きです。
退職代行オイトマは法律事務所と連携していますが、対応するのはあくまで連携している行政書士東京中央法務オフィスです。退職代行オイトマでは訴訟などに対応できないので、裁判をする可能性があるなら弁護事務所に依頼するほうが手間や時間がかからないでしょう。
ただし、ほとんどの弁護士事務所は、請求により回収ができた場合も回収額の20〜22%程度の追加料金が発生。比較した法律事務所の約9割で成功報酬が必要でした。
「弁護士監修」を謳う業者もありますが、重視すべきは運営元です。弁護士が実際に対応してくれるわけではなく民間業者が主体で運営を行う以上、代行できるサービスは民間業者と同じになります。
タイプ | 労働組合 |
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代行内容 | 退職意向の伝言、有給取得の交渉 |
支払いタイミング | 前払い、後払い(手数料あり) |
価格については、2025年06月05日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
支払い方法 | クレジットカード、銀行振込、Paidy |
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対応時間 | 24時間 |
対応エリア | 47都道府県 |
弁護士の監修 | |
書類テンプレート | |
返金保証 | |
転職支援 | |
分割払い対応 |
交渉が必要ない人や、訴訟にも対応してほしい人におすすめな退職代行をご紹介します。
退職意思を伝えるだけで十分な人で、費用を抑えたいならモームリをチェック。正社員の基本プランは22,000円と比較した退職代行の平均額約25,000円を大きく下回る安さで、アルバイトならさらに12,000円まで下がります。退職できなかったときの全額保証や後払いも備え、利用中の金銭的な不安も少ないでしょう。
公式LINEに自動回答機能が備わっており、疑問点・不安な点を解消しやすいのもメリット。早朝・深夜でも極力対応してくれるため、1人で悩んでしまう時間を減らせるでしょう。女性スタッフを希望できる電話相談もあり、女性にしか話したくない悩みがある人にも向いています。
無料で転職支援があるだけでなく、メンタルクリニックの紹介も可能。仕事先だけでなく精神面のサポートも手厚いのが特徴です。転職支援は、退職代行モームリの運営会社が保有する10,000件以上の求人情報から紹介。退職代行を利用した企業は案内しないなど、退職代行ならではのサービスも光ります。
ただし、モームリは民間業者のため交渉はできません。有休消化や未払い給与などの交渉が不要で、とにかく退職意思だけ伝えたい人におすすめです。
訴訟に対応してほしいなら、比較した弁護事務所のなかで唯一成功報酬が発生しないフォーゲル綜合法律事務所がおすすめです。ほとんどの弁護事務所が会社から回収した金額の20〜22%の追加料金が必要でした。こちらは成功報酬が発生しないため、裁判対応の場合でも55,000円と破格の安さです。
比較した弁護士事務所の平均額約85,000円より3万円近くコストを抑えられます。裁判が必要ない場合は33,000円ですが、LINEの友だち登録をすれば25,000円に。労働組合運営サービスの平均金額とほぼ変わりない料金で、法律のプロに交渉を任せられます。
申し込み・相談はLINE・メール・電話の3つの方法から選べます。LINEは24時間対応しているため、急ぎの場合にも柔軟な対応が期待できるでしょう。
60日間のアフターフォローがあるのもポイントです。退職後に「給料が振り込まれていない」「離職票が届かない」などのトラブルが起こっても、弁護士に任せられますよ。
退職代行オイトマの利用方法は、LINEのやり取りだけで完結。無料で無制限の相談をLINE・電話で受け付けているので、気軽に話を聞いてもらえますよ。LINEや電話番号は次のとおりです。
<相談窓口>
相談後はヒアリングが行われ、必要事項を聞かれます。スムーズに手続きを進めるためにも電話やLINEをする前に、すぐ答えられるように準備しておきましょう。
<必要事項>
利用するまでの流れは以下のとおりです。万が一退職完了後に会社から退職書類が送られてこない場合も退職代行オイトマが対応してくれますよ。
<退職代行オイトマの利用の流れ>
①LINE・電話・メールで無料相談する
②ヒアリングの実施
③料金の支払い
④退職代行オイトマが会社に退職の連絡(必要があれば交渉)
⑤連絡終了の連絡が入る
⑥退職届と貸与物を郵送
⑦退職完了
退職代行オイトマでは、24時間申し込みを受け付けており、即日対応も可能です。ただし、即日対応とは依頼した日から退職の手続きを始めるという意味であり、即日退職とは異なるので注意しましょう。法的には会社を退職するためには2週間の時間が必要です。
とはいえ、次の方法を利用すれば事実上即日退職ができます。
1人では難しい早めの退職も、退職代行オイトマに相談すればさまざまな可能性が出てきます。抱え込まず一度相談してみましょう。
依頼時に慌てないためにも事前に準備することが大切です。事前にやっておくべきことをご紹介します。
<有給休暇の残り日数を確認>
退職日を決める際に必要です。とくに即日退職したい人は必ず確認しましょう。給与明細に記載されていることが多いですが、ない場合は上司などに確認してください。
<会社備品の返却準備>
パソコンやスマホ、制服など会社から借りている物の返却準備をしておきましょう。退職後に郵送することも可能ですが、不要なものは会社に置いていくことをおすすめします。
<社宅を利用している人は、片づけと引越し先の確保>
社宅や寮を利用している人は、退職と同時に転居が必要になるため、余裕をもって引越し先を確保しておきましょう。
退職代行オイトマは、依頼内容によって追加料金が発生することはありません。雇用形態や職種にかかわらず誰でも一律24,000円で利用できます。利用中に金銭的な心配をせずに済むのはうれしいですね。
退職代行オイトマから両親や自宅に連絡しないように会社に伝えることはできます。受けた会社もそのとおり対応してくれるところがほとんどです。
ただし、強制力はなく、100%連絡がこないと保証はできません。まれに会社から自宅や家族に連絡が行ってしまうケースがゼロではないことを覚えておきましょう。
<会社概要>
期日:退職14日以内
切り替え先は、転職のタイミングなどにより3つのパターンに分けられ、手続き方法も異なります。
<健康保険の切り替え>
期日:14〜20日以内
退職すると勤務しているときに利用していた健康保険は利用できません。健康保険に加入していないときにケガや病気で病院にかかると、3割ですんでいた医療費が全額負担になります。速やかに手続きをするようにしましょう。
<会社から退職に関する書類を受け取る>
期日:1か月後
退職後に必要になる書類は以下の6つです。会社から届いたら大切に保管し、無くさないように注意しましょう。
<ハローワークで失業保険の申請>
失業保険は、前職の給料の5〜8割程度の基本手当が受け取れる制度です。次の2つの条件に当てはまれば利用できます。
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