スティーブンノル ディファイニング バームをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

バームとクリームの中間のような仕上がりが特徴。ワックスに近い束感がありつつ、固まりにくく指通りのよい質感になりました。ショートやボブの質感作りや、ショートヘアの襟足ボリュームを抑えたいときにおすすめです。ナチュラルスタイリングをしたい男性にもぴったりですよ。

一方、ロングスタイルにやわらかさを出したいときには不向き。ある程度セット力があるため、毛束が固まった印象になりがちです。カールをふんわり見せたいときには避けたほうがよいでしょう。

とはいえ、「軽やかなニュアンスを保つ」と謳うとおり、比較したヘアバームのなかでは軽やかな印象を目指せる商品です。一部商品のようにヘアオイルをつけたような仕上がりにはならず、少し粘りを感じる程度でした。

「重めでべちゃっとしてしまう」という口コミとは異なり、ナチュラルなツヤが出て健康的な雰囲気を演出できますよ。

テクスチャについては評価が分かれました。

プラスコメントとしては、「やわらかなベースで使用量を調節しやすい」という謳い文句同様、「ホイップのようで扱いやすい」という声があがっています。比較したなかにはべっとりついてムラになりやすい商品もありましたが、こちらへの指摘はありません。

一方で、「溶けにくい」という声も。比較した商品には手につけてすぐオイル状に溶けたものもあり、扱いづらく感じる人もいるでしょう。使用時は、手のひらでよく伸ばしてから髪になじませてくださいね。

容器は、軽量かつコンパクトな缶ケース。やや大きめに感じた人はいるものの、モニターは「軽いから持ち運びには向いている」とコメントしています。比較したなかには重さが気になり持ち運びに向かないものもありましたが、こちらは外出先や旅行先でも活躍するでしょう。

容器の開け閉めもスムーズです。ただし、ややバームが取り出しづらいため、急いでいるときは手間に感じるかもしれません。

公式サイトでは、「爽やかさと女性らしさをあわせ持つグリーンフローラルムスクの香り」と謳っています。実際に使用したモニターからも、フローラル系・女性らしい香りといった感想が集まりました。「香りがよい」という口コミにも納得の結果です。

ただし、一部モニターからは「香り自体はよいが、強すぎる」という意見も。ヘアミストや香水など、フレグランスアイテムと併用すると香りがぶつかってしまう可能性があります。どのモニターからも人気だった商品に比べると、好みが分かれるでしょう。

つけてから3時間経過しても、香りの変化はなし。比較した商品には時間経過とともに酸化した香りに変わってしまう商品もあるなか、こちらはフローラル系の香りが続きます。香りを長く残したい人にぴったりです。