こだわりのある成分で人気のアンドビー(&be) ヘアワックス。高評価の口コミが多い一方、「使いにくい」「ベタベタする」などの評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、アンドビー ヘアワックスを含むヘアバーム全25商品を実際に使ってみて、仕上がり・耐風性・耐水性・落としやすさ・使用感を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したアンドビー ヘアワックスは、ソフトな軽いまとまり感を好む人向きの商品です。あまりウェットな質感にしたくない人にはほどよく感じられるでしょう。
また、オイル状になるまで手で温めても、ヌルヌルしすぎないので使いやすいのも良点。かすかなレモンの香りも使う人を選びません。
しかし、ツヤ感や束感を作りたいときには物足りなさがあります。加えて、風を当てると髪がパサつき、スタイリングが中途半端に崩れてしまいました。湿気でもカールが取れやすいため、雨風が強い日の使用には不向きです。
しっとりとしたツヤや束感、ホールド力がほしい人なら、ぜひ他商品もチェックしてみてくださいね。
ヘアメイクアップアーティストの河北裕介さんが立ち上げたブランド、アンドビー(&be)。洗練されたブランドコンセプトのもと、スキンケアやメイク、ヘアスタイリング商品などを展開しています。
今回ご紹介するヘアワックスは、天然由来の成分100%が特徴。男女問わず使えるスタイリング剤です。
配合しているのはシアバターやミツロウといった天然の油分がメインで、髪へのやさしさにこだわりました。
シアバターは、保湿しながら紫外線などの外的要因から髪を保護。さらにさまざまな植物オイルも加え、髪にうるおいを閉じ込めて乾燥から守ります。
髪だけでなく、全身の乾燥が気になるところに使えるのも魅力。ハンドクリームやリップバームとしても使用できるため、マルチなバームとして乾燥対策に1つあると便利です。
固形なので、手の体温でオイル状になるまで溶かすのが使い方のポイント。手のひらに薄く伸ばして使いましょう。
カールした毛先につけてふわっと遊ばせたり、顔まわりの後れ毛になじませて毛束を作ったりできます。ヘアオイルと混ぜて、ウェッティな濡れ髪にするのもありでしょう。
今回はアンドビー ヘアワックスを含むヘアバーム全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:仕上がり
検証②:耐風性
検証③:耐水性
検証④:落としやすさ
検証⑤:使用感
まずは仕上がりの検証です。
ヘアメイクアップアーティストの篠原奈緒子さんが、マネキンの毛先をアイロンで巻いたあと、商品を使ってスタイリングします。誰でもきれいにスタイリングできるかをポイントに、評価しました。
仕上がりはまずまず合格点です。髪が全体的に落ち着き、まとまりのある仕上がりになりました。
ただし、バームならではの毛束感に物足りなさがあります。また、しっとりとしたツヤ感ももう少しほしいところ。
総じて仕上がり具合はまとまり感が評価されたものの、今回の検証ではさらに優れた商品もありました。そのため、上位ランクにはおよばずという評価です。
次に耐風性の検証です。
スタイリングした髪にドライヤーをかけ、まとまりやツヤがどれくらいキープできるかを見て評価しました。
残念ながら、風には弱いことがわかりました。
風で毛先が散らばり、バサッと固まってしまった印象です。毛束も崩れ、ウェットな質感も失われています。強風の日には使用しないほうが無難です。
ただし、耐風性の検証で束感とツヤの両方を保てた商品はありませんでした。結果的に風で乱れながらもツヤが残ったり、崩れ方がナチュラルだったりした商品が高評価に。
本商品はいずれにも当てはまらず、ほかと差が広がる低い評価となりました。
続いて耐水性の検証です。
スタイリングした髪に汗に見立てた液体をスプレーし、どれくらい崩れるかを見て評価しました。
スプレー後の髪はへたって見えますが、この状態でも耐水性は他商品と並ぶ評価を得ました。耐水性の検証では、すべての商品が同じような結果だったためです。
さすがにふわっと感がなくなりましたが、ヘアバームはそもそも根元の立ち上げ力が弱く、想定内の状態ともいえます。
耐水性についてはいずれの商品も差のない結果となったため、この商品がとくに汗・湿気に強いわけではありません。
さらにシャンプーで簡単にオフできるか、落としやすさの検証です。
プレートにヘアバームを塗り、薄めたシャンプー液にくぐらせて落ち具合を評価しました。
あいにくシャンプーでは落としにくいことがわかりました。プレートに塗ったバームは、3割くらいしか落ちていません。
しかし、これはバーム特有の油分が原因で、ほかの商品も同じくらいの汚れ残りがありました。
美容成分でできているため、落とし切れなくても大きな問題はありませんが、ベタつきの原因にはなります。油分が気になる人は、シャンプーで二度洗いすることをおすすめします。
落としやすさの検証では、他商品と同じく低い評価にとどまりました。
最後に使用感の検証です。
mybestの編集スタッフ3名が実際に商品を使ってみます。バームの使いやすさだけでなく、容器や香りなども確認。総合的な観点から使用感を評価しています。
使用感はおおむね及第点でした。
まず、バームはやや硬めのテクスチャながら、体温でオイルに変化します。ふんわりレモンのような香りがするのは好印象です。
髪につけると、最初はハンドクリーム程度のペタッとした油分がありますが、意外にも軽やかにまとまります。ナチュラルな感じで、髪が重くなるような感覚はほとんどありません。
ドライヤーを当ててみたところ、濡れ感が残る部分もありながら、ベタつきはない状態です。髪が細い毛束になって散り、そういうスタイリングのようにも見えます。
ただし、パサつきが気になり、全体的にやや広がってしまったのは惜しいところ。ホールド力に欠けるため、アレンジやまとまりが続く髪を目指したい人には物足りないでしょう。
他商品と比べると、大きな欠点もないものの、秀でた魅力にも欠ける印象です。使用感は総じてまずまずの評価ながら、上位の仲間入りは果たせませんでした。
アンドビー ヘアワックスは、仕上がり具合やホールド力があと一歩という結果でした。ほかのおすすめ商品を最後にご紹介します。
ヘアバーム選びで失敗したくない人にぜひチェックしてほしいのが、アースハートのオーガニック ナチュラル バームです。ベタつかないのに、美しいツヤと束感が叶います。髪にサラッとなじみやすいのも加点ポイント。強い風にもへたりにくく、お出かけ先にきれいな状態で到着できるでしょう。
また、カネルのヘアワックスも自然なツヤ髪に仕上がります。ウェット感が控えめなので上品に仕上がり、重くならないのに少々の風ならカールもキープできます。簡単にオイル状になるため、忙しい朝にも便利です。
タイプ | バーム |
---|---|
分類 | 不明 |
種類 | バーム |
容器. | |
容器 | ジャー |
用途 | スタイリング、ハンドケア |
質感 | ハード |
ホールド力 | ソフト |
香り付き | |
香り | レモンライムとオレンジのフレッシュな香り |
検証で使用した香り | 柑橘系 |
テクスチャ | ソフト |
粘度 | 不明 |
おすすめの髪の長さ | ショート、ボブ |
おすすめのヘアスタイル | 不明 |
髪以外への使用可能 | |
おすすめの髪質 | 不明 |
ヘアケア成分 | 不明 |
ツヤ感 | 強 |
まとまり | 適度 |
束感 | 強 |
カラーリング効果 | 不明 |
トリートメント効果 | 不明 |
無香料 | 不明 |
ボタニカル成分配合 | |
保湿成分配合 | |
調湿成分配合 | 不明 |
メインのオイル成分 | オリーブ油 |
パラベンフリー | 不明 |
オーガニック | 不明 |
ウォータープルーフ | 不明 |
水で落とせる | 不明 |
スパチュラ付き | 不明 |
サロン専売品 | 不明 |
購入できる場所 | サロン |
内容量 | 45g |
対象 | 不明 |
特徴 | プチプラ |
酸化防止剤配合 | 不明 |
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