UGREEN USB C to Lightningケーブルをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

公式の情報では15,000回の曲げテストをクリアしたとありましたが、屈曲試験機を使用した検証では9,000回ほどで断線してしまい、高評価には届きませんでした。毎日10回ほど折り曲げるとすると、寿命はおよそ2年になる計算です。

比較したなかには、20,000回折り曲げても断線しなかった商品も多数。口コミのようにすぐに断線するような可能性は低いものの、長く使えるType-C ライトニングケーブルがほしい場合は、より断線しにくかった上位の商品をチェックしましょう。

端子の頑丈さの検証では、トップクラスの評価を獲得。200N（約20kg）の負荷がかかっても折れない頑丈さがあり、ぶつけたり引っ掛けたりしても端子部分は簡単には壊れにくいといえます。

なお、比較した商品のうち8割以上が200Nの負荷に耐えられる頑丈な端子を備えていました。壊れにくいType-C ライトニングケーブルがほしい場合は、断線しにくさにも注目して選ぶとよいでしょう。

絡まりやすさでは低評価に。PVCに似た質感のTPE被覆のケーブルのため、絡まるとほどきにくいのが難点です。バッグの中で絡まらないケーブルがほしい人は、シリコン製やナイロン製の商品を選んでください。

ケーブルを束ねて収納するためのバンドは付属しておらず、束ねやすさもいまひとつでした。絡まりやすく耐久性もそれほど高いわけではないため、持ち運ぶ際は別途ケーブルバンドを用意したほうがよいでしょう。

比較した商品のなかには、ケーブルバンドつきでコンパクトに束ねて持ち運べる商品もありました。とくに、バンドの穴が横長の形状のものは留めやすかったため、携帯性を重視する場合はチェックしてみてください。

1. バンド付属｜✕
2. バンドの素材｜ー
3. バンドの穴の形｜ー

一方、取り回しのしやすさは良好でした。少し硬めで反発力のあるケーブルですが、多くのモニターが「思いどおりに曲げやすい」とコメントしています。

曲げクセはつくものの、こちらもモニターからは「手でなでたり伸ばしたりすれば元に戻る」「気にならない程度」と好印象。なかにはグニャグニャになって戻らなくなった商品もありましたが、これなら比較的きれいに使えるでしょう。

＜ケーブルを曲げやすいかについてのモニターコメント＞

1. 「硬めでしっかりと思うような方向に曲げ」（40代男性）
2. 「反発は強めだなと感じた」（20代女性）
3. 「硬めだが抵抗があるほどではなく、曲げたい方向にスッと曲がる」（20代女性）

コメントは一部抜粋

＜ケーブルの曲げ跡・曲げ癖が気にならないかについてのモニターコメント＞

1. 「2回ほど指先で真っ直ぐに伸ばせばまっすぐになってくれる」
2. 「硬さがややあるのでほどいた際にクセは残る印象」
3. 「手で馴らせばまったく気にはならないと感じられたので許容範囲」

コメントは一部抜粋