オウルテック 超タフストロングケーブル Lightning-Type-Aをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

引っ張りや折り曲げの負荷をかけても、断線や見た目の変化がなく高い耐久性を発揮。比較した商品には、50回の引っ張り・400回の折り曲げで断線したものもありました。普通に使っていれば、断線する可能性はかなり低いでしょう。

今回の比較では、ケーブルの外装が樹脂製の商品は断線しやすい傾向にあったなか、本商品は被膜に新型強化メッシュを採用。引っ張りに強いと謳っているとおり、耐久性は比較したなかでもトップクラスです。

「高速で充電できる」との口コミのとおり、充電ロスが少なく効率的に充電できました。電力12Wに対して、実測値は平均11.91Wとなり、乖離はわずか0.68％とほぼ規格値どおりの充電量です。なお、比較した結果、ロスが多い商品は充電時間が長くなる傾向がありました。

ただし、今回の比較ではUSBがType-Aの商品の実測値は平均で約12.09W（※執筆時点）と規格値を上回っています。ほとんどの商品でロスがほぼないため、大きな差はつきませんでした。

なお、Type-AはUSB PDの高速充電規格に対応していません。一方、Type-Cの商品はUSB PDに対応しているので、より速く充電できる傾向にありました。Type-Aとしてはロスの少ない本商品ですが、速さを重視するならType-Cも検討しましょう。

口コミのとおりケーブル自体はやや硬め。比較したなかには硬すぎて束ねるのに苦労するものもありましたが、本商品は付属のケーブルバンドで束ねられました。

比較したなかでは、2m以上の長いケーブルは自宅でくつろぎながら使いやすく、0.5m以下のケーブルは収納や持ち運びがしやすい傾向にありました。今回は1mのモデルで検証を行いましたが、ケーブルバンドがあるので収納して持ち運びやすいでしょう。