透き通るような明るい印象の肌へ導くと謳うミスト化粧水、ホワイトルフィフス 薬用美白化粧水。「さっぱりした液でベタつかない」と評判です。しかし、「化学系のニオイが気になる」「噴射量が多すぎる」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のミスト化粧水とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ミスト化粧水選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
本記事における「美白」は、メラニンの生成を抑えてしみやそばかすを防ぐことを指します。
目次
良い
気になる
ホワイトルフィフス 薬用美白化粧水は、容器が大きく重さもあるため持ち運びには不向きです。商品を計測したところ、横幅6.5cm×高さ21cmとかなり大きめ。比較したなかでも500mL以上の商品はかさばるうえに重い傾向がありましたが、500mL入りのこちらも重量が533gと持ち歩くには負担を感じます。ポーチやカバンに入れて外出先で使用したい人には向きません。
保湿力もいまひとつ。モニター8人の腕に塗付して2時間後の肌水分量を測定すると、平均+38.62%にとどまりました。比較した結果、高保湿成分と油性成分をしっかり配合していると予想できる商品は保湿力が高い傾向がありましたが、こちらは油性成分が見当たりません。比較したなかに平均+98.26%の肌水分量を維持できた商品があったことをふまえても、乾燥肌のケアには物足りないといえます。
香りに敏感な人には使用しにくい可能性も。実際に使用したモニターの多くが「アルコール感が強い」と指摘しました。トリガー式の容器は軽い力で噴射できた一方、モニターから「一度に出る量が多すぎる」といった不満の声も。「噴射量が多すぎる」という口コミどおり、量の調節は難しそうです。
ベタつきやすさも気になります。ミスト化粧水を塗布した人工皮膚にビーズに押し当てたところ、平均16.8個が付着。比較したなかには平均4.6個しかビーズが残らなかった商品があった一方、こちらは「さっぱりした液でベタつかない」との評判に反して、サラッとした使用感が好みの人には不満が残るでしょう。
一方、メイクのよれにくさはおおむね良好。一部のモニターからは「ファンデや眉毛が滲んだ」との声もありましたが、とくにアイメイクのよれはさほど気にしなくてよさそうです。とはいえ、気軽に持ち運んで保湿したい人には不向きでしょう。比較したなかには軽量コンパクトで高保湿に期待できる商品もあったので、そちらも検討してみてください。
実際にホワイトルフィフス 薬用美白化粧水と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイミスト化粧水と、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ホワイトルフィフス 薬用美白化粧水のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
コーセー
保湿効果に高い期待が持てるうえに、優れた使い心地が魅力
AMOREPACIFIC
無香料で使う人を選びにくいのが魅力。検証で高い保湿効果を発揮した
今回ご紹介するホワイトルフィフス 薬用美白化粧水は、透き通るような明るい印象の肌へ導くと謳う一品です。3つの整肌成分と5つの保湿成分を配合。噴射力にこだわったトリガータイプの容器は顔だけでなく全身にも使いやすく、広範囲にふんわり均一にミストを届けるつくりです。500mLの大容量で惜しみなく使えます。
<有効成分>
<保湿成分>
ホワイトルフィフスは、忙しい現代人向けのスキンケアブランド。大容量の美白ケアアイテムを展開し、自分らしさや理想を描けるスキンケアをコンセプトとしています。
無香料・無着色・鉱物油フリー・タルクフリーの、4つのフリー処方を採用している点もポイント。敏感肌への使いやすさにも配慮しています。
今回はホワイトルフィフス 薬用美白化粧水を含む、ミスト化粧水全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、保湿力の検証です。実際にミスト化粧水を塗付して肌水分量を測定し、2時間後も+80%以上のうるおいを維持できるかチェックしました。
20〜40代の女性8人が腕に一定量のミスト化粧水を塗布して2時間後の肌水分量を測定すると、平均+38.62%にとどまる結果に。比較した結果、高保湿成分と油性成分をしっかり配合していると予想できた商品は、保湿力が高い傾向がありました。対してこちらは、高保湿成分を含むものの油性成分は見当たらず、うるおいにフタをしてキープする効果は期待しにくい成分構成です。
<主な保湿成分>
比較したなかには2時間後も平均+98.26%の肌水分量を維持できた商品があったことをふまえると、こちらはたっぷりのうるおいを与えられるとはいい難いでしょう。乾燥が気になる人は、オイル成分を配合した商品と併用するのが得策です。
次は、メイクのよれにくさ・香り・噴射時のボタンの押しやすさの検証です。
ミスト化粧水の使用歴がある20〜40代の女性モニターが実際に試し、メイクがよれないか・香りは使いにくくないか・ボタンは押しやすいかの3点をチェックしました。
ファンデのよれにくさは、モニターによって意見が分かれました。「よれも滲みも気にならない」と評価する人がいる一方で、「クマ隠しのコンシーラーが浮いてきて、ちりめん皺に沿ってよれた」との声も。 比較したモニター全員がよれにくいと評価した商品ほどではないものの、不満のないレベルといえます。
<ファンデのよれについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
アイメイクのよれにくさはおおむね良好。一部で「アイブロウが滲んだ」との声があったものの、ほとんどのモニターが「よれにくい」と評価しました。ややミストが荒めで噴射量は多いものの、メイク直しのタイミングでも活躍しそうです。
<アイメイクのよれについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
香りは、顔に使いやすいとはいい難い結果に。「アルコールっぽいニオイ」「薬品のようなツンととした香り」など、実際に使用したモニター11名中8名が気になるケミカル臭を指摘しました。
比較した無香タイプのなかには原料臭が少なく万人受けしやすい商品もありましたが、こちらは「化学系のニオイが気になる」という口コミどおりです。香りに敏感な人には不向きといえるでしょう。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
トリガー状のボタンは軽い力で簡単に操作できるものの、噴射量が多い点が気になりました。実際に試したモニター12人中5人のモニターが押しづらいと回答。「一度に出る量が多すぎる」などといったネガティブな声が多数寄せられました。
比較したなかには量の調節がしやすい商品もありましたが、こちらは「噴射量が多すぎる」という口コミどおり、量の調節がしづらいのが難点。広範囲にサッと塗布したいシーン以外にはマッチしにくいでしょう。
<ボタンの押しやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、持ち運びやすさの検証です。モニター10人にアンケートをとり、ポーチに入れやすいサイズ・重さを感じない重量の基準を作成。実際に商品のサイズ・重量を測って基準に照らし合わせ、持ち運びやすいかどうかを評価しました。
容器を計測したところ、サイズは横幅6.5cm×高さ21cmと大きめ。比較した結果、500mL以上の商品はかさばるうえに重い傾向がありました。500mL入りのこちらも、重量が533gと持ち運びには不向きといえます。自宅用として使用するのがおすすめです。
最後は、ベタつきにくさの検証です。メーカーが推奨する方法で人工皮膚にミスト化粧水を塗布し、ビニール手袋で30秒間塗り込みます。そのあと20個のビーズに軽く押し当てて、持ち上げたときにビーズがくっつかないものほどベタつかないと評価しました。
5回検証を繰り返した結果、人工皮膚には平均16.8個のビーズが付着。高評価の基準値と定めた6個を大きく上回り、ベタつきが気になりました。
比較したなかに平均4.6個しか付着しなかった商品があったことをふまえても、「さっぱりした液でベタつかない」という評判とは異なる結果です。軽い使用感が好みの人には不向きでしょう。
オイル成分配合 | |
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高保湿成分配合 |
良い
気になる
主な保湿成分 | 濃グリセリン、BG、DPG、ペンチレングリコール、ヒアルロン酸Na‐2、トレハロース |
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有効成分 | グリチルリチン酸2K、イソプロピルメチルフェノール、ブタプラセンタエキス‐1 |
分類 | 医薬部外品 |
内容量 | 500mL |
アルコールフリー | |
二層式 | |
パッチテスト済み | 不明 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
1,628円
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販売価格:1,628円
ポイント:0円相当
送料別
(745件)
使い方は、洗顔後やお風呂あがりにシュッと吹きかけるだけでOKです。顔や全身に適量をスプレーしたら、あとはやさしくなじませましょう。
ホワイトルフィフスは、ミスト化粧水のほかにも保湿ジェルやクレンジング料などをラインナップしています。うるおいに満ちた肌を目指したい人は、あわせて手に取ってみてはいかがでしょうか。
<ラインナップ>
価格は執筆時点・公式サイト参照
参照:公式サイト
ホワイトルフィフス製品の取扱店舗は、全国のバラエティショップやドラッグストアです。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの公式オンラインショップでも購入可能。値段や送料は店舗によって異なるため、購入前に必ず確認してください。
<バリエーション>
価格は執筆時点・公式サイト参照
最後に、保湿力の検証で高い肌水分量をキープできた商品をご紹介します。
パンテセル リペアシカクリームミストは、非常に細かいミストを顔全体に吹きかけられるのが魅力。実際にメイクの上から試すと、水滴が肌に残らずよれや滲みが気になりませんでした。高保湿成分と油性成分を配合し、うるおいキープ力にも期待できます。塗布2時間後の肌水分量は平均+98.26%と高い保湿力を発揮しました。
使いやすいミスト化粧水をお探しなら、キュレル ディープモイスチャースプレーがおすすめです。ほとんど香りがないので、人やシーンを選びにくいでしょう。実際に塗布して2時間後の肌水分量を計測したところ、平均+72.4%と保湿力にも期待できます。油性成分と高保湿成分の両方を配合しており、乾燥肌のケアにもぴったりです。
オイル成分配合 | |
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高保湿成分配合 |
良い
気になる
主な保湿成分 | グリセリン、トリエチルヘキサノイン |
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有効成分 | |
分類 | 化粧品 |
内容量 | 120mL |
アルコールフリー | 不明 |
二層式 | |
パッチテスト済み | 不明 |
パンテセル リペアシカクリームミストを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
オイル成分配合 | |
---|---|
高保湿成分配合 |
良い
気になる
主な保湿成分 | グリセリン、DPG、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド |
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有効成分 | アラントイン |
分類 | 医薬部外品 |
内容量 | 250mL |
アルコールフリー | |
二層式 | |
パッチテスト済み |
キュレル ディープモイスチャースプレーの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットをもとに徹底レビュー!
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