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ビクセン スペースアイ700をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

迫力のある星の姿がとらえられると評判の、ビクセン スペースアイ700。簡易ウェッジを搭載しており、天体を追いかけやすいよう工夫されています。しかしインターネット上では「天体が見にくい」「初心者には使いにくい」などの気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


そこで今回は、ビクセン スペースアイ700を含む天体望遠鏡12商品を実際に使ってみて、使いやすさ・子どもとの使いやすさ・天体の見やすさ・持ち運びのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2025年06月02日更新
八幡康平
ガイド
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。

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自社施設

目次

【総評】パーツが少なく組み立てやすい。解像感が高く、天体の細かな模様もしっかり見える

ビクセン
スペースアイ700

22,000円

スペースアイ700

おすすめスコア

4.47
3位 / 16商品中
  • 組み立てやすさ

    4.66
  • |
  • 天体導入のしやすさ

    4.32
  • |
  • 天体の見えやすさ

    4.78
  • |
  • 場所移動のしやすさ

    4.00
  • |
  • 収納時のコンパクトさ

    3.40
光学形式屈折式
架台タイプ経緯台
倍率35倍、 117倍
ファインダー光学式ファインダー
微動ハンドルあり(フレキシブル)
スマホ撮影可能

良い

    • 子どもでも組み立てやすく、持ち運びやすい軽さだった
    • 経緯台は微動対応のフリーストップ式で、柔軟に向きの調整ができた
    • 月の線も確認できるほど解像感が高く、色づきも不自然さはなかった

気になる

    • 扱いが難しい光学式ファインダーを採用しているため、初心者には不向き

ビクセン スペースアイ700は、パーツの数が少なくて組み立てやすいのが魅力です。モニターからは、「説明書がなくてもセットできる」といった声があがりました。ネジ止めする部分も多すぎず、子どもでも問題なく組み立てられそうです。三脚は安定感があり、子どもが軽くぶつかっても倒れる心配は少ないでしょう。


実際に月を観察してみると、かなり解像感が高くクレーターや細かな模様もはっきりと見えました。図鑑に載っている写真に近い見え方で、肉眼で確認できる色と比べても違和感はありません。


重量は約3.9kgと重すぎないうえに専用ケースもついており、アウトドアで役立つ天体望遠鏡をお探しの人にも向いています


一方で、微動ハンドルやファインダーの使いやすさについては意見が分かれました。操作自体は難しくないものの、慣れるまではやや扱いにくく感じるかもしれません。また「三脚や鏡筒を固定するレバーが固い」などの声もあったので、子どもがはじめて使うときは大人がサポートしてあげてくださいね。

ビクセン スペースアイ700とは

顕微鏡や双眼鏡などを製造している光学機器メーカー、ビクセン。今回はご紹介するのは、アクロマートレンズを採用した望遠鏡のスペースアイ700です。


アクロマートレンズとは、屈折率の異なる2種類の凹レンズと凸レンズを組み合わせた複合レンズのこと。このレンズは色収差を除去しやすいのが特徴で、天体の見やすさにこだわって作られています。

鏡筒のタイプは、昔ながらの屈折式です。屈折式は視界全体が安定していてコントラストがよく、あらゆる天体観測に向いているとされています。


搭載している対物レンズの有効径は、70mmです。一般的に、月を観察するには50mmの有効径でも十分といわれており、70mmの対物レンズであれば土星や木星を見ることもできるでしょう。ただし、惑星のディテールが見たいときは、高倍率の接眼レンズを使う必要があります。

出典:amazon.co.jp

架台は縦と横の2方向に動かせる経緯台タイプで、微動ハンドルを使えばより細かな調節ができるのも便利です。


経緯台タイプは、一晩中同じ星を観察するのには向いていないとされていますが、この架台は簡易ウェッジを内蔵しており、天体を追いかける赤道儀としても役立ちます。

スマホで天体を撮影したいときは、別売りのアダプタを使うのがおすすめ。


また、1年間のメーカー保証がついているのもうれしいポイントです。正しく使っていたにも関わらず不具合が起きた場合は、ビクセン製品販売店か公式サイトから修理を依頼してみてくださいね。

実際に使ってみてわかったビクセン スペースアイ700の本当の実力!

今回は、ビクセン スペースアイ700を含む天体望遠鏡全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


検証①:使いやすさ

検証②:子どもとの使いやすさ

検証③:天体の見やすさ

検証④:持ち運びのしやすさ

検証① 使いやすさ

検証① 使いやすさ

まずは、使いやすさの検証です。


天体観測に興味がある初心者5人に協力してもらい、実際に組み立てます。そしてファインダーを調節しながら、遠くの建造物を観察。セットのしやすさ・細かな操作のしやすさ・安定性に注目して総合的に評価しました。

微動ハンドルにやや力が伝わりにくいが、説明書を見なくても組み立てられる

微動ハンドルにやや力が伝わりにくいが、説明書を見なくても組み立てられる

パーツの数が少なく、モニターからは「説明書を見なくても組み立てられる」と良好な評価を獲得。ファインダーはネジで向きを変える必要がありますが、複雑さは気になりません。三脚は安定感があり、「重くて揺れる心配が少ない」「風が吹いてもブレる感覚はない」との声もありました。


しかし、微動ハンドルの調節については賛否両論。「狙った星を簡単に導入できそう」「操作しやすく簡単」といったコメントが寄せられた一方で、「力が伝わりにくい」「上下左右の調節が難しい」と感じた人もいました。

検証② 子どもとの使いやすさ

検証② 子どもとの使いやすさ

次は、子どもとの使いやすさの検証です。


子どもは文字を読みながら組み立てるのが苦手と想定し、説明書を読まずにモニターがセットしました。組み立て方がわからなくなったときのみ説明書をチェックし、セットのしやすさ・細かな調節のしやすさ・安定性の3つに注目して評価します。

子どもでも組み立てやすいが、操作に慣れるまでは大人のサポートが必要

子どもでも組み立てやすいが、操作に慣れるまでは大人のサポートが必要

ネジ止めする部分が少なく、子どもでも組み立ては難しくなさそうな印象です。三脚については、「重心が下の方にあるので、子供が軽くぶつかっても倒れる心配が少ない」など安定性が評価されました。


一方で「三脚と鏡筒を固定するレバーが固い」「三脚が子どもにとっては重い」との声も。また操作自体はあまり複雑ではないものの、「ファインダーの調節がしにくい」「うまく使いこなせない」といった意見があがりました。慣れるまでは、大人がサポートしてあげたほうがよいでしょう。

検証③ 天体の見やすさ

検証③ 天体の見やすさ

続いて、天体の見やすさの検証です。


実際に月を観察し、解像感・コントラスト・色収差のなさを確かめました。なお、観察条件は以下のとおりです。


  • 観察する天体は月とする
  • 天候による影響を減らすため、3日間観測を行う
  • 観測4時間前から屋外に設置し、外気に慣らしたのち観察する
  • 観測場所は東京都23区内で行い場所を統一する

月のクレーターや細かな模様もはっきりと見える

月のクレーターや細かな模様もはっきりと見える

かなり解像感が高く、月のクレーターや細かな模様もはっきりと観察できます。天体のフチの色づきはほとんどなく、図鑑に載っている月の写真に近い見え方でした。コントラストも十分で、天体の見やすさにこだわりたい人にぴったりです。

検証④ 持ち運びのしやすさ

検証④ 持ち運びのしやすさ

最後は、持ち運びのしやすさを検証します。


鏡筒と三脚を合わせた重さを測定し、楽に持ち運べるかを確かめました。

約3.9kgと重すぎないうえに、専用ケースがついているのもうれしい

約3.9kgと重すぎないうえに、専用ケースがついているのもうれしい

鏡筒と三脚を合わせた重量は、約3.9kgです。今回検証した商品は4〜6kg程度のものが多かったので、比較的持ち運びやすいといえます。また専用ケースもついており、アウトドアにも役立つでしょう。

ビクセン スペースアイ700の詳細情報

ビクセン
スペースアイ700

おすすめスコア
4.47
天体望遠鏡3位/16商品
組み立てやすさ
4.66
天体導入のしやすさ
4.32
天体の見えやすさ
4.78
場所移動のしやすさ
4.00
収納時のコンパクトさ
3.40
スペースアイ700 1
スペースアイ700 2
スペースアイ700 3
スペースアイ700 4
スペースアイ700 5
最安価格
Amazonでタイムセール中!
22,000円
9%OFF
在庫わずか
参考価格:
24,200円
最安価格
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22,000円
9%OFF
在庫わずか
参考価格:
24,200円
光学形式屈折式
架台タイプ経緯台
倍率35倍、 117倍
ファインダー光学式ファインダー
微動ハンドルあり(フレキシブル)
スマホ撮影可能
口径
70mm
焦点距離
700mm
フリーストップ式
重量
約3.9kg

良い

    • 子どもでも組み立てやすく、持ち運びやすい軽さだった
    • 経緯台は微動対応のフリーストップ式で、柔軟に向きの調整ができた
    • 月の線も確認できるほど解像感が高く、色づきも不自然さはなかった

気になる

    • 扱いが難しい光学式ファインダーを採用しているため、初心者には不向き
分解能1.66秒
極限等級11.0等星
集光力100倍
自動追尾機能
自動導入機能
カメラとの接続可能(アダプター別売)
スマホホルダー付き
付属接眼レンズK20mm、 K6mm
全部見る

ビクセン スペースアイ700の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

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    21,780円

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    販売価格:23,914円

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    Shining Today
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最後に、細かな調節がしやすいほかの商品をご紹介します。


池田レンズ工業のリゲル60は、ファインダーの調節が不要ですぐに使えるのが便利です。微動ハンドルもスムーズに動き、鏡筒の向きを簡単に変えられました。月のフチに色づきが出ることもありますが、コントラストが高くメリハリのある見え方が楽しめます。


使いやすさで選ぶなら、スコープテックのアトラス60 天体望遠鏡セットもおすすめ。組み立て・微調整は誰にとっても難しすぎず、子どもでも楽に扱えるでしょう。月の細かな模様もはっきりと観察でき、天体の見やすさも問題ありません。

池田レンズ工業
リゲル60 スマホ撮影セットRIGEL-60

おすすめスコア
4.65
組み立てやすさ
5.00
天体導入のしやすさ
4.44
天体の見えやすさ
4.64
場所移動のしやすさ
4.79
収納時のコンパクトさ
3.40
リゲル60 スマホ撮影セット 1
リゲル60 スマホ撮影セット 2
リゲル60 スマホ撮影セット 3
リゲル60 スマホ撮影セット 4
リゲル60 スマホ撮影セット 5
リゲル60 スマホ撮影セット 6
最安価格
Amazonで売れています!
27,680円
在庫わずか
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27,680円
在庫わずか
光学形式屈折式
架台タイプ経緯台
倍率35倍、 117倍
ファインダーのぞき穴ファインダー
微動ハンドルあり
スマホ撮影可能
口径
60mm
焦点距離
700mm
フリーストップ式
重量
約3.0kg

良い

    • 説明書がなくても組み立てられ、子どもでも扱いやすいシンプルな構造だった
    • 経緯台は微動対応で、向きの微調整がしやすい
    • 本体重量は約3.0kgと、子どもでも運びやすい軽さだった

気になる

    • 月のエッジの色づきが不自然に感じることもあった
分解能1.93秒
極限等級10.7等星
集光力73.5倍
自動追尾機能
自動導入機能
カメラとの接続可能(アダプター別売)
スマホホルダー付き
付属接眼レンズK20mm、 F6mm
全部見る
リゲル60 スマホ撮影セット

池田レンズ工業 リゲル60をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

スコープテック
アトラス60 天体望遠鏡セット

おすすめスコア
4.70
組み立てやすさ
4.94
天体導入のしやすさ
4.65
天体の見えやすさ
4.78
場所移動のしやすさ
4.17
収納時のコンパクトさ
4.57
最安価格
38,900円
やや高価格
光学形式屈折式
架台タイプ経緯台
倍率40倍、 64倍、 133倍
ファインダーのぞき穴ファインダー
微動ハンドルあり(フレキシブル)
スマホ撮影可能
口径
60mm
焦点距離
800mm
フリーストップ式
重量
約4.5kg

良い

    • 全体的に使いやすく、子ども1人でも組み立てやすいつくりになっている
    • フレキシブルハンドルを採用し、手が短い子どもでも微動調整しやすい
    • 月の細かい模様が確認できるほど、コントラストがはっきりとしていた

気になる

  • 特になし
分解能1.93秒
極限等級10.7等星
集光力73.5倍
自動追尾機能
自動導入機能
カメラとの接続可能(アダプター別売)
スマホホルダー付き
付属接眼レンズK20mm、F12.5mm、Or6mm
全部見る
アトラス60 天体望遠鏡セット

スコープテック アトラス60 天体望遠鏡セットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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