お手頃価格でスチームもドライも使用できる、ニトリ スチーム・ドライ兼用 スチームアイロン ランス2 ES-2350。軽くて持ちやすいと評判です。しかし、「水がぽたぽた落ちてくる」といった口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ニトリ スチーム・ドライ兼用 スチームアイロン ランス2 ES-2350を含むスチームアイロン全16商品を実際に使って、仕上がりのよさ・立ち上がりのスピード・使いやすさ・安全性の高さを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
ニトリ スチーム・ドライ兼用 スチームアイロン ランス2 ES-2350は、シワがきれいに伸ばせる手頃なスチームアイロンを探している人におすすめ。1,000円台で手に入るリーズナブルな価格ながら、比較したほかの高価格帯の機種と遜色ないほどのきれいな仕上がりに。ワイシャツ・リネンパンツともに細かなシワも非常によく伸びました。
立ち上がりのスピードもトップレベルの34秒を記録。比較した全商品の平均値が62秒(※執筆時点)だったことをふまえると、かなりの早さです。忙しい朝にもサッと立ち上げて使用できるでしょう。
加えて、電源を切ってから冷めるまでの時間も約16分と比較した全商品のなかで最もスピーディ。上位モデルにあった収納ケースや台座はついていないものの、自立式のなかで選ぶなら安全性の高さは優秀です。
一方、シンプルな機能に限られているため、使いやすさはいまひとつ。むきだしの状態のコードが邪魔になったり、ダイヤル式で温度設定がしにくかったりと上位モデルには届かない一面も。一方で「水がぽたぽた落ちてくる」という口コミと同様の現象は、検証時には指摘されませんでした。
「軽くて持ちやすい」との評判どおり、軽量で小回りが利きやすい点は好印象。しかし、フッ素コーティングのかけ面は、比較したほかのセラミックや特殊素材よりもなめらかさで劣りました。仕上がり重視で手頃なスチームアイロンを探している人にはぴったりですが、より使いやすさを求めるならそのほかの商品もチェックしてみてくださいね。
今回ご紹介するのは、ニトリ スチーム・ドライ兼用 スチームアイロン ランス2 ES-2350。改めて、どんな魅力があるのか解説します。
「お、ねだん以上」でおなじみのニトリ。ユーザーニーズに寄り添った低価格かつ高品質な生活アイテムを幅広く手がけています。
ランス2 ES-2350は、スチーム・ドライモードが使用できる2wayタイプのスチームアイロン。1,000円台で手に入るお手頃価格でありながら、通常のスチームに加えて、パワースチーム・スプレー(霧吹き)を搭載しています。
アイロン台でプレスして使えるほか、ハンガーにかけたまま衣類スチーマーのように使える汎用性の高さが魅力。ワイシャツなどをパリッと仕上げたいときも、お出かけ前の部分的なシワ伸ばしにも役立ちますよ。
スチームアイロンは、アイロン台でプレスすることでガンコなシワまでしっかり伸ばせるのが特徴。一方、取り回しやすさに特化した衣類スチーマーは、ふんわりとした仕上がりが魅力です。どちらの良さも兼ね備えた本商品は、日常のさまざまな場面で用途に合わせて使用できるでしょう。
タンク容量は約170mL。かけ面には、布のすべりがよいフッ素樹脂コートが施されています。機能性はいたってシンプル。どんな人でも使いやすいベーシックなスチームアイロンです。
重量は約0.64kg・サイズは幅24×奥行10×高さ12.2cmと、一般的なスチームアイロンと比べてコンパクト。自立式なので、使用中や収納時に場所をとらないのもうれしいですね。
カラーはホワイト・ブラックの2色展開。どちらの色も無駄のないすっきりとしたデザインです。
まずは、仕上がりのよさの検証です。シワのついたワイシャツとリネンパンツをそれぞれアイロンがけ。1往復10秒とし、3往復した後のフロント・襟周り・袖周りのシワの残り具合をチェックしました。
結果は、どちらも跡を残さずきれいな仕上がりに。リネンパンツについたガンコなシワも非常によく伸び、ハイエンドモデルに劣らない性能を発揮。口コミには「水がぽたぽた落ちてくる」とありましたが、検証時に同様の現象は見られませんでした。
ワイシャツはまるでクリーニングに出したようなパリッとした仕上がりに。比較した商品のなかには細かなシワが残ったものもありましたが、襟周りまできれいにシワを伸ばせました。
上位機種と比べても遜色なく、同価格帯の商品のなかではトップレベルの性能を発揮。リーズナブルながらも、かなり満足できる仕上がりでした。
リネンパンツの仕上がりもかなりのもの。比較した商品のなかにはポケットなど布が重なっている箇所のシワを取りきれなかったものもありましたが、ポケット周りのシワも気になりません。
ワイシャツと同様に上位機種にも劣らないクオリティの高さで、普段着のシワも短時間ですっきりと伸ばせるでしょう。
続いて、立ち上がりのスピードを検証しました。温め完了のサインが出るまでの時間を計測したところ、トップレベルの34秒を記録。慌ただしいお出かけ前にもサッと取り出して使えそうです。
比較した全商品の平均値は62秒(※執筆時点)。高価格帯の機種でも1分程度かかるものが多かったことをふまえると、かなりスピーディな立ち上がりといえるでしょう。
次に、使いやすさ・安全性の高さの検証です。
使いやすさの検証では、給水や温度調節のしやすさ・かけ面の素材や形状・コードリール式かどうかなどに着目。加えて、冷めるまでのスピードや自動オフの有無についてもチェックし、安全性の高さを確認しました。
専用のカップが付属しており給水のしやすさは申し分なし。しかし、コードがむきだしの状態でついているため、使用時・収納時どちらもやや邪魔になりやすい印象です。比較したほかのコードレス・リール式タイプの商品には使いやすさで劣る結果でした。
取り回しのよさもいまひとつ。「軽くて持ちやすい」との評判どおり、0.64kgと軽量で小回りが利きやすい点は好印象です。しかし、フッ素コーティングのかけ面は、上位モデルのセラミックや特殊素材にはおよびませんでした。
加えて、ダイヤル式で温度設定がしにくい点も惜しいところ。比較した商品のなかには、持ち手のボタンを押すだけで簡単に温度が変えられるものもあったため、気になる人はそのほかの商品もチェックしてみてくださいね。
電源を切ってから冷めるまでの時間を測定したところ、180℃から45℃まで16分22秒と比較した全商品のなかで最もスピーディ。検証ではほとんどの商品が30分以内で下がりきりましたが、なかには1時間近く熱いままだったものもありました。
比較した上位モデルにあった収納ケースや台座はついていないものの、自立式のなかで選ぶなら安全性の高さは優秀といえるでしょう。
なお、自動オフ機能はついていません。うっかり切り忘れることがないよう注意して使ってくださいね。
最後に、使いやすさに優れたそのほかのスチームアイロンをご紹介します。
Panasonicのスチームアイロンはクリーニングのような仕上がりと使いやすさが魅力です。つるつるとしたかけ面でなめらかな取り回しやすさが高評価。素材に合わせてワンタッチで温度変更ができるなど、機能面も優秀です。収納ケース・コードリールつきで安全面への配慮も申し分ないでしょう。
取り回しのよさで選ぶなら、TOSHIBAのコードレススチームアイロンもおすすめ。先端が鋭く小回りが利きやすい形状が、ボタンや襟周りのシワもしっかりと伸ばしました。かけ面にはニッケルコートを採用しており、段違いのなめらかさを実現。オートオフ機能搭載で、切り忘れの心配もありません。
スチームアイロンの種類 | プレス・スチーム兼用 |
---|---|
最短立ち上がり時間(実測値) | |
立ち上がり時間 | 不明 |
温度調節方式 | 段階式 |
本体重量 | 約1.1kg |
スチームの連続持続時間 | 180秒 |
満水時の重量 | 不明 |
総重量(台座含む) | 約2kg |
かけ面の面積 | 170cm2 |
かけ面の素材 | ミラーマジ軽 |
水タンク容量 | 160mL |
水タンクのタイプ | カセット式 |
スチーム量 | 約13g/分 |
スチーム噴霧方式 | 連続噴射タイプ、ワンプッシュタイプ |
全方位対応 | |
かけ面の形状 | 左右対称型 |
脱臭機能 | |
コードの長さ | 1.4m |
除菌機能 | |
水漏れ防止機能 | |
本体幅 | 約11cm |
カセット式給水タンク | |
本体奥行 | 約23cm |
ハンガーショット機能 | |
本体高さ | 約13cm |
霧吹き機能 | |
消費電力 | 1400W |
重量(実測値) | |
最高温度 | 200℃ |
スチーム温度調節機能 | |
最低温度 | 120℃ |
コードリール式 | |
オートオフ機能 | |
温度調節機能 | |
コードレス | |
収納ケース付き | |
海外対応 | 不明 |
携帯可能 | 不明 |
特徴 | 不明 |
付属品 | スタンド |
パナソニック コードレススチームアイロン NI-WL706をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
かけ面の面積 | 約153cm2 |
---|---|
かけ面の素材 | ニッケル加工 |
コードレス | |
収納ケース付き |
良い
気になる
本体重量 | 0.95kg |
---|---|
水タンク容量 | 160mL |
かけ面の形状 | 平底型 |
コードの長さ | 1.4m |
水漏れ防止機能 | |
本体幅 | 10.3cm |
本体奥行 | 21.9cm |
ハンガーショット機能 | |
本体高さ | 12.3cm |
コードリール式 | |
オートオフ機能 | |
温度調節機能 | |
付属品 | 収納ケース、給電台座 |
東芝 コードレススチームアイロン TA-FDX950をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。