アタッチメントがついており、スチームがワイドに噴霧できると謳う衣類スチーマー、ツインバード ハンディーアイロン&スチーマー SA-4089G。「立ち上がりまでが速い」「蒸気が連続してたくさん出る」と評判です。しかし、「水を入れると少し重い」といった口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の衣類スチーマーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、衣類スチーマー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
立ち上がりの速さは28.76秒と、日常使いには十分なレベル。「立ち上がりまでが速い」との口コミほど速くはないものの、遅すぎることもなく、時間に余裕をもって起動すればそこまで気にならないといえます。ただし、上位機種には20秒以内に立ち上がったものも複数ありました。朝の出勤前やお出かけ直前に使うことが多い人は、ほかの選択肢も検討しましょう。
実際に使用したモニターからは袖や袖口のかけやすさが好評。先端が細く縦に長いかけ面に「袖全体にピタッとあてられた」「小回りが利きやすい」と好意的なコメントが相次ぎました。一方で、満水時は910gと重く、モニターから「腕が疲れる」との指摘が。「水を入れると少し重い」との口コミどおりだったので、より軽量で疲れにくいほかの商品もチェックしてくださいね。
ツインバード ハンディーアイロン&スチーマー SA-4089Gは、スチームアイロンとしても使える2WAYタイプです。付属のワイドスチームアタッチメントを使い、当て方を変えることで、デリケートな衣類にも使用しやすいと謳っています。
安心できる品質とタイムレスなデザインを売りにしている、家庭用家電を販売しているツインバードが展開。本商品のほかにもハンディーアイロンや、パンツプレスなどの衣類ケアアイテムを販売しています。
スチームの噴射方式は長押しタイプ。1回ボタンを押せばスチームがある程度の時間で続ける連続噴射型と違い、ボタンを押している間だけ噴射します。
温度調整は、低・中・高の3段階で、スチームは高温に設定した場合のみ使える設計。約20分間温度設定ボタンやスチームボタンの操作がないと、自動で電源が切れるオートオフ機能つきです。
付属品はワイドスチームアタッチメント・計量カップ・スチーム用ミトン・収納袋。ワイドスチームアタッチメントをつけることで、スチームをより広範囲に噴射可能です。スチーム用ミトンをつけると、袖口などの細かな部分でも手で衣類を引っ張りながらスチームを当てられますよ。
今回はツインバード ハンディーアイロン&スチーマー SA-4089Gを含む、衣類スチーマー全23商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初に、仕上がりのよさの検証です。
洗濯・脱水したシャツに1往復20秒の速さで3往復スチームをかけ、シワがどの程度伸ばせているかをチェックしました。
比較したものには細かいシワまでしっかり伸ばせず、仕上がりがいまひとつだった商品もありました。対して本品は細かいシワもほとんど除去できたため、仕上がりのよさにこだわる人におすすめといえるでしょう。
比較したなかには3往復あてただけではシワの濃さが変わらなかった商品も。対してこちらは3往復でもおおむねシワが伸びたため、よりじっくりあてればほとんどのシワが気にならなくなるでしょう。
次に、かけやすさの検証です。
30~50代の女性モニター5人が実際に使用して、負担なくかけられるかをチェック。腕や手首の疲れにくさ・袖や袖口へのかけやすさの2つを確かめました。
<腕・手首の疲れにくさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したところ、かけやすさでモニターから高評価だったものはスチームが全方位対応の商品でした。本品は全方位対応ではありませんが、大きめのボディに反して小回りが利きやすく、細かい部分にもあてやすいでしょう。
<袖・袖口のかけやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
その結果、スチームは13分15秒も出続け、高評価を獲得。比較したなかには6分ほどでスチームが切れた商品もあったのに対し、「蒸気が連続してたくさん出る」という口コミどおりです。
比較したところ、本品のように10分以上スチームが出せるものは、長時間使えて細かいシワまでしっかり伸ばしやすい傾向でした。じっくりあてて清潔感のある仕上がりにしたいときも、複数の衣類にサッとスチームをあてたいときにも重宝するでしょう。
その結果、28秒76で使用可能になり、立ち上がりの速さは許容範囲といえるレベル。比較した全商品の平均26.77秒(※執筆時点)にわずかに届かなかったものの、極端に遅いわけではありません。時間に余裕のあるときに使用するならそこまで気にならないでしょう。
とはいえ、比較したなかにはわずか13秒ほどで立ち上がったものも。それらと比べると「立ち上がりまでが速い」との口コミどおりとはいえません。忙しい朝に使いたい人は早めに電源を入れておくか、より立ち上がりが速かったほかの商品を検討してくださいね。
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ツインバード ハンディーアイロン&スチーマー SA-4089Gは、衣類の端を少し引っ張りながら、なでるようにスチームをかけることできれいに仕上がります。深いシワの場合は、スチーマーを衣類に近づけて、長めに当ててみましょう。
デリケートな衣類に当てる場合は、衣類から離してスチームをかけます。毛足の長いコートは、スチームを当てた後に、ブラシで軽くとかして毛の流れを整えましょう。
また、公式サイトやAmazon・楽天市場など大手ECサイトからも購入できます。値段は、税込16,500円(※執筆時点・公式サイト参照)。ECサイトではキャンペーンなどでお得に購入できる場合もあります。ぜひよりお得に購入できるサイトを探してみてくださいね。
最後に、より軽量で長時間使いやすい衣類スチーマーをご紹介します。
パナソニックの衣類スチーマーNI-FS790は、水を入れても790gと軽く小回りが利きやすいのが魅力。どの角度からでもスチームが出るので、腕や手首に負担のない持ち方で使えました。立ち上がりまでの時間も16.45秒とかなりスピーディ。3往復で大半のシワが伸ばせたため、忙しい朝に使用したい人にも心強いアイテムです。
パナソニックの衣類スチーマー NI-FS70Aも、軽量で握りやすくスムーズなかけ心地が魅力。満水時の重量は790gと長時間使っても疲れにくいうえ、360度スチームが出るため楽な角度であてられました。わずか17.5秒で立ち上がるのでお出かけ前にサッと使いたい人にもうってつけ。シャツのシワもおおむねきれいに伸ばせました。
スチームアイロンの種類 | プレス・スチーム兼用 |
---|---|
最短立ち上がり時間(実測値) | 16.45秒 |
立ち上がり時間 | 16秒45 |
温度調節方式 | 段階式 |
本体重量 | 0.67kg |
スチームの連続持続時間 | 874秒 |
満水時の重量 | 0.79kg |
総重量(台座含む) | 0.765kg |
かけ面の面積 | 約45cm2 |
かけ面の素材 | セラミック素材 |
水タンク容量 | 115mL |
水タンクのタイプ | 一体型 |
スチーム量 | 平均約15g/分 |
スチーム噴霧方式 | 長押しタイプ |
種類 | スチームアイロン、ドライアイロン、衣類スチーマー |
全方位対応 | |
かけ面の形状 | 左右対称型 |
タイプ | ハンディタイプ |
脱臭機能 | |
かけ面の形状 | 左右対称型 |
コードの長さ | 2.5m |
除菌機能 | |
水漏れ防止機能 | |
本体幅 | 8.0cm |
カセット式給水タンク | |
本体奥行 | 16.5cm |
ハンガーショット機能 | |
本体高さ | 13.0cm |
霧吹き機能 | |
消費電力 | 950W |
重量(実測値) | 不明 |
最高温度 | 約160℃ |
スチーム温度調節機能 | 不明 |
最低温度 | 約110℃ |
コードリール式 | |
オートオフ機能 | |
温度調節機能 | |
水タンク容量 | 約115mL |
スチーム量 | 平均約15g/分 |
コードレス | |
スチーム持続時間 | 10分49秒 |
コードレス | |
収納ケース付き | |
海外対応 | |
携帯可能 | |
水もれ防止機能 | |
折りたたみ可能 | |
オートオフ機能 | |
特徴 | |
付属品 | スタンド、専用カップ |
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS790の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
スチームアイロンの種類 | 不明 |
---|---|
最短立ち上がり時間(実測値) | 不明 |
立ち上がり時間 | 17秒50 |
温度調節方式 | 段階式 |
本体重量 | 0.69kg |
スチームの連続持続時間 | 不明 |
満水時の重量 | 0.79kg |
総重量(台座含む) | 約0.775kg |
かけ面の面積 | 約52cm2 |
かけ面の素材 | チタン |
水タンク容量 | 約115mL |
水タンクのタイプ | 一体型 |
スチーム量 | 平均約13g/分 |
スチーム噴霧方式 | 長押しタイプ |
種類 | 衣類スチーマー |
全方位対応 | |
かけ面の形状 | 左右対称型 |
タイプ | ハンディタイプ |
脱臭機能 | 不明 |
かけ面の形状 | 左右対称型 |
コードの長さ | 2.5m |
除菌機能 | 不明 |
水漏れ防止機能 | |
本体幅 | 8.0cm |
カセット式給水タンク | |
本体奥行 | 16.5cm |
ハンガーショット機能 | |
本体高さ | 13.0cm |
霧吹き機能 | |
消費電力 | 950W |
重量(実測値) | 不明 |
最高温度 | 約160℃ |
スチーム温度調節機能 | 不明 |
最低温度 | 約110℃ |
コードリール式 | |
オートオフ機能 | |
温度調節機能 | |
水タンク容量 | 約115mL |
スチーム量 | 平均約13g/分 |
コードレス | |
スチーム持続時間 | 12分35秒 |
コードレス | |
収納ケース付き | |
海外対応 | 不明 |
携帯可能 | 不明 |
水もれ防止機能 | 不明 |
折りたたみ可能 | |
オートオフ機能 | |
特徴 | |
付属品 | スタンド、専用カップ |
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS60Aの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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