シミや赤みの改善などに効果が期待できる、IPL光治療器のルメッカ。しかし、自分の肌悩みにアプローチできるのか、デメリットはないのかと気になって、治療を受けるか迷っている人もいるでしょう。
そこで今回は、ルメッカはどんな効果が期待できるのか解説します。メリット・デメリットも解説するので、参考にしてくださいね。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。
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選び方に記載した効果および副作用等のリスクは一般的なものです。ご利用の際は各クリニックのホームページなどをご確認ください。
ルメッカは、InMode社が開発した光治療器です。さまざまな肌悩みに働きかけられるので、それぞれチェックしましょう。
ルメッカは、濃いシミやそばかすにとくに効果的な光治療です。特定の波長域の光エネルギー(IPL)を肌に当てることで、シミやそばかすの原因となるメラニン色素にピンポイントで反応し、熱をくわえて破壊します。
従来のIPL機器と比べて出力が高いのも特徴的。より効率的にアプローチできるため、薄いシミや隠れシミへの効果にも期待できます。
肌全体のくすみを改善したい人にもおすすめの施術です。くすみの原因となるメラニン色素へアプローチし、肌のターンオーバーも促進されるため、肌全体のトーンアップに期待できますよ。
ルメッカのIPL(光エネルギー)は、肌の内側を刺激してコラーゲンの生成を促進させる働きがあります。肌の弾力がアップするため、たるんだ毛穴が引き締まりなめらかな肌を目指せますよ。
肌の引き締め効果を高めたい人は、ポテンツァやピーリングと併用するのもおすすめです。
ルメッカは、赤ら顔の改善にも効果的とされています。
赤ら顔は、顔の毛細血管が拡張することで、肌の表面から血管が透けて見える状態です。ルメッカの光エネルギーには、赤い色素を持つ血液中のヘモグロビンに吸収されやすい波長も含まれており、拡張した毛細血管に直接働きかけることができます。
そもそも肌のハリや弾力は、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの量と質に大きく左右されるもの。ルメッカの熱刺激によって真皮層に働きかけ、コラーゲンの生成を促すことで内側からハリと弾力をアップさせます。
目元の小じわやほうれい線が目立ちにくくなり、若々しい印象を目指せますよ。たるみやシワ改善の効果を高めたい人は、ハイフとの併用も検討するとよいでしょう。ただし、併用する場合は一定期間空けることが大切です。医師の指示に従い施術を受けてください。
従来のIPL施術では5~8回ほどで効果を実感する人が多いのに対し、ルメッカは1回で効果を感じられる場合も。高出力で照射できるので、効率的に治療を進められますよ。
パチンと弾かれるような刺激は感じることがあるものの、痛みが少ないので基本的に麻酔は使用しません。痛みが苦手でレーザー治療をためらっていた人も挑戦しやすいといえます。
定期的に治療を続けることで、美肌効果をより長く保てるのもメリットです。
ルメッカは1回でも効果を実感しやすい施術ですが、継続的に照射すると肌のターンオーバーが正常化されます。コラーゲンの生成を促し、隠れシミの除去にも期待するなら、5回程度は施術を受けるのがおすすめです。
肝斑とは、主に頬に現れる薄茶色のシミのこと。左右非対称で輪郭ははっきりしていません。ADMは、両頬や下まぶたに現れる後天性のシミです。グレーや褐色のくすんだ色をしていますが、肝斑と併発している場合もあります。
ルメッカは肝斑を悪化させる可能性もあるので、肝斑が疑われる場合はほかの治療を検討しましょう。肝斑やADMによるシミが気になる人は、レーザー治療を検討するのがおすすめです。
人によっては、施術時に痛みを感じることがあります。ほかのレーザー治療よりは痛みを感じにくい傾向はあるものの、痛みに敏感な人だと不快に感じるかもしれません。
ルメッカは強い出力で光を照射するため、輪ゴムでパチンと弾かれるような刺激を感じます。施術時は冷却ジェルや冷却機能で冷やしますが、不安がある場合は医師へ事前に相談しましょう。
数日~1週間程度は、赤み・腫れ・かさぶた・かゆみなどの副作用も起きる場合があります。施術後は肌が敏感な状態なので、紫外線対策や保湿ケアを忘れずに行ってくださいね。
ルメッカは安全性の高い治療とされていますが、稀に皮膚症状が悪化する場合があります。
光線過敏症やアトピー性皮膚炎の既往歴がある人は、必ず医師に伝えましょう。
ルメッカは肌の浅い層にあるシミ・そばかす・色素沈着に、ピコトーニングは肝斑や肌の深い層にあるシミに適した治療です。どちらもシミやくすみなどの治療に用いられるレーザー治療ですが、アプローチできる肌悩みは異なります。
<ルメッカ>
肌悩みによってはルメッカとピコトーニング、両方を組み合わせる治療が適している場合もあります。医師によるカウンセリングを受け、相談して決めましょう。