さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の強力両面テープとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、強力両面テープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
カインズ 手で切れる強力両面テープは、屋内外問わず強力に粘着できる商品をお探しの人におすすめです。実際に使ったところ、木を除く4つの素材では金属プレートをしっかり固定できました。比較した商品には500gの段階で剥がれたものもあったのに対し、金属・プラスチックは7.5kg、ガラスは6.5kg・タイルは9.5gと優れた粘着力を発揮しています。
持続力も上々。1kgの重りを吊るして1日放置し、さらに重りを加えても9kgの重さまで剥がれませんでした。比較した商品には、1日放置後に重りを加えた時点で剥がれるものも。対してこちらはある程度重さがあるものでも、長時間貼りつけられるでしょう。
寒さへの耐性も十分です。金属パーツを各商品で貼りつけて定着させた金属板を-18℃の冷凍庫に1時間半放置した後に重りを加えたところ、9.5kgまで耐えました。比較した商品の平均5.9g(※執筆時点)を大きく上回り、トップクラスの評価を得ています。
水にも強く、濡れた状態でも6kgの負荷に耐えられるほど。比較した商品には水からあげた瞬間に剥がれたものもあったのに対し、耐久性の差は歴然です。耐熱性にも優れ、冷温庫に入れた後も5.5kgまでクリア。高評価の基準とした5.0kgを上回っており、夏場の車内(約60℃)でドライブレコーダーを固定するのにも使えるでしょう。
さまざまな素材に使えて、水・熱・寒さにも強い一品です。商品名にあるように、ハサミを使わず手で切れる工夫もうれしいポイント。効率よく貼りつけ作業を進めたい人にもよいでしょう。唯一木材の貼りつけは苦手だったので、使いたい素材に合わせてほかの商品もチェックしてみてください。
強力両面テープのメリットは、接着剤やネジを使わずに壁や車内にものを貼りつけられること。キッチン用品やポスト・重たい看板など、さまざまなモノを固定するのに役立ちます。
今回ご紹介するカインズ 手で切れる強力両面テープは、商品名にあるように手で切れるのが特徴です。切れ目が入っているので、ハサミを用意しなくても貼りつけ作業ができます。
販売しているのは、関東を中心に多くの店舗を構えるホームセンター、カインズ。プライベートブランドの商品を幅広く展開しており、今回ご紹介するのもそのひとつです。
カラーは白1色で、厚みは1.2mm。サイズは幅1.9cm×全長1.5mで、19mm間隔で切れ目があります。粘着剤はアクリル系を採用しており、金属・軟質/硬質塩化ビニール・ガラス・内装タイル・硬質ゴム・ポリエチレン・ポリプロピレン・木など、幅広い素材に使用できます。
接着後の使用可能温度は-20~80℃。屋内外問わず使えるとしています。
今回は、カインズの手で切れる強力両面テープを含む強力両面テープ34商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、接着力の検証です。
5つの被着材に各商品で金属パーツを貼りつけ、定着させるために3日間放置。3日後に金属パーツに重りを吊るし、それぞれの被着材において剥がれた時点の重さの平均を算出しました。
<使用した5つの被着材>
金属・プラスチック・ガラス・木材・タイル
実際に試すと、木を除く4つの素材はしっかり接着。金属・プラスチックは7.5kg、ガラスは6.5kg、タイルは9.5gの負荷まで耐えました。木の貼りつけには不向きですが、とくに金属とプラスチックは相性がよいといえます。
持続力も上々。1kgの重りを吊るしたまま1日放置後に重りを加えても、9kgの重さに耐えました。比較したなかには、1日放置後に重りを加えた時点で剥がれるものもあったのに対し、粘着力が長く続くといえます。
なお、比較した商品のなかで粘着力が高い傾向があったのは、本商品と同じくアクリル系の粘着剤を使用したものでした。重たいものを貼りたい人は、PUゲルよりもアクリル系を選びましょう。
続いて、耐水性・耐熱性・耐寒性の検証です。
金属板に各商品で金属パーツを貼りつけ、定着させるために3日間放置。耐水性は水に沈めて1時間、耐熱性は60℃に設定した冷温庫に入れて1時間半、耐寒性は冷凍庫に入れて1時間半放置した後に重りを加え、粘着が持続しているかをチェックしました。
水につけた後も、6kgの負荷まで耐えました。水につける前の9kgからやや弱まったとはいえ、比較した商品には水からあげた瞬間に剥がれたものもありました。重たいものを貼りつけるのでなければ、雨のあたる屋外でも使いやすいでしょう。
耐熱性も十分で、冷温庫に入れた後も5.5kgの負荷に耐えました。
こちらも冷温庫に入れる前の9kgの負荷よりはやや落ちたものの、高評価の基準とした5.0kgはクリア。比較した商品には1.5~2.0kgで剥がれ始めたものもありましたが、本品なら夏場の車内(約60℃)でもドライブレコーダーをしっかり固定できるでしょう。
耐寒性は非常に高く、-18℃の冷凍庫に1時間半放置したあとは粘着力がアップしました。比較した全商品の平均5.9g(※執筆時点)を大きく上回る9.5kgの重さに耐え、トップクラスの評価を得ています。冷凍庫に入れる前の9.0kgより重たい負荷に耐えられており、寒さに強いといえるでしょう。
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ここでは、一度粘着させた強力両面テープの剥がし方をご紹介します。方法は下記の2とおりです。
1つ目は、ヒートガンやドライヤーで温める方法。テープに高熱を加えて粘着剤の表面を凹凸にすることで、剥がれやすくします。
2つ目は、強力粘着剤はがしを使う方法。貼りつけたものとテープの間にスプレーを吹きつけ、時間を置いてから、ヘラなどの薄くて硬いものを使ってテープを剥がしましょう。
最後に、どんな素材にもしっかり接着できた商品をご紹介します。
木材にも使用したいなら、晴和 EONjOY PITARUがおすすめです。比較した多くの商品が苦手とした木材にもしっかり貼りつき、8.5kgの重さに耐えました。水・熱・寒さにも強く、屋外でも活躍します。革や大理石など幅広い素材に使用でき、貼って剥がせるのも便利なポイントです。
粘着力で選ぶなら、ニトムズ 一般材料用 超強力両面テープがおすすめです。どの素材も強力に接着できますが、とくに金属とタイルの相性は良好。定着して3日後の耐荷重は13kgと、比較したなかでもトップクラスでした。-20~60℃でも10kg以上の負荷に耐えたので、過酷な環境でも使用しやすいですよ。
幅 | 3cm |
---|---|
全長 | 2m |
厚さ | 2mm |
接着可能な素材 | 木、大理石、ガラス、タイル、プラスチック、金属、布、革など |
粘着剤 | アクリル系、ゴム系 |
色 | 透明 |
良い
気になる
晴和 PITARUをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 1.2cm |
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全長 | 5m |
厚さ | 1.3mm |
接着可能な素材 | 金属、セラミック、タイル、プラスチック、紙 |
粘着剤 | アクリル系 |
色 | 黒 |
良い
気になる
ニトムズ 一般材料用 超強力両面テープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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