自動車用の両面テープとして販売されているTeenitor 超強力両面テープ。インターネット上では、「すごく強力で使いやすい」と評判です。しかし、「思ったほど粘着力がない」という気になる口コミもみられ、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Teenitor 超強力両面テープを含む全19商品を実際に使って、粘着力・耐水性・耐熱性・耐寒性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
Teenitor 超強力両面テープは、車のカスタムが趣味という人におすすめです。実際に金属パーツを商品で貼り付け重りを吊るした検証では、金属とガラスは5kgまで耐えました。プラスチックはとくに相性がよく、比較した商品の約2割しか耐えられなかった8kgをクリア。車のパーツに多い素材に強く、カスタムを自由に楽しめるでしょう。
木材やタイルも耐荷重3kgと十分です。とくに木材はどの商品も苦戦しており、耐荷重3kgを超えたものは全体の約2割。1kgの重りを24時間吊ったあとの耐荷重も4kgと、全体的に安定した粘着力でした。
厳しい環境でも粘着力はあまり落ちません。金属板に金属パーツを貼り付ける検証では、水に浸したあとの耐荷重が4.7kg、60℃で加温した後が5kg、冷凍庫で冷やした後が8.5kgという結果に。「思ったほど粘着力がない」との口コミがありましたが、水回りや屋外での使用にも向いています。
厚さ1mmと薄いうえに、カラーがグレーと目立ちにくいのもうれしいポイント。幅も1cmと狭いので、小物にも貼りやすいですよ。きれいに剥がせるという特徴もあり、さまざまな用途に使えるでしょう。もっと粘着力の強いものがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそも強力両面テープは、接着剤やネジを使わずにものを固定したいときに便利なアイテム。接着面の素材に合わせた専用タイプ、いろいろな素材に使える多用途タイプ、耐熱性の高いタイプなど、さまざまな商品が販売されています。
Teenitor 超強力両面テープは、カーディーラーや修理業者などプロも使っているという商品です。強力な粘着力で、車の内外装材やアクセサリーの貼り付け、ドライブレコーダー・ETCなどの設置などの接着に便利。剥がしやすくて糊残りも少ないと謳われています。
カラーはグレー。厚みは1mm、サイズは幅10×長さ10mです。
屋内・屋外どちらでも使用可能で、使用温度範囲は-30℃~150℃。耐候性・耐油性にも優れていると説明されています。
今回は、Teenitor 超強力両面テープを含む19商品を実際に用意して、比較検証レビューしました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、粘着力の検証です。以下のA・B2つの条件に基づき、それぞれ平均の耐荷重を算出。いずれも耐荷重5kg以上を高評価としました。
<準備>
5種類の被着材(金属・プラスチック・ガラス・木材・タイル)に強力両面テープで金属パーツを貼りつけ、定着するまで3日間放置する。
<条件A:定着直後の粘着力>
①準備した被着材を椅子に固定し、0.1〜1.5kgの重りを、軽いものから順番に金属パーツに吊るしていく。
②各被着材の金属パーツが剥がれたときの荷重から平均を算出する。
<条件B:定着から1日後の粘着持続力>
①条件Aと同様に準備した被着材に、1kgの重りを吊るしてさらに24時間放置。
②①の状態のまま、条件Aと同様の検証を行う。
定着直後の平均耐荷重は、高評価ラインの5kgをやや下回る4.8kgでした。木材・タイルは3kgと素材によってバラつきがみられ、素材を問わず強力な粘着力を発揮した上位商品の評価には一歩届きませんでした。
しかし、プラスチックに対しては8kgと高い粘着力を示し、金属・ガラスも5kgをクリア。
高い粘着力が特徴のアクリル系粘着剤を使用しており、どの素材でも一定以上の粘着力を持っていますが、とくに車のパーツに多いプラスチック系に強いことがわかりました。
1kgの重りをつけて24時間放置したあとの耐荷重も4kgと良好な結果に。比較した半数以上が1日で剥がれていたなか、持続力があります。ある程度重さのあるものでも長時間しっかり保持できるでしょう。
厚さが1mmと薄く、カラーもグレーで目立ちにくいのもうれしいポイント。車のカスタムにはぴったりのアイテムです。
以下の検証条件に基づき、粘着力と同様に評価付けしています。
<耐水性の検証条件>
①金属板に両面テープで金属パーツを貼り付けたものを用意し、3日間放置する1時間水に浸したあとの耐荷重は4.7kg。5kgには届きませんでしたが、比較した商品の平均程度(※執筆時点)という良好な結果です。
多少濡れても重量物でなければ十分に保持できるので、玄関の表札やキッチンアイテムの設置などには問題なく使用できるでしょう。
60℃で1時間半加温したあとの耐荷重は5kgと、優秀な結果に。商品によっては2kg程度しか耐えられないものもありましたが、こちらは車向けのアイテムというだけあって暑さにも耐えられます。
車のボディは炎天下では非常に熱くなり、車内温度も50℃を越えるため、耐熱性に優れた本商品はぴったりといえるでしょう。最高使用温度は150℃とされているので、かなり高温になる夏場の車内でも使えそうです。
冷凍庫で1時間半冷却したあとの耐荷重は8.5kgで、こちらも高評価に。8kgを越えたものは比較したうちの2割程度だったため、耐寒性はかなり優秀といえるでしょう。
最低使用温度は-30℃と、寒冷地の真冬でも使用できるレベルです。耐候性に優れたアイテムなので、車だけでなく屋外全般での使用に向いていますよ。
とくに、接着面に油分があると粘着力が十分に発揮されず、すぐ剥がれてしまうことも。きれいに見えても事前に接着面をアルコールなどで拭き、しっかり汚れを取りましょう。
素材との相性も重要なので、使用前にパッケージの説明をよく確認してくださいね。
Teenitor 超強力両面テープは、粘着力が高いうえに剥がしやすいのが特徴です。剥がれにくかったり接着面にのりが残ったりしたときは、以下のような方法で剥がしましょう。
①ドライヤーなどで加熱する
粘着剤が緩んで剥がれやすくなります。
②市販のシール剥がし剤を使用する
接着部分に染み込むようにスプレーまたは塗布してしばらく置き、プラスチック製のヘラなどを使って剥がしましょう。
最後に、それぞれ違った魅力を持つ商品をご紹介します。
目立ちにくさと粘着力どちらも重視するなら、スコッチ 超強力両面テープ 透明素材用がぴったり。テープが透明なのでガラスやアクリル板に使っても目立ちません。素材5種類に対する平均耐荷重は5.4kgと高評価を獲得しました。水濡れや気温の変化にも強く、屋内外問わず使い勝手のよいアイテムです。
幅 | 1.5cm |
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全長 | 10.0m |
厚さ | 0.75mm |
接着可能な素材 | ガラス、タイル、木、各種車体のネームプレート、カーアクセサリーの固定、内装材(化粧合板)などの仮止め |
基材 | 発泡ブチルゴム |
粘着剤 | アクリル系 |
種類 | 多用途 |
色 | 黒 |
形状 | ロールタイプ |
はがせる | |
再利用可能 | |
カッター付き | |
カッター不要 | 不明 |
メモリ付き | |
耐熱性 | |
防水加工 | |
屋外使用可能 | |
強力タイプ |
ニトムズ 強力両面テープ No.541 J0910をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 1.2cm |
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全長 | 4.0m |
厚さ | 1.0mm |
接着可能な素材 | ガラス、アクリル樹脂、プラスチック(軟質塩化ビニール、ポリエチレン、ポリプロピレンを除く)、内装タイル |
基材 | アクリルフォーム |
粘着剤 | アクリル系 |
種類 | 多用途 |
色 | 透明 |
形状 | ロールタイプ |
はがせる | |
再利用可能 | |
カッター付き | |
カッター不要 | 不明 |
メモリ付き | |
耐熱性 | |
防水加工 | |
屋外使用可能 | |
強力タイプ |
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