3M ハイタック両面接着テープ 9712の口コミ・評判は？実際に使ってメリットとデメリットをレビュー

木材・金属・プラスチック・ガラス・タイルの5つの素材に金属パーツを貼りつけて重りを垂らした結果、木材以外は10kg以上の負荷をかけられました。とくに金属と金属を貼りつけたときの粘着力が高く、最大17kgの重りに耐えています。

比較した商品ではどの素材でも10kg以上の負荷に耐えたものはごくわずかで、トップクラスの粘着力を発揮。車用のアクセサリーからドアストッパー・表札など、ずっしりしたものも強力に接着できるでしょう。

検証結果の詳細は以下のとおりです。

＜耐えられた負荷＞

1. 金属：最大17kg
2. プラスチック：最大14kg
3. ガラス：最大13kg
4. 木：最大7kg
5. タイル：最大14kg

粘着力の持続性が高いのも魅力。金属板に金属パーツを貼って3日放置し、さらに1kgの重りをつけて1日放置してから少しずつ負荷をかけていくと、最大13kgまで耐えられました。

比較した商品の多くは6〜7kg程度で落下していたことを思うと、粘着力が長続きするといえます。本商品の粘着剤はアクリル素材で、PUゲル素材を使った商品よりも剥がれにくいのが持ち味ですよ。

ちなみに、強力粘着テープは貼りつけてから徐々に粘着力が高まります。貼ったあとは3日程度放置して粘着力を定着させましょう。

水に強い点もメリットの1つ。金属パーツを貼った金属板を1時間水に沈めてから粘着力を検証したところ、12kgの重りをかけるまで粘着力が続きました。

比較したほかの商品は平均5.3kg（※執筆時点）で落下しており、本商品の粘着力の高さが際立っています。水回りや屋外で使いたい人にとって頼りになる一品といえるでしょう。

熱で変質しにくい点も見逃せません。金属パーツをつけた金属板を60℃に設定した冷温庫に入れてから粘着力を検証すると、最大13kgまで耐えられました。ほかの商品の平均5.3kg（※執筆時点）を上回っており、高評価を獲得しています。

直射日光の影響を受けにくいといえるので、庭や網戸など日当たりのよい場所で活躍しそうです。

金属板を冷凍庫に1時間半入れてから粘着力を検証した際の記録は、最大17kg。比較したほかの商品の平均6.4kg（※執筆時点）の2倍以上の強度を示しており、低温下でも影響を受けにくいとわかりました。

どんな気候・場所でも粘着力が衰えないので、1つあると重宝しますよ。